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ナイス、2026年3月期は売上高が過去最高水準 営業増益も純利益は減少

決算サマリー 2026.08.21
ナイス、2026年3月期は売上高が過去最高水準 営業増益も純利益は減少

※本記事はナイスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ナイスは2026年3月期、建築資材・住宅・その他の全セグメントが増収となり、売上高は前期比6.6%増の259,154百万円と過去最高水準となった。営業利益は同15.0%増の5,322百万円、経常利益は同19.9%増の5,162百万円といずれも増益を確保した一方、補助金収入等の特別利益の減少や法人税等の増加により、親会社株主に帰属する当期純利益は同9.9%減の2,586百万円となった。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

建築資材事業のサッシ・エクステリア等の販売増加や、住宅事業の中古買取再販マンションの売上計上戸数増加・一棟収益不動産の売上計上が寄与し、増収に伴う売上総利益の増加により営業増益となった。経常利益は持分法による投資利益と支払利息の増加により増益。1株当たり当期純利益は218円21銭(前期242円53銭)で△24円32銭となった。EBITDAは前期比19.1%増の7,956百万円。

項目当期前期増減
売上高259,154百万円243,054百万円+16,100百万円(+6.6%)
営業利益5,322百万円4,628百万円+694百万円(+15.0%)
経常利益5,162百万円4,305百万円+857百万円(+19.9%)
親会社株主に帰属する当期純利益2,586百万円2,872百万円△285百万円(△9.9%)
EBITDA7,956百万円6,680百万円+1,276百万円(+19.1%)
1株当たり当期純利益218円21銭242円53銭△24円32銭
連結業績ハイライト
出典:2026年3月期 決算補足説明資料 P.4

セグメント別の状況

セグメント別売上高は、建築資材事業が前期比5.7%増の193,532百万円、住宅事業が同8.1%増の54,931百万円、その他が同16.5%増の10,690百万円と、全セグメントで増収となった。建築資材事業は前第3四半期より連結子会社化した株式会社セレックスが増収に寄与したほか、サッシ・エクステリア等の販売が増加。住宅事業は中古買取再販マンションの売上計上戸数が前期の152戸から194戸に27.6%増加したことなどが寄与した。セグメント別営業利益は、建築資材事業が支払運賃の増加とのれん償却等により前期比22.6%減の1,747百万円となった一方、住宅事業は中古買取再販マンションの売上計上戸数増加や賃貸管理事業の堅調推移、一棟収益不動産の売上計上寄与により同8.7%増の3,892百万円、その他は建築工事事業等が堅調に推移し同119.0%増の1,352百万円となった。

セグメント当期売上高前期売上高増減率
建築資材193,532百万円183,082百万円+5.7%
住宅54,931百万円50,796百万円+8.1%
その他10,690百万円9,174百万円+16.5%
合計259,154百万円243,054百万円+6.6%
セグメント別売上高
出典:2026年3月期 決算補足説明資料 P.6

通期業績予想(2027年3月期 見通し)

会社は2027年3月期の連結業績予想として、売上高270,000百万円(2026年3月期実績比+10,845百万円)、営業利益5,700百万円(同+377百万円)、経常利益5,200百万円(同+37百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益3,200百万円(同+613百万円)、EBITDA8,300百万円(同+343百万円)を見込む。セグメント別売上高は建築資材セグメント200,000百万円(同+6,467百万円)、住宅セグメント60,000百万円(同+5,068百万円)、その他10,000百万円(同△690百万円)としている。なお、中東情勢をはじめとする地政学的リスクの影響については、現時点で合理的な算定が困難なため本見通しには織り込んでいない。

項目予想(2027年3月期)実績(2026年3月期)増減額
売上高270,000百万円259,154百万円+10,845百万円
建築資材セグメント200,000百万円193,532百万円+6,467百万円
住宅セグメント60,000百万円54,931百万円+5,068百万円
その他10,000百万円10,690百万円△690百万円
営業利益5,700百万円5,322百万円+377百万円
経常利益5,200百万円5,162百万円+37百万円
親会社株主に帰属する当期純利益3,200百万円2,586百万円+613百万円
EBITDA8,300百万円7,956百万円+343百万円
2027年3月期 連結業績予想(概要)
出典:2026年3月期 決算補足説明資料 P.14

株主還元

ナイスは中長期的な持続的成長を通じた累進配当を導入し、2030年3月期まで毎期7円の増配を継続していく計画を掲げている。年間配当金は2025年3月期の65円(中間25円・期末40円)から2026年3月期は72円(中間28円・期末44円)に増加し、2027年3月期は79円(中間31円・期末48円)を予想している。2030年3月期には年間配当100円(計画)を見込む。また、保有株式数及び継続保有期間に応じて緑の募金への寄付金付き「おもいやり」QUOカードを贈呈する株主優待制度を、年に2回実施している。

中間配当期末配当年間配当
2025年3月期(実績)25円40円65円
2026年3月期(実績)28円44円72円
2027年3月期(予想)31円48円79円
2030年3月期(計画)100円
株主還元(累進配当・株主優待)
出典:2026年3月期 決算補足説明資料 P.15

※本記事はナイスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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