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【任天堂】決算短信の「経営成績等の概況」はどう変わったか(2025年3月期→2026年3月期)

決算短信定性文(経営概況)リサーチ 2026.09.18
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通期は新型機Nintendo Switch 2の発売と配当方針変更、四半期は関税還付という特殊要因により内容は入れ替わったが、いずれも粒度は前年並みを維持している。

目次

調査の概要

本記事は、東証プライム市場の時価総額上位500社を対象に、決算短信の「経営成績等の概況」相当部分の記載がどう変化したかを調べた調査の一部で、任天堂分です。

通期: 2025年3月期決算短信 と 2026年3月期決算短信(開示日: 2025年5月8日 → 2026年5月8日)

四半期: 2026年3月期 第1四半期決算短信 と 2027年3月期 第1四半期決算短信(開示日: 2025年8月1日 → 2026年8月6日)

ここでいう定性文とは、決算短信のうち「1. 経営成績等の概況」相当の見出しから、次の大見出しの手前までの記述を指します。文字数は、タイトル名(『』)を除外し、空白を除いて計測しています。

通期決算短信の比較

文字数: 3,309字 → 3,488字(前期比+6.2%、増加)

見出し構成の変化: 変化なし

粒度の判定: 同等

セグメント情報注記: あり(40字) → あり(40字)

変化の型: 出来事型、施策説明充実型

増えた要素

  • 新型機Nintendo Switch 2の発売実績・タイトル別販売本数の詳細記述
  • 配当方針の変更(配当性向33%→40%への引き上げ、算出基準の説明)
  • 持分法投資利益・為替差益・投資有価証券売却益など経常利益・特別利益の内訳説明

減った要素

  • 米国関税措置の影響を前提条件とする注記(「今後、前提条件に変更が生じた場合は…」の説明)

要約: 文字数は+6.2%増加したが、増加の主因はNintendo Switch 2発売という出来事に伴うタイトル名・販売本数の列挙であり、要因分析の深さ自体は前期と同程度。配当算出基準の変更説明が新たに加わった。

四半期決算短信の比較

文字数: 1,639字 → 1,564字(前期比-8.3%、減少)

見出し構成の変化: 変化なし

粒度の判定: 同等

セグメント情報注記: あり(40字) → あり(41字)

変化の型: 出来事型

増えた要素

  • 米国IEEPA関税還付を受けたことによる営業利益押し上げ要因の説明

減った要素

  • 業績予想に関する説明中の新作タイトル発売スケジュールの記述がやや簡略化

要約: 四半期は文字数がやや減少(-8.3%)したが、数値言及・前年比言及はむしろ微増しており粒度は前年同等。関税還付という特殊要因の説明が新たに加わった一方、将来見通しの記述がやや簡略化された。

定性文の全文(前期・今期)

通期 2025年3月期

出典: 任天堂 2025年3月期 決算短信〔日本基準〕、開示日 2025年5月8日(https://www2.jpx.co.jp/disc/79740/140120250425524716.pdf)

