助川電気工業

助川電気工業、2025年9月期は増収増益 営業利益は27.1%増の1,165百万円

決算サマリー 2026.09.29
NO IMAGE

※本記事は助川電気工業が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

助川電気工業が公表した2025年9月期の業績は、売上高が5,467百万円(前期比10.1%増)、営業利益が1,165百万円(同27.1%増)、経常利益が1,177百万円(同28.5%増)、当期純利益が794百万円(同24.5%増)となり、増収増益となった。エネルギー関連事業の受注・売上が順調に推移した。年間配当は前期より6円増配の40円00銭とし、2026年9月期はさらに10円増配の50円00銭を予定している。2026年9月期の業績は売上高5,800百万円(前期比6.1%増)、営業利益1,180百万円(同1.3%増)を見込む。

目次

業績(2025年9月期 実績)

同社は、コア技術を生かしたシース型の熱電対・ヒーター・信号ケーブル等の製品を、半導体製造装置、液晶・有機EL等のFPD製造装置及び各種プラント向けに拡販すること、並びに電磁ポンプを軸とする各種溶融金属機器の充実に取り組み、エネルギー関連事業では核融合関連製品等、産業システム関連事業ではアルミ給湯・鋳造用電磁ポンプの受注確保に注力した。産業システム関連事業において半導体・FPD製造装置関連は依然として調整段階の状況が続いたものの、エネルギー関連事業の受注・売上が順調に推移したことにより、売上高は5,467百万円(前期比10.1%増)となった。利益面では、人員配置最適化等による生産効率向上により、営業利益は1,165百万円(同27.1%増)、経常利益は1,177百万円(同28.5%増)、当期純利益は794百万円(同24.5%増)となった。1株当たり当期純利益は144円06銭(前期は115円68銭)、自己資本当期純利益率は17.4%(同16.5%)である。

項目2025年9月期2024年9月期増減率
売上高5,467百万円4,964百万円10.1%増
営業利益1,165百万円916百万円27.1%増
経常利益1,177百万円916百万円28.5%増
当期純利益794百万円637百万円24.5%増

セグメント別の状況

エネルギー関連事業は、原子力関係で原子力発電所の再稼働に向けた関連製品や研究機関向け製品が、核融合関連製品で溶融金属ループ等の研究機関向け製品が増加し、増収増益となった。産業システム関連事業は、温度センサー等の半導体製造装置関連製品及びFPD製造装置関連製品が減少したものの、環境関連設備向け製品が増加し、増収増益となった。

財政状態とキャッシュ・フロー

2025年9月期末の総資産は7,546百万円となり、前期に比べ507百万円増加した。売掛金や仕掛品が減少した一方、現金及び預金、原材料及び貯蔵品、契約資産、長期貸付金、投資有価証券などが増加した。負債は、1年内償還予定の社債が増加した一方、社債が減少した。純資産は、剰余金の配当を行った一方で当期純利益を計上したことによる利益剰余金の増加、及びその他有価証券評価差額金の増加により、前期末に比べ671百万円増加の4,890百万円となった。自己資本比率は64.8%(前期は59.9%)である。キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが826百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが貸付による支出や有形固定資産の取得により206百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが配当金の支払や社債の償還により336百万円の支出となり、現金及び現金同等物の期末残高は513百万円となった。

項目2025年9月期2024年9月期
総資産7,546百万円7,038百万円
純資産4,890百万円4,219百万円
自己資本比率64.8%59.9%
1株当たり純資産886円74銭765円04銭

配当

同社は株主への利益還元を最重要課題の一つとして位置づけ、安定した年2回の剰余金の配当を継続して実施することを基本方針としている。2025年9月期の期末配当は前期より4円増配の22円とし、中間配当18円と合わせた年間配当は前期より6円増配の40円00銭となる。配当金総額は220百万円、配当性向は27.7%である。2026年9月期は、中間配当を当期より7円増配の25円、期末配当を当期より3円増配の25円とし、年間配当は当期より10円増配の50円00銭を予定している。予想配当性向は33.1%となる。

項目2025年9月期(実績)2026年9月期(予想)
1株当たり年間配当金40円00銭50円00銭
うち中間18円00銭25円00銭
うち期末22円00銭25円00銭
配当性向27.7%33.1%

2026年9月期の業績予想

2026年9月期の業績予想は、売上高5,800百万円(前期比6.1%増)、営業利益1,180百万円(同1.3%増)、経常利益1,190百万円(同1.1%増)、当期純利益833百万円(同4.9%増)である。1株当たり当期純利益は151円05銭を見込む。短信は、2025年2月に閣議決定された「第7次エネルギー基本計画」で再生可能エネルギーと共に原子力発電を最大限活用する方針が掲げられたことから、原子力関係、特に次世代革新炉に関わる試験研究関係と核融合に関する試験研究関係が2026年以降も引き続き牽引するとしている。産業システムでは、半導体製造装置関連についてコア製品であるシース熱電対及びシーズヒーターが調整段階から戻りつつあるとし、引き続き受注確保に注力するとしている。また、若手社員の多能工化などにより生産性向上につなげる方針を示している。

項目2026年9月期(予想)増減率
売上高5,800百万円6.1%増
営業利益1,180百万円1.3%増
経常利益1,190百万円1.1%増
当期純利益833百万円4.9%増

本記事は助川電気工業が公表した2025年9月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。

※本記事は助川電気工業が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

Articles

株主優待

記事がありません。

個人投資家・企業様各位

目次