ドリームベッド

ドリームベッド、2026年3月期は増収増益で売上高・利益ともに過去最高 配当は創業75周年記念含め年36円に

決算サマリー 2026.08.30
ドリームベッド、2026年3月期は増収増益で売上高・利益ともに過去最高 配当は創業75周年記念含め年36円に

※本記事はドリームベッドが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ドリームベッド株式会社は2026年3月期の期末決算を発表した。売上高は前期比5.8%増の12,174百万円となり過去最高を記録し、営業利益は同18.1%増の703百万円、当期純利益は同15.6%増の479百万円となり、いずれも上場来最高を更新した。増収・増益は2期連続で、中期経営計画の最終年度計画も大幅に達成した。期末配当は創業75周年の記念配当2円を含め1株あたり19円00銭とし、年間配当は36円00銭に増配する予定。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上高は各販売経路とも順調に増加し12,174百万円(前期比+665百万円、5.8%増)となった。売上総利益は原材料等のコスト上昇を売上増や高利益率商品の拡販で吸収し6,370百万円(同+370百万円、6.2%増)に、営業利益は人件費や売上増にともなう販促費等経費の増加を粗利益の増加で吸収し703百万円(同+108百万円、18.1%増、上場来最高)となった。経常利益は686百万円(同+103百万円、17.7%増)、当期純利益は479百万円(同+64百万円、15.6%増、上場来最高)だった。前回発表予想(売上高11,900百万円、営業利益680百万円、経常利益640百万円、当期純利益440百万円)に対しても、売上高2.3%、営業利益3.4%、経常利益7.2%、当期純利益8.9%それぞれ上回った。中期経営計画の最終年度目標(売上高11,000百万円、営業利益680百万円)も上回り、資料は「中期経営計画最終年度の計画も大幅に達成」としている。売上高総利益率は52.1%から52.3%(+0.2pt)、売上高営業利益率は5.2%から5.8%(+0.6pt)、ROE(自己資本利益率)は9.5%から10.3%(+0.8pt)とそれぞれ改善したが、中期経営計画のROE計画値12.0%には未達だった。

項目2026年3月期2025年3月期増減増減率
売上高12,174百万円11,509百万円+665百万円5.8%
売上総利益6,370百万円6,000百万円+370百万円6.2%
営業利益703百万円595百万円+108百万円18.1%
経常利益686百万円583百万円+103百万円17.7%
当期純利益479百万円415百万円+64百万円15.6%
2026年3月期 決算概要(損益計算書サマリー)
出典:2026年3月期 期末決算説明資料 P.2

販売経路別の状況

インバウンドの増加によりホテル業界の宿泊稼働率は引き続き高水準にあり、ホテル新設やマットレスの入替需要は旺盛。約40年振りの新ブランド「KING KOIL(キングコイル)」の展示導入も好調な滑り出しとなった。マットレスはSertaブランドのスイートシリーズ、dreambedブランドの新商品「ピュアドリーム」を重点商品として販売強化し、ラグジュアリーホテルとのコラボ企画も実施した。ligne roset(リーン・ロゼ)はソファを中心に販売が堅調に推移し、デザイナー企画の実施や新モデル「ロゼカシマ」投入により販売好調、ショールームでは法人誘致を積極的に展開した。東京ショールームやリーン・ロゼ新宿の増床リニューアル等も実施。第2四半期より開始した海外輸出(OEM供給)はインドネシア、マレーシアへの本格輸出に加え、中国へのトライアル輸出も開始し、ligne rosetをはじめとした直販ECも売上増加に寄与した。この結果、家具販売店向け・商業施設向け・ショップ/ショールーム・その他のいずれの販売経路も増収となった。

販売経路2026年3月期2025年3月期増減
家具販売店向け8,503百万円8,424百万円+80百万円
商業施設向け1,803百万円1,473百万円+331百万円
ショップ/ショールーム1,702百万円1,504百万円+199百万円
その他165百万円109百万円+56百万円
合計12,174百万円11,509百万円+665百万円
販売経路別売上状況
出典:2026年3月期 期末決算説明資料 P.3

財政状態

資産合計は売上増に伴う営業債権、棚卸資産や無形固定資産(ソフトウェア)の増加等により前期比+245百万円の11,513百万円となった。負債合計は取適法の改正に対応した支払手形の廃止に伴う営業債務の減少等により前期比△90百万円の6,669百万円となり、これに伴う運転資金の増加は短期借入金で対応した。純資産合計は利益の積み上げにより前期比+336百万円の4,844百万円となり、自己資本比率は40.0%から42.1%(+2.1pt)に改善した。フリーキャッシュ・フローは取引条件の変更や投資増加等により△475百万円となり、資金調達により対応した結果、現金及び現金同等物は前期比△147百万円の649百万円となった。

貸借対照表
出典:2026年3月期 期末決算説明資料 P.6

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期は増収・増益を見込む。売上高12,500百万円(前期比+2.7%)、営業利益740百万円(同+5.3%)、純利益490百万円(同+2.1%)を予想している。資料はこの見通しについて「中東情勢が落ち着く前提としての見通しになります」と注記している。

項目2027年3月期予想2026年3月期(実績)前期比
売上高12,500百万円12,174百万円+2.7%
営業利益740百万円703百万円+5.3%
純利益490百万円479百万円+2.1%

株主還元

2026年3月期の期末配当は、従来の予想1株あたり17円00銭に、当社創業75周年の記念配当2円を加え、1株あたり19円00銭(年間配当36円00銭)とする予定。2027年3月期の年間配当は37円00銭(第2四半期末18円00銭、期末19円00銭)を予想している。

基準日第2四半期末期末合計
2025年3月期実績16円00銭17円00銭33円00銭
2026年3月期予定17円00銭19円00銭(創業75周年記念配当2円含む)36円00銭
2027年3月期予想18円00銭19円00銭37円00銭
2026年3月期期末配当及び2027年3月期業績見通し
出典:2026年3月期 期末決算説明資料 P.8

※本記事はドリームベッドが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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