1.経営成績等の概況(1)当期の経営成績・財政状態の概況①当期の経営成績の概況当期(2024年4月~2025年3月)のNintendo Switchビジネスは『スーパー マリオパーティ ジャンボリー』が748万本、『ゼルダの伝説 知恵のかりもの』が409万本、『ペーパーマリオRPG』が210万本の販売となるなど、新作タイトルが順調に販売を伸ばしました。また、『マリオカート8 デラックス』が623万本(累計販売本数6,820万本)の販売を記録するなど、前期以前に発売したタイトルも安定した販売状況が続いています。これらの結果、当期のミリオンセラータイトルはソフトメーカー様のタイトルも含めて24タイトルとなり、ハードウェアの販売台数は1,080万台(前期比31.2%減)、ソフトウェアの販売本数は1億5,541万本(前期比22.2%減)となりました。前期は『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』(2023年5月発売)や『Super Mario Bros. Wonder』(2023年10月発売)がハードウェア、ソフトウェアの販売を大きく牽引していたこともあり、比較すると当期の販売数量は減少しましたが、発売から9年目を迎えたプラットフォームとして堅調な販売状況となりました。ゲーム専用機におけるデジタルビジネスでは、主にNintendo Switchのパッケージ併売ダウンロードソフトの売上が減少したことにより、デジタル売上高は3,260億円(前期比26.5%減)となりました。モバイル・IP関連収入等について、当期は『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(2023年4月公開)による映画関連の売上が減少したことにより、売上高は676億円(前期比27.0%減)となりました。これらの状況により、売上高は1兆1,649億円(うち、海外売上高8,900億円、海外売上高比率76.4%)、営業利益は2,825億円となりました。また、受取利息が561億円発生したことなどにより経常利益は3,723億円、親会社株主に帰属する当期純利益は2,788億円となりました。

②当期の財政状態の概況総資産は主に有価証券が減少したものの、現金及び預金や棚卸資産などが増加したことにより、前期に比べ2,471億円増加し、3兆3,985億円となりました。負債は主に未払法人税等などが減少したものの、支払手形及び買掛金などが増加したことにより、前期に比べ1,266億円増加し、6,730億円となりました。純資産は主に利益剰余金などが増加したことにより、前期に比べ1,204億円増加し、2兆7,254億円となりました。

③当期のキャッシュ・フローの概況当期における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前期末から5,606億円増加(前年同期は3,411億円の減少)し、1兆4,141億円となりました。各キャッシュ・フローの増減状況とその要因は次のとおりです。

[営業活動によるキャッシュ・フロー]営業活動による資金は、税金等調整前当期純利益3,723億円に対して、主に棚卸資産の増加や法人税等の支払いなどの減少要因がありましたが、利息及び配当金の受取りなどの増加要因もあり、120億円の増加(前年同期は4,620億円の増加)となりました。

[投資活動によるキャッシュ・フロー]投資活動による資金は、定期預金の払戻による収入や有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入が、定期預金の預入による支出や有価証券及び投資有価証券の取得による支出を上回ったことなどにより、7,530億円の増加(前年同期は6,306億円の減少)となりました。

[財務活動によるキャッシュ・フロー]財務活動による資金は、主に配当金の支払いによる支出により1,951億円の減少(前年同期は2,369億円の減少)となりました。

(2)今後の見通し2025年6月5日に新たなビデオゲーム機であるNintendo Switch 2 を発売予定です。Nintendo Switch 2 は、大きくてなめらかになった画面にマグネット式の新しいJoy-Conを備え、パワフルな処理速度やグラフィック性能で、これまでにない新しい遊びや表現が可能になるNintendo Switchの後継機種です。ソフトウェアでは、本体の発売と同時に『マリオカート ワールド』、『Nintendo Switch 2 のひみつ展』に加え、Nintendo Switchで発売し た タ イ ト ル に 新 た な 要 素 が 追 加 さ れ た 『 ゼ ル ダ の 伝 説 ブ レ ス オ ブ ザ ワ イ ル ド Nintendo Switch 2Edition』、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム Nintendo Switch 2 Edition』を発売予定です。さらに、ソフトメーカー様からもバラエティ豊かなタイトルが発売される予定です。Nintendo Switch 2 ならではの魅力をお伝えし、新規タイトルを継続的に投入することで、ハードウェア・ソフトウェアの販売拡大に努め、プラットフォームの活性化を目指します。なお、Nintendo Switch 2 は専用のソフトに加えて、Nintendo Switchソフトも遊んでいただけます。Nintendo Switchについては、『Pokémon LEGENDS Z-A』を2025年秋に、『メトロイドプライム4 ビヨンド』を2025年に発売予定です。また、ソフトメーカー様からも引き続き多数のタイトルの発売が予定されています。Nintendo Switchは世界中の多くのお客様に遊んでいただいていますので、発売済みのタイトルに加えて新規タイトルなどを投入することで、稼働の維持を目指します。次期の業績については売上高1兆9,000億円、営業利益3,200億円、経常利益3,800億円、親会社株主に帰属する当期純利益3,000億円を見込んでいます。また、主要外貨の為替レートの前提は1USドル=140円、1ユーロ=155円としています。計算の前提となる主要製品の予想販売数量については、当社HPで公表している「2025年3月期 決算説明資料」に記載しています。(https://www.nintendo.co.jp/ir/events/index.html)なお、米国の関税措置による影響については、米国東部時間の2025年4月10日時点で課された税率が通期にわたって維持される前提で連結業績予想を作成しています。今後、前提条件に変更が生じた場合は、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。引き続き状況を注視し、市場環境や政策の変動に適切に対処します。

