センコーグループホールディングス

センコーグループホールディングス、2026年3月期は増収増益 2027年3月期も増収増益を予想

決算サマリー 2026.08.14
センコーグループホールディングス、2026年3月期は増収増益 2027年3月期も増収増益を予想

※本記事はセンコーグループホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

センコーグループホールディングスの2026年3月期連結業績は、売上高899,620百万円(前期比+5.3%)、営業利益36,996百万円(+5.9%)、経常利益35,242百万円(+4.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益19,320百万円(+3.8%)となり、23期連続の増収、17期連続の経常増益を達成した。人件費や仕入コストが上昇したものの、拡販、料金・価格改定、M&Aの寄与により増収増益を確保した。

対計画では、売上高が計画比+0.2%、営業利益が計画比△0.0%、経常利益が計画比+0.7%、当期純利益が計画比+0.6%となり、ほぼ計画線での着地となった。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上高は854,550百万円から899,620百万円(+5.3%)、営業利益は34,946百万円から36,996百万円(+5.9%)、経常利益は33,767百万円から35,242百万円(+4.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益は18,610百万円から19,320百万円(+3.8%)へといずれも増加した。

項目2025年3月期(前期)2026年3月期(当期)前年同期比
売上高854,550百万円899,620百万円+5.3%
営業利益34,946百万円36,996百万円+5.9%
経常利益33,767百万円35,242百万円+4.4%
親会社株主に帰属する当期純利益18,610百万円19,320百万円+3.8%

セグメント別業績の概要

5事業セグメントのうち、物流事業、商事・貿易事業、ライフサポート事業、ビジネスサポート事業の4事業は増収増益となった一方、プロダクト事業は減収ながら営業利益は増益となった。売上高構成比は物流事業が63.9%、商事・貿易事業が21.5%を占める。

セグメント売上高(当期)前年同期比営業利益(当期)前年同期比
物流事業5,744.2億円+4.3%340.6億円+5.2%
商事・貿易事業1,929.5億円+8.4%36.7億円+26.3%
ライフサポート事業685.0億円+8.7%18.8億円+61.9%
ビジネスサポート事業175.6億円+13.3%27.3億円△4.0%
プロダクト事業457.6億円△2.9%6.6億円+115.0%
セグメント別業績の概要
出典:センコーグループホールディングス 2026年3月期決算説明資料 P.7

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期の連結業績予想は、売上高1,020,000百万円(前年同期比+13.4%)、営業利益43,000百万円(+16.2%)、経常利益39,300百万円(+11.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益23,400百万円(+21.1%)を見込む。拡販、M&A、料金価格改定、合理化・効率化等を推進し、24期連続増収、18期連続経常増益を見込むとしている。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)前年同期比
売上高899,620百万円1,020,000百万円+13.4%
営業利益36,996百万円43,000百万円+16.2%
経常利益35,242百万円39,300百万円+11.5%
親会社株主に帰属する当期純利益19,320百万円23,400百万円+21.1%
2027年3月期業績予想【通期】
出典:センコーグループホールディングス 2026年3月期決算説明資料 P.20

セグメント別業績予想

2027年3月期は、M&Aの連結寄与などにより物流事業が売上高6,672.1億円(+16.2%)、営業利益384.4億円(+12.9%)を見込むなど、5事業セグメントすべてで増収増益を予想する。合計では売上高1兆200億円(+13.4%)、営業利益430.0億円(+16.2%)を計画する。

セグメント売上高(予想)前年同期比営業利益(予想)前年同期比
物流事業6,672.1億円+16.2%384.4億円+12.9%
商事・貿易事業2,102.4億円+9.0%40.7億円+10.9%
ライフサポート事業743.6億円+8.6%17.4億円△7.4%
ビジネスサポート事業197.3億円+12.3%31.8億円+16.5%
プロダクト事業480.7億円+5.0%10.9億円+65.2%

株主還元

2026年3月期の年間配当金は50円(予定)、配当性向は44.0%。2027年3月期は年間配当金56円(予想)、配当性向40.1%を計画する。また2026年3月期は、自己株式の取得に85.0億円、配当金の支払に84.1億円を充てた。

配当の状況
出典:センコーグループホールディングス 2026年3月期決算説明資料 P.60

M&Aの推進状況

物流事業では株式会社丸運(2026年4月~連結)、Total Fresh Connection Pte Ltd(2026年4月~連結)などをグループ化。商事・貿易事業では株式会社ベリテ(2025年10月~連結)、ライフサポート事業では株式会社クリーンスター(2026年1月~連結)、ビジネスサポート事業では東宝総合警備保障株式会社(2025年10月~連結)などを連結子会社化した。低温物流事業を手掛けるUmiosロジ株式会社についても親会社Umios株式会社より株式51%を取得し、2026年10月(予定)からの連結を見込む。

M&Aの推進状況
出典:センコーグループホールディングス 2026年3月期決算説明資料 P.38

中期経営計画/トピック

資本コストや株価を意識した経営として、株主資本コスト(8%程度)を上回るROE目標10%以上を設定。2026年3月期のROICは4.5%で、営業利益率4.5%以上、配当性向目標40%を掲げる。中計期間(2022年4月~2026年3月)の投資実行額は、設備投資計画2,000億円に対し1,864億円、戦略投資計画900億円に対し861億円。ガバナンス強化では、取締役任期を2年から1年に短縮するとともに独立社外取締役を1名増員する方針で、2026年定時株主総会に付議予定としている。

※本記事はセンコーグループホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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