※本記事はJoshinが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
Joshinの2025年度(2026年3月期)連結業績は、売上高436,650百万円(前期比+8.3%)、営業利益5,422百万円(同+47.0%)、経常利益5,113百万円(同+46.5%)となり、いずれも期初予想を上回った。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は3,280百万円(同△3.7%、対予想+17.2%)となり、期初予想は上回ったものの前期比では減益となった。店頭販売・インターネット販売がともに増加し、売上高を押し上げた。
連結業績(2025年度 実績)
連結損益計算書によると、2025年度通期(4-3月)の売上高は436,650百万円(前期比+8.3%、対予想+8.1%)。内訳は店頭販売354,911百万円(同+9.2%)、インターネット販売79,004百万円(同+14.2%)で、資料はインターネット販売が過去最高を記録し、店頭販売も2020年度に次ぐ売上高を確保したとしている。売上総利益は107,787百万円(同+5.5%)、販売費及び一般管理費は102,365百万円(同+3.9%)、営業利益は5,422百万円(同+47.0%、対予想+35.6%)、経常利益は5,113百万円(同+46.5%、対予想+27.8%)、当期純利益は3,280百万円(同△3.7%、対予想+17.2%)であった。
| 項目 | 2025年度通期実績 | 2024年度通期実績 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 436,650百万円 | 403,259百万円 | +8.3% |
| 売上総利益 | 107,787百万円 | 102,212百万円 | +5.5% |
| 販売費及び一般管理費 | 102,365百万円 | 98,524百万円 | +3.9% |
| 営業利益 | 5,422百万円 | 3,688百万円 | +47.0% |
| 経常利益 | 5,113百万円 | 3,491百万円 | +46.5% |
| 当期純利益 | 3,280百万円 | 3,407百万円 | △3.7% |
品種別売上高の状況
品種別売上高(2025年度通期)をみると、ゲーム・模型・玩具・楽器が69,066百万円(前期比+22.5%)、携帯電話が55,904百万円(同+13.8%)、エアコンが46,523百万円(同+10.9%)、パソコンが24,308百万円(同+21.7%)などとなった。資料は、エンターテインメント、携帯電話の売上高が過去最高を記録した一方、家電の売上高は僅かな増加にとどまったとしている。
| 品目 | 2025年度通期実績 | 2024年度通期実績 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| テレビ | 25,548百万円 | 25,155百万円 | +1.6% |
| 冷蔵庫 | 23,909百万円 | 23,988百万円 | △0.3% |
| 洗濯機・クリーナー | 36,222百万円 | 35,847百万円 | +1.0% |
| 電子レンジ・調理器具 | 18,334百万円 | 17,096百万円 | +7.2% |
| エアコン | 46,523百万円 | 41,947百万円 | +10.9% |
| パソコン | 24,308百万円 | 19,981百万円 | +21.7% |
| 携帯電話 | 55,904百万円 | 49,110百万円 | +13.8% |
| ゲーム・模型・玩具・楽器 | 69,066百万円 | 56,387百万円 | +22.5% |

通期業績予想
2026年度(2027年3月期)の通期業績予想は、売上高438,000百万円(前期比+0.3%)、売上総利益114,500百万円(同+6.2%)、販売費及び一般管理費108,500百万円(同+6.0%)、営業利益6,000百万円(同+10.7%)、経常利益5,500百万円(同+7.6%)、当期純利益3,500百万円(同+6.7%)としている。うち店頭販売は352,000百万円(同△0.8%)、インターネット販売は81,000百万円(同+2.5%)を見込む。
| 項目 | 2026年度予想 | 2025年度(実績) | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 438,000百万円 | 436,650百万円 | +0.3% |
| 売上総利益 | 114,500百万円 | 107,787百万円 | +6.2% |
| 販売費及び一般管理費 | 108,500百万円 | 102,365百万円 | +6.0% |
| 営業利益 | 6,000百万円 | 5,422百万円 | +10.7% |
| 経常利益 | 5,500百万円 | 5,113百万円 | +7.6% |
| 当期純利益 | 3,500百万円 | 3,280百万円 | +6.7% |

株主還元
株主還元方針は配当性向40%以上、DOE(株主資本配当率)2.5%以上を掲げている。2025年度の配当金額は100円(2024年度も100円)、配当性向は78.9%、DOEは2.5%、ROEは3.1%であった。キャッシュアロケーションでは、営業キャッシュ・フローの使途として成長投資に70~75%程度、株主還元に15~20%程度を充当する方針を示している。
| 項目 | 2025年度実績 | 方針/計画 |
|---|---|---|
| 配当金額 | 100円 | – |
| 配当性向 | 78.9% | 40%以上 |
| DOE | 2.5% | 2.5%以上 |
| ROE | 3.1% | 7.0%以上(2028年度計画) |

中期経営計画(JT-2028経営計画)
「JT-2025経営計画」の実績を振り返ると、売上高は計画を上回る実績を確保した一方、営業利益(率)およびROEをはじめとする資本効率指標はいずれも未達で着地した。2025年度の計画(JT-2025)は売上高4,200億円・営業利益110億円・ROE8.0%以上としていたのに対し、実績は売上高4,367億円・営業利益55億円・ROE3.1%であった。これを踏まえ新たに「JT-2028経営計画」を策定し、2028年度計画として営業利益100億円以上、ROE7.0%以上を掲げている。同計画では「経営資源の再設計」による収益力強化を柱に、不採算店舗の整理、PB商品の本格参入、EC事業の拡大、リフォーム事業領域の拡張などに取り組むとしている。

※本記事はJoshinが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。