※ 業績予想の適切な利用に関する説明将来の見通しに関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づき当社の経営者が判断した見通しであり、為替レートの変動や、その他市場環境の変化などの潜在的なリスクや不確実性を含んでいます。現実の結果(実際の業績及び配当金を含みますが、これらに限りません。)は様々な要因の変化により、これら見通しとは大きく異なる結果となる可能性があることをご理解ください。

(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当当社は、会社の成長に必要な研究開発や設備投資等を内部留保資金でまかなうことを原則とし、将来の経営環境の変化への対応や、厳しい競争に勝ち抜くため、財務面での健全性を維持しつつ、株主の皆様への直接的な利益還元については、各期の利益水準を勘案した配当により実施することを基本方針としています。具体的な配当の算出については、連結営業利益の33%を配当金総額の基準とし、期末時点で保有する自己株式数を差し引いた発行済株式数で除した金額の1円未満を切り上げた金額か、もしくは連結配当性向50%を基準として1円未満を切り上げた金額の、いずれか高い方を、1株当たり年間配当金として決定します。中間配当金については、中間期の連結営業利益の33%を中間期末の配当金総額の基準とし、その時点で保有する自己株式数を差し引いた発行済株式数で除した金額の1円未満を切り上げた金額を1株当たり配当金額とします。この結果、当期の配当は、1株当たり年間配当金120円(中間35円、期末85円)となり、次期の配当は、現時点で予想している業績となった場合、1株当たりの年間配当金は129円となります。中間配当金は、中間期の業績予想を作成していませんので未定となりますが、配当方針に変更はありません。なお、内部留保した資金は、斬新で魅力ある製品を継続して提供するための必要資金として、また、新技術の研究や新企画の商品及びサービスの開発、生産体制の拡充及び原材料の確保、広告宣伝を含めた販売力及びネットワークインフラの強化のほか、必要に応じた自己株式の買入れ等にも、有効に活用していきます。

