※本記事はエリアクエストが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
エリアクエストが公表した2026年6月期(2025年7月1日~2026年6月30日)の連結決算短信によると、売上高は2,521百万円(前期比1.8%増)、営業利益は276百万円(同4.9%減)、経常利益は243百万円(同29.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は129百万円(同15.2%増)となった。年間配当金は4円と前期の3円から増配し、2027年6月期も4円を予定している。
連結業績(2026年6月期 実績)
短信によると、国内経済は雇用環境の改善や省力化推進による設備投資の増加などにより底堅く推移したものの、為替相場の変動、ロシア・ウクライナ紛争の長期化、中国市場の低迷、中東情勢に伴う物価上昇やサプライチェーンの混乱など、経営環境は不安定かつ不透明な状況が続いた。
こうした環境下で、仲介関連事業は前年比で増加し、サブリース事業は件数が微増となった。同社は人材採用や販売促進費の拡大など積極的な営業姿勢を続けており、景気や企業の出店意欲等に左右されない盤石なストック収入の基盤を創ることが、次期のさらなる業績向上につながるとの考えを示している。1株当たり当期純利益は8.12円(前期7.00円)、自己資本当期純利益率は9.5%(同7.5%)、売上高営業利益率は11.0%(同11.8%)であった。
| 項目 | 2026年6月期 | 2025年6月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 2,521百万円 | 2,476百万円 | 1.8%増 |
| 営業利益 | 276百万円 | 291百万円 | 4.9%減 |
| 経常利益 | 243百万円 | 187百万円 | 29.6%増 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 129百万円 | 112百万円 | 15.2%増 |
財政状態とキャッシュ・フロー
当期末の総資産は、前期末の3,954百万円から3,853百万円となった。短信は、流動資産では主に現金及び預金、固定資産では主に投資有価証券が減少したとしている。負債は、長期預り敷金が増加した一方、一年内返済長期借入金等、短期借入金、長期借入金、社債の減少などにより減少した。純資産は前期末の1,388百万円から1,336百万円となった。親会社株主に帰属する当期純利益の計上があったものの、剰余金の配当と自己株式の取得により減少した。自己資本比率は34.7%(前期末35.1%)である。
| 項目 | 2026年6月期 | 2025年6月期 |
|---|---|---|
| 総資産 | 3,853百万円 | 3,954百万円 |
| 純資産 | 1,336百万円 | 1,388百万円 |
| 自己資本比率 | 34.7% | 35.1% |
| 1株当たり純資産 | 86.27円 | 86.66円 |
キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが288百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが46百万円の収入、財務活動によるキャッシュ・フローが370百万円の支出となった。営業活動は主に税金等調整前当期純利益、投資活動は主に預り保証金の受入による収入と差入保証金の返還による収入、財務活動は主に自己株式の取得による支出、社債の償還による支出、配当金の支払によるものである。現金及び現金同等物の期末残高は386百万円である。
配当
2026年6月期の1株当たり年間配当金は4円(期末)で、前期の3円(期末)から増配した。配当金総額は61百万円、配当性向(連結)は49.3%、純資産配当率(連結)は4.6%である。2027年6月期の配当予想も年間4円(期末)である。同社は株主への利益還元を経営上の重要課題と認識し、内部留保とのバランスを考慮しつつ継続的な配当を実施する方針で、剰余金の配当は期末配当の年1回を基本としている。
| 項目 | 2026年6月期(実績) | 2027年6月期(予想) |
|---|---|---|
| 1株当たり年間配当金 | 4.00円 | 4.00円 |
| うち期末 | 4.00円 | 4.00円 |
| 配当性向(連結) | 49.3% | - |
2027年6月期の業績予想
2027年6月期の連結業績予想は、売上高2,540百万円(前期比0.7%増)、営業利益276百万円(同0.3%減)、経常利益250百万円(同2.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益140百万円(同8.1%増)である。1株当たり当期純利益は9.04円を見込む。なお短信は、顧客の売上原価と人件費の高騰を継続的に価格転嫁できず出店意欲が大きく減退した場合には、減収減益の可能性があるとしている。
| 項目 | 2027年6月期(予想) | 増減率 |
|---|---|---|
| 売上高 | 2,540百万円 | 0.7%増 |
| 営業利益 | 276百万円 | 0.3%減 |
| 経常利益 | 250百万円 | 2.8%増 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 140百万円 | 8.1%増 |
継続企業の前提に関する注記および重要な後発事象について、短信はいずれも「該当事項はありません」としている。
本記事はエリアクエストが公表した2026年6月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。
※本記事はエリアクエストが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。