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ひとまいる、2026年3月期は増収増益 純利益119.0%増

決算サマリー 2026.08.21
ひとまいる、2026年3月期は増収増益 純利益119.0%増

※本記事はひとまいるが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社ひとまいる(旧社名:株式会社カクヤスグループ、2025年7月1日付で社名変更)は2026年3月期通期の決算を発表した。連結売上高は139,837百万円(前年同期比+4.0%)、営業利益は1,971百万円(同+10.7%)、経常利益は1,943百万円(同+7.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,175百万円(同+119.0%)となり、既存事業の安定推移により増収増益の決算となった。主力の飲食店向け売上が年間を通じた新規顧客獲得により堅調に伸長し全体の売上を牽引したほか、値上げやPB商品の販売拡大により営業利益が増加した。あわせて、法人税等調整額の計上を含む業績予想の修正(上方修正)を発表した。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上高は飲食店向けの好調により増加した。売上総利益率は1.2ポイント上昇し、うち0.3ポイントは値上げやPB商品の販売拡大による改善、0.9ポイントは会社分割によるコスト計上区分の変更によるもの。EBITDAは2,940百万円(同+11.4%)、1株当たり当期純利益(EPS)は43.05円(同+24円、+127.9%)となった。

項目2025年3月期2026年3月期前年同期比
売上高134,514139,837+4.0%
売上総利益31,06534,007+9.5%
販売費及び一般管理費29,28332,035+9.4%
営業利益1,7811,971+10.7%
経常利益1,8151,943+7.1%
親会社株主に帰属する当期純利益5361,175+119.0%
EBITDA2,6382,940+11.4%
EPS(円)18.8943.05+127.9%
2026年3月期 通期 サマリー
出典:2026年3月期 通期 決算補足説明資料 P.2

セグメント別業績

主力の時間帯配達事業は個人飲食店の新規顧客獲得が引き続き堅調に推移し、売上高82,939百万円(同+5.0%)となった。ルート配達事業は大手飲食チェーン向けが継続して安定的に推移し、売上高41,014百万円(同+6.8%)となった。店頭販売事業は店舗網再構築による店舗の減少などにより売上高14,104百万円(同▲9.2%)となった。当期は配達能力の強化に伴う人財配置や機能の共通化を推進しており、セグメント別の営業利益の前年対比は単純比較が困難であるため、資料では増減額・増減率を非表示としている。

セグメント売上高 2025年3月期売上高 2026年3月期営業利益 2025年3月期営業利益 2026年3月期
時間帯配達事業78,98682,9391,6461,604
ルート配達事業38,38541,014857482
店頭販売事業15,52614,104644905
その他1,6151,779171285
調整額▲1,538▲1,307
セグメント別業績
出典:2026年3月期 通期 決算補足説明資料 P.8

事業再編の進捗

プラットフォーム構築では、再編対応の組織力強化(ひとまいるSpiritsの浸透活動)を進めるとともに、飲食店用の自社商品受注サイトが順調に稼働した。有償配送(他人物配送)による収益力強化では、カクヤス取引先である飲食チェーンのセントラルキッチンから個店への配送業務の受託、食品卸の配送受託(野菜配送のPOC)を実施した。2027年3月期は、マーケットプレイスの稼働開始(toB向け・toC向けとも3Q開始予定)や、平和島における大型の冷凍冷蔵設備の稼働開始(2Qより開始予定)を計画している。

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期の連結業績予想は、売上高145,000百万円(前期比+3.7%)、営業利益2,100百万円(同+6.5%)、経常利益1,950百万円(同+0.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益650百万円(同▲44.7%)、EPS22.17円(同▲48.5%)を見込む。なお、2026年3月期の親会社株主に帰属する当期純利益には、税効果会計の適用に伴う法人税等調整額(益)計上の影響が含まれている。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)増減率
売上高139,837145,000+3.7%
営業利益1,9712,100+6.5%
経常利益1,9431,950+0.4%
親会社株主に帰属する当期純利益1,175650▲44.7%
EPS(円)43.0522.17▲48.5%
2027年3月期 連結業績予想
出典:2026年3月期 通期 決算補足説明資料 P.16

株主還元

2027年3月期の配当予想は、中間10円・期末10円の年間20円とする方針。経営成績に応じた安定的かつ持続的な株主還元を基本方針とし、配当政策については累進配当を基本としている。なお、2027年3月期業績予想は前年並みを見込んでいることから、配当については現状を維持する方針としている。

区分中間期末年間
2027年3月期(予想)10円10円20円
2027年3月期 配当予想
出典:2026年3月期 通期 決算補足説明資料 P.17

新セグメントの変更について

事業再編による収益構造の変化を踏まえ、2027年3月期より報告セグメントを「セラー事業」(飲食店や一般消費者、一般法人向けに自社商品を販売する事業、EC事業、他酒類販売者への卸等)と「プラットフォーム事業」(マーケットプレイスの運営及び他社商品の流通を担う事業)の2区分に変更する。

※本記事はひとまいるが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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