通期 2026年3月期

出典: 任天堂 2026年3月期 決算短信〔日本基準〕、開示日 2026年5月8日

1.経営成績等の概況(1)当期の経営成績・財政状態の概況①当期の経営成績の概況当期(2025年4月~2026年3月)は、6月に発売したNintendo Switch 2 が順調な立ち上がりを見せ、その後も全世界で販売を伸ばしました。期末にかけては、3月に発売した『ぽこ あ ポケモン』(※)がハードウェアの販売に貢献したことも加わり、通期の販売台数は1,986万台となりました。ソフトウェアについても、本体と同時に発売した『マリオカート ワールド』が本体セットの販売分を含め1,470万本となったほか、7月に発売した『ドンキーコングバナンザ』が452万本の販売を記録しました。また、10月に発売した『Pokémon LEGENDS Z-A Nintendo Switch 2Edition』はパッケージ版のみで394万本の販売となりました。なお、本タイトルを含むNintendo Switch 2 Editionソフトのダウンロード版の販売本数は、Nintendo Switchソフトウェアとして集計しています。これらの結果、Nintendo Switch 2 ソフトの販売本数は4,871万本となりました。3月に発売から10年目を迎えたNintendo Switchも一定の需要が継続し、ハードウェアの販売台数は380万台となりま し た 。 ソ フ ト ウ ェ ア で は、『Pokémon LEGENDS Z-A』 が 885 万 本 (『Pokémon LEGENDS Z-A Nintendo Switch 2Edition』のダウンロード版を含む)の販売を記録したほか、10月に発売した『スーパーマリオギャラクシー 2』が276万本、『スーパーマリオギャラクシー』が260万本の販売となりました。Nintendo Switch 2 では専用のソフトウェアに加えてNintendo Switchソフトも遊んでいただけることから、『マリオカート8 デラックス』や『Nintendo Switch Sports』など、前期以前に発売した定番タイトルも安定した販売となりました。また、『スーパー マリオパーティ ジャンボリー』や『あつまれ どうぶつの森』など、NintendoSwitch 2 Editionが発売された定番タイトルも安定した販売となっています。このような要因もあり、NintendoSwitchソフトの販売本数は1億3,691万本となりました。ゲーム専用機におけるデジタルビジネスにおいては、パッケージ併売ダウンロードソフトの売上が増加したことなどにより、デジタル売上高は4,076億円(前年同期比25.0%増)となりました。IP関連収入等については、主に映画関連の売上が減少したことにより、売上高は735億円(前年同期比9.7%減)となりました。これらの状況により、売上高は2兆3,130億円(うち、海外売上高1兆7,781億円、海外売上高比率76.9%)、営業利益は3,601億円となりました。また、持分法による投資利益827億円、受取利息460億円および為替差益443億円を計上したことなどにより経常利益は5,421億円となりました。さらに、投資有価証券売却益326億円を特別利益として計上したため、親会社株主に帰属する当期純利益は4,240億円となりました。

※国内では株式会社ポケモンが、海外では当社が発売・販売するタイトルです。②当期の財政状態の概況総資産は前連結会計年度末に比べ4,067億円増加し、3兆8,053億円となりました。有価証券などが減少したものの、現金及び預金や受取手形及び売掛金などが増加したことが主な要因です。負債は前連結会計年度末に比べ1,770億円増加し、8,501億円となりました。支払手形及び買掛金や未払法人税等などが増加したことが主な要因です。純資産は前連結会計年度末に比べ2,297億円増加し、2兆9,551億円となりました。利益剰余金などが増加したことが主な要因です。

③当期のキャッシュ・フローの概況当期における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前期末から974億円減少(前年同期は5,606億円の増加)し、1兆3,166億円となりました。各キャッシュ・フローの増減状況とその要因は次のとおりです。

[営業活動によるキャッシュ・フロー]営業活動による資金は、税金等調整前当期純利益5,681億円に対して、主に法人税等の支払いや持分法による投資損益の計上、売上債権の増加などの減少要因により、2,897億円の増加(前年同期は120億円の増加)となりました。

[投資活動によるキャッシュ・フロー]投資活動による資金は、定期預金の預入による支出や有価証券及び投資有価証券の取得による支出が、定期預金の払戻による収入や有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入を上回ったことなどにより、2,100億円の減少(前年同期は7,530億円の増加)となりました。

[財務活動によるキャッシュ・フロー]財務活動による資金は、主に配当金の支払いや自己株式の取得による支出により2,497億円の減少(前年同期は1,951億円の減少)となりました。

