丸井グループ

丸井グループ、2026年3月期は営業利益13%増 5期連続の増益

決算サマリー 2026.08.21
丸井グループ、2026年3月期は営業利益13%増 5期連続の増益

※本記事は丸井グループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

丸井グループの2026年3月期(通期)決算は、営業利益502億円(前年比113%、前年差+57億円)で5期連続の増益となり、計画を達成した。当期利益は285億円(前年比107%、前年差+19億円)で、金融費用が想定を下回り計画を5億円上回った。EPSは158.4円(前年比111%)、ROEは11.6%(前年差+1.0ポイント)で株主資本コストを上回り、ROICは4.0%(前年差+0.2ポイント)でWACCを上回るなど、主要3指標はいずれも計画を達成した。小売は26億円の増益(計画差+2億円)、フィンテックは30億円の増益(計画差±0億円)だった。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

連結営業利益は502億円で前年比113%(前年差+57億円)。経常利益は427億円で前年比107%(前年差+27億円)、当期利益は285億円で前年比107%(前年差+19億円)だった。EPSは158.4円(前年比111%)、ROEは11.6%(前年差+1.0ポイント)、ROICは4.0%(前年差+0.2ポイント)となった。

項目2026年3月期2025年3月期前年差・前年比
営業利益502億円445億円前年差+57億円(前年比113%)
経常利益427億円399億円前年差+27億円(前年比107%)
当期利益285億円266億円前年差+19億円(前年比107%)
EPS158.4円143.2円前年比111%
ROE11.6%10.6%前年差+1.0ポイント
財務指標(グループ総取扱高・営業利益・当期利益)の推移
出典:丸井グループ 2026年3月期 通期決算説明資料 P.8

セグメント別の状況

小売はテナント・イベント収入の増加等により営業利益112億円(前年差+26億円)となった。フィンテックは分割・リボ手数料などの収入増により営業利益470億円(前年差+30億円)となった。

セグメント指標2026年3月期2025年3月期
小売売上収益884億円823億円
小売営業利益112億円(前年差+26億円)86億円
フィンテック売上収益1,974億円1,810億円
フィンテック営業利益470億円(前年差+30億円)441億円
セグメント別(小売・フィンテック)の売上収益・営業利益の推移
出典:丸井グループ 2026年3月期 通期決算説明資料 P.10

通期業績予想

2027年3月期の連結業績予想は、営業利益550億円(前年比110%、前年差+48億円)、経常利益440億円(前年比103%、前年差+13億円)、当期利益295億円(前年比104%、前年差+10億円)。EPSは164.0円(前年比104%、前年差+5.6円)、ROEは11.8%(前年差+0.2ポイント)を見込む。セグメント別では小売の営業利益が115億円(前年比103%、前年差+3億円)、フィンテックの営業利益が510億円(前年比108%、前年差+40億円)を見込む。

項目2027年3月期(予想)2026年3月期(実績)
売上収益2,960億円2,769億円
営業利益550億円502億円
経常利益440億円427億円
当期利益295億円285億円
EPS164.0円158.4円
小売営業利益115億円112億円
フィンテック営業利益510億円470億円
2027年3月期通期見通し
出典:丸井グループ 2026年3月期 通期決算説明資料 P.34

株主還元

2027年3月期の1株配当は134円(前年差+3円)を予定し、15期連続の増配となる見通し。2026年3月期の1株配当は131円だった。還元方針として配当性向55%、DOE8%、DOE10%を掲げている。

資本配分(2026年3月期 実績)金額
成長投資(人的資本投資97億円を含む、人件費に対する割合27%)277億円
配当214億円
自社株取得77億円
資本最適化(借入金返済等)45億円
配当金の推移
出典:丸井グループ 2026年3月期 通期決算説明資料 P.39

中期経営計画/トピック

丸井グループは2031年に向けたビジョンとして「『好き』が駆動する経済」を掲げ、「好き」を応援するビジネス(小売・フィンテック・共創投資)への転換を進めている。2031年3月期に向けたKPIとして、EPS年平均成長率+9%以上、TSR年平均成長率+12%以上、PBR3~4倍を掲げている。また、グループ総取扱高を2026年3月期の5兆円から2031年3月期に10兆円へ、メインカード率を23%から35%へ引き上げる計画である。

※本記事は丸井グループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

Articles

株主優待

記事がありません。

個人投資家・企業様各位

目次