※本記事はツツミが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
ツツミが公表した2026年3月期の業績は、売上高が35,225百万円(前期比41.8%増)、営業利益が5,243百万円(同117.6%増)、経常利益が5,398百万円(同115.2%増)、当期純利益が3,691百万円(同85.8%増)となり、増収増益となった。年間配当は115円00銭(前期は80円00銭)とした。2027年3月期は売上高31,300百万円(前期比11.1%減)、営業利益4,000百万円(同23.7%減)と減収減益を見込む。
業績(2026年3月期 実績)
宝飾品業界では、物価上昇や円安、エネルギー・原材料価格の高騰などを背景に、企業を取り巻く環境は引き続き厳しい状況であった。このような情勢のもと、同社は地金相場の高騰など原材料価格が上昇するなか、品質、デザイン及びコンセプトにこだわった新商品を企画・開発して品揃えを一層充実させるとともに、既存店舗の活性化策として計16店舗のリニューアルを実施するなど、営業力や集客力の強化に努めた。その結果、売上高は35,225百万円(前期比41.8%増)、営業利益は5,243百万円(同117.6%増)、経常利益は5,398百万円(同115.2%増)、当期純利益は3,691百万円(同85.8%増)となった。主要品目では、ネックレス・ブレスレット、指輪、小物のいずれも販売実績が前期を上回った。1株当たり当期純利益は236円20銭(前期は127円14銭)、自己資本当期純利益率は5.4%(同2.9%)である。
| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 35,225百万円 | 24,835百万円 | 41.8%増 |
| 営業利益 | 5,243百万円 | 2,410百万円 | 117.6%増 |
| 経常利益 | 5,398百万円 | 2,509百万円 | 115.2%増 |
| 当期純利益 | 3,691百万円 | 1,986百万円 | 85.8%増 |
財政状態とキャッシュ・フロー
2026年3月期末の総資産は73,704百万円となり、前期末と比較して4,066百万円増加した。現金及び預金が減少したものの、商品及び製品、原材料及び貯蔵品、仕掛品、売掛金が増加した。負債は、未払法人税等や未払消費税等の増加により増加した。純資産は、配当金の支払に伴う減少があったものの当期純利益の計上により利益剰余金が増加し、前期末と比較して2,303百万円増加の70,104百万円となった。自己資本比率は95.1%(前期末は97.4%)である。キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが税引前当期純利益の計上と棚卸資産の増加などにより603百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが612百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが配当金の支払などにより1,406百万円の支出となり、現金及び現金同等物の期末残高は32,225百万円となった。
| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 |
|---|---|---|
| 総資産 | 73,704百万円 | 69,637百万円 |
| 純資産 | 70,104百万円 | 67,800百万円 |
| 自己資本比率 | 95.1% | 97.4% |
| 1株当たり純資産 | 4,486円22銭 | 4,338円77銭 |
配当
2026年3月期の配当は中間45円、期末70円の年間115円00銭(前期は年間80円00銭)で、配当金総額は1,797百万円、配当性向は48.7%である。2027年3月期も年間115円00銭(中間45円、期末70円)を予定しており、予想配当性向は64.2%となる。
| 項目 | 2026年3月期(実績) | 2027年3月期(予想) |
|---|---|---|
| 1株当たり年間配当金 | 115円00銭 | 115円00銭 |
| うち中間 | 45円00銭 | 45円00銭 |
| うち期末 | 70円00銭 | 70円00銭 |
| 配当性向 | 48.7% | 64.2% |
2027年3月期の業績予想
2027年3月期の業績予想は、売上高31,300百万円(前期比11.1%減)、営業利益4,000百万円(同23.7%減)、経常利益4,200百万円(同22.2%減)、当期純利益2,800百万円(同24.1%減)である。1株当たり当期純利益は179円18銭を見込む。短信は、不安定な世界情勢を受けた地政学リスクの高まりや、継続する物価上昇による個人消費の減速懸念などが景気の下押しリスクとなっているとし、宝飾品業界においても顧客による選別化が進み、企業間の競争がなお激しさを増すことが予想されるとしている。同社は顧客満足度の向上を更に推進し、店舗づくりに取り組むとしている。
| 項目 | 2027年3月期(予想) | 増減率 |
|---|---|---|
| 売上高 | 31,300百万円 | 11.1%減 |
| 営業利益 | 4,000百万円 | 23.7%減 |
| 経常利益 | 4,200百万円 | 22.2%減 |
| 当期純利益 | 2,800百万円 | 24.1%減 |
本記事はツツミが公表した2026年3月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。
※本記事はツツミが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。