(2)今後の見通し2025年6月に発売したNintendo Switch 2 は、順調なスタートを切ることができました。今後もハードウェアの勢いを維持しつつ、ソフトウェアとともに幅広いお客様にお届けすることを目指します。Nintendo Switch 2 向けのソフトウェアでは、5月に『ヨッシーとフカシギの図鑑』、6月に『Star Fox』、7月に『スプラトゥーン レイダース』を発売する予定です。発売済みタイトルの話題性を維持するとともに、これらの新規タイトルを継続的に投入することにより、Nintendo Switch 2 ビジネスの拡大に努めます。また、ソフトメーカー様からも多数のタイトルが発売される予定です。Nintendo Switchについては、4月に『Pokémon Champions』を配信、『トモダチコレクション わくわく生活』を発売しました。また、7月に『リズム天国 ミラクルスターズ』を発売予定です。ハードウェアの普及基盤と豊富なソフトウェアラインアップを活かして、定番タイトルを含むソフトウェアの販売拡大、ならびに稼働の維持に努めます。次期の業績については売上高2兆500億円、営業利益3,700億円、経常利益4,300億円、親会社株主に帰属する当期純利益3,100億円を見込んでいます。また、主要外貨の為替レートの前提は1USドル=150円、1ユーロ=175円としています。計算の前提となる主要製品の予想販売数量については、当社HPで公表している「2026年3月期 決算説明資料」に記載しています。(https://www.nintendo.co.jp/ir/events/index.html)

※ 業績予想の適切な利用に関する説明将来の見通しに関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づき当社の経営者が判断した見通しであり、為替レートの変動や、その他市場環境の変化などの潜在的なリスクや不確実性を含んでいます。現実の結果(実際の業績および配当金を含みますが、これらに限りません。)は様々な要因の変化により、これら見通しとは大きく異なる結果となる可能性があることをご理解ください。

(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当当社は、会社の成長に必要な研究開発や設備投資等を内部留保資金でまかなうことを原則とし、将来の経営環境の変化への対応や、厳しい競争に勝ち抜くため、財務面での健全性を維持しつつ、株主の皆様への直接的な利益還元については、各期の利益水準を勘案した配当により実施することを基本方針としています。具体的な配当の算出については、連結営業利益の40%を配当金総額の基準とし、期末時点で保有する自己株式数を差し引いた発行済株式数で除した金額の1円未満を切り上げた金額か、もしくは連結配当性向60%を基準として1円未満を切り上げた金額の、いずれか高い方を、1株当たり年間配当金として決定します。中間配当金については、中間期の連結営業利益の40%を中間期末の配当金総額の基準とし、その時点で保有する自己株式数を差し引いた発行済株式数で除した金額の1円未満を切り上げた金額を1株当たり配当金額とします。当社は、昨今の当社グループの事業環境および財政状態を勘案し、株主の皆様への利益還元の姿勢をより明確にするため、当期の期末配当より配当方針を上記に変更しています。当期の中間配当は、変更前の配当方針に基づき中間期の連結営業利益の33%を中間期末の配当金総額の基準としています。この結果、当期の配当は、1株当たり年間配当金219円(中間42円、期末177円)となり、次期の配当は、現時点で予想している業績となった場合、1株当たり年間配当金は162円となります。中間配当金は、中間期の業績予想を作成していませんので未定となります。なお、内部留保した資金は、斬新で魅力ある製品を継続して提供するための必要資金として、また、新技術の研究や新企画の商品およびサービスの開発、生産体制の拡充および原材料の確保、広告宣伝を含めた販売力およびネットワークインフラの強化のほか、必要に応じた自己株式の買入れ等にも、有効に活用していきます。

四半期 2026年3月期 第1四半期

出典: 任天堂 2026年3月期 第1四半期 決算短信〔日本基準〕、開示日 2025年8月1日(https://www2.jpx.co.jp/disc/79740/140120250725520874.pdf)

1.経営成績等の概況(1)連結経営成績に関する説明当第1四半期(2025年4月~6月)は、新たなビデオゲーム機であるNintendo Switch 2 を6月5日に発売しました。

※当社ゲーム専用機の発売後4日間の世界累計販売台数(セルスルー)としては過去最高の350万台を突破し、好調な滑り出しとなりました。想定を上回る大きな需要にお応えできるよう、生産体制を強化して供給に努めています。Nintendo Switch 2 ソフトウェアについては、ハードウェアと同時に発売した『マリオカート ワールド』が、ハードウェアに同梱した販売も含めて563万本の販売を記録しました。そのほか、Nintendo Switch 2 では専用のソフトに加えて、Nintendo Switchソフトも遊んでいただくことができることから、『マリオカート8 デラックス』や『スーパー マリオパーティ ジャンボリー』など、前期以前にNintendo Switch向けに発売したタイトルも順調な販売となりました。これらの結果、Nintendo Switch 2 ハードウェアの販売台数は582万台、Nintendo Switch 2 ソフトウェアの販売本数は867万本となりました。また、Nintendo Switchハードウェアの販売台数は98万台、Nintendo Switchソフトウェアの販売本数は2,440万本となりました。ゲーム専用機におけるデジタルビジネスでは、主にNintendo Switchのパッケージ併売ダウンロードソフトの売上が減少したことにより、デジタル売上高は698億円(前年同期比13.5%減)となりました。IP関連収入等については、主に映画関連の売上が減少したことにより、売上高は167億円(前年同期比4.4%減)となりました。これらの状況により、売上高は5,723億円(うち、海外売上高4,550億円、海外売上高比率79.5%)、営業利益は569億円となりました。また、持分法による投資利益207億円を計上したことなどにより経常利益は958億円となりました。さらに、投資有価証券売却益323億円を特別利益として計上したため、親会社株主に帰属する四半期純利益は960億円となりました。

※小売店様や当社直販サイトから個人のお客様への販売数。当社の販売数(セルイン)とは異なります。

(2)連結財政状態に関する説明総資産は前連結会計年度末に比べ741億円増加し、3兆4,726億円となりました。有価証券や棚卸資産などが減少したものの、受取手形及び売掛金などが増加したことが主な要因です。負債は前連結会計年度末に比べ970億円増加し、7,701億円となりました。支払手形及び買掛金などが増加したことが主な要因です。純資産は前連結会計年度末に比べ229億円減少し、2兆7,025億円となりました。その他有価証券評価差額金や為替換算調整勘定などが減少したことが主な要因です。

(3)連結業績予想に関する説明当期の業績予想については、2025年5月8日に公表しました業績予想からの変更はありません。Nintendo Switch 2 では、性能の向上や新たな機能の追加など、ハードウェアの魅力をお伝えするとともに、その魅力を堪能できる新規タイトルを継続的に投入することで、プラットフォームの活性化と普及拡大を目指します。Nintendo Switch 2 のソフトウェアについては、7月に発売した『ドンキーコング バナンザ』や『スーパー マリオパーティ ジャンボリー Nintendo Switch 2 Edition + ジャンボリーTV』に続き、8月には『Drag x Drive』と『星のカービィ ディスカバリー Nintendo Switch 2 Edition + スターリーワールド』の発売を予定しています。また、10月には『Pokémon LEGENDS Z-A Nintendo Switch 2 Edition』や、本タイトルをNintendo Switch 2 に同梱したセットも同時に発売予定です。ソフトメーカー様からもバラエティ豊かなタイトルが発売される予定であり、好調なスタートを切った『マリオカート ワールド』の話題性を維持するとともに、これらの新規タイトルを継続的に投入することにより、ソフトウェア販売の最大化を目指します。Nintendo Switchについては、『Pokémon LEGENDS Z-A』等の新作タイトルの発売とともに、ハードウェアの普及基盤と豊富なソフトウェアラインアップを活かして、定番タイトルの販売拡大、並びに稼働の維持に努めます。

四半期 2027年3月期 第1四半期

出典: 任天堂 2027年3月期 第1四半期 決算短信〔日本基準〕、開示日 2026年8月6日(https://www2.jpx.co.jp/disc/79740/140120260803507617.pdf)

1.経営成績等の概況(1)連結経営成績に関する説明当第1四半期(2026年4月~6月)のゲーム専用機ビジネスではNintendo Switch 2 が順調に推移し、ハードウェアの販売台数は382万台となりました。Nintendo Switch 2 ソフトウェアについては、5月に発売した『ヨッシーとフカシギの図鑑』や6月に発売した『Star Fox』などが堅調に推移したことに加え、前期に発売した『ぽこ あ ポケモン』(※)なども順調に販売を伸ばした結果、販売本数は946万本となりました。Nintendo Switchに関しては、ハードウェアの販売台数は66万台となりました。ソフトウェアについては、4月に発売した『トモダチコレクションわくわく生活』が794万本と、販売を大きく伸ばしました。また、Nintendo Switch 2 ではNintendo Switchソフトも遊んでいただけることから、前期以前にNintendo Switch向けに発売したタイトルも安定した販売状況となりました。これらの結果、Nintendo Switchソフトの販売本数は3,381万本となりました。ゲーム専用機におけるデジタルビジネスでは、パッケージ併売ダウンロードソフトの売上が増加したことなどにより、デジタル売上高は1,327億円(前年同期比90.0%増)となりました。IP関連収入等については、『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』を多くのお客様にご鑑賞いただいたことなどにより、売上高は348億円(前年同期比107.4%増)となりました。これらの状況により、売上高は5,178億円(うち、海外売上高4,032億円、海外売上高比率77.9%)となりました。売上高は前年同期比で減少しているものの、営業利益はソフトウェアの販売が堅調に推移し、売上高に占める割合が上昇したことに加えて、売上原価として計上していた米国IEEPAに基づく関税の還付を受けたことなどにより、1,425億円(前年同期比150.5%増)となりました。また、持分法による投資利益303億円、為替差益168億円および受取利息131億円を計上したことなどにより経常利益は2,061億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,474億円となりました。

※国内では株式会社ポケモンが、海外では当社が発売・販売するタイトルです。(2)連結財政状態に関する説明総資産は前連結会計年度末に比べ105億円増加し、3兆8,158億円となりました。現金及び預金などが減少したものの、棚卸資産や流動資産のその他などが増加したことが主な要因です。負債は前連結会計年度末に比べ468億円増加し、8,969億円となりました。支払手形及び買掛金などが増加したことが主な要因です。純資産は前連結会計年度末に比べ362億円減少し、2兆9,189億円となりました。利益剰余金が減少したことが主な要因です。

(3)連結業績予想に関する説明当期の業績予想については、2026年5月8日に公表しました業績予想からの変更はありません。今年6月にNintendo Switch 2 は発売から2年目を迎え、足元においても販売は順調に推移しています。今後もハードウェアの勢いを維持しつつ、ソフトウェアとともに幅広いお客様にお届けすることを目指します。NintendoSwitch 2 ソフトでは、7月に発売した『スプラトゥーン レイダース』に加え、『ファイアーエムブレム 万紫千紅』(9月)、『Nintendo Switch Sports Resort』(10月)、『ゼルダの伝説 時のオカリナ』(2026年)などの発売を予定しています。既に発売済みタイトルの販売拡大に努めるとともに、これらの新規タイトルを継続的に投入することにより、Nintendo Switch 2 の普及拡大を目指します。また、ソフトメーカー様からも多数のタイトルが発売される予定です。Nintendo Switchについては7月に『リズム天国 ミラクルスターズ』を発売しました。ハードウェアの普及基盤と豊富なソフトウェアラインアップを活かして、定番タイトルを含むソフトウェアの販売拡大、ならびに稼働の維持に努めます。

本記事は各社が開示した決算短信の記載を機械的に抽出・比較し、AIが要約したものです。数値・表現は原資料をご確認ください。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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