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うかい、2026年3月期は営業利益15.2%増 純利益115.8%増 2027年3月期は一時的な赤字を予想

決算サマリー 2026.08.21
うかい、2026年3月期は営業利益15.2%増 純利益115.8%増 2027年3月期は一時的な赤字を予想

※本記事はうかいが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社うかい(証券コード7621)の2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日)決算は、売上高13,570百万円(前期比+0.8%)、営業利益831百万円(同+15.2%)、経常利益846百万円(同+21.0%)、当期純利益295百万円(同+115.8%)となった。レストラン事業における客単価上昇や物販事業における新規拠点の寄与により増収を確保し、退職給付費用の減少や文化事業承継の影響で人件費は減少した一方、資産除去債務の見直しに伴う減価償却費増加等で物件費は上昇した。東京芝とうふ屋うかいの閉店に伴う店舗閉鎖損失引当金239百万円等を特別損失に計上したが、当期純利益は前期を上回った。2027年3月期は基幹店閉店や新規拠点の立ち上げ費用先行により、営業利益▲587百万円などの一時的な赤字を予想している。

目次

業績(2026年3月期 実績)

経営成績(2025年4月1日~2026年3月31日)は、売上高13,570百万円(前期比+0.8%)、営業利益831百万円(同+15.2%)、経常利益846百万円(同+21.0%)、当期純利益295百万円(同+115.8%)、1株当たり当期純利益は52.64円(同+115.6%)となった。経常利益は営業利益の増益に加え、資金運用に伴う受取利息や配当金の増加等により増益した。

項目前期実績当期実績増減率
売上高13,462百万円13,570百万円+0.8%
営業利益721百万円831百万円+15.2%
経常利益699百万円846百万円+21.0%
当期純利益136百万円295百万円+115.8%
1株当たり当期純利益24.41円52.64円+115.6%
2026年3月期 決算概要(経営成績)のスライド
出典:7621_うかい_2026年3月期_通期_説明資料.pdf P.6

事業部門別の状況

レストラン事業部は、既存店の来客数は前年を下回ったものの、サービス料改定やコース構成の見直し等により客単価が上昇し、店舗閉店による減収影響を吸収して増収を確保した。物販事業部はグランスタ東京の通年寄与や阪急うめだ本店での長期催事実施等により増収した。文化事業部は2025年10月1日付で『箱根ガラスの森』の文化事業を会社分割(簡易吸収分割)により株式会社箱根ガラスの森リゾートへ承継したため、当事業年度の計上期間が2025年4月1日から同年9月30日までとなり、前事業年度と比べて売上高が減少した。

区分前期売上高当期売上高前年比
レストラン計10,499百万円10,932百万円104.1%
(うち、閉店除く)10,286百万円10,932百万円106.3%
物販事業部1,795百万円1,994百万円111.1%
文化事業部1,090百万円552百万円50.7%
全社13,462百万円13,570百万円100.8%
セグメント別売上高・来客数・客単価のスライド
出典:7621_うかい_2026年3月期_通期_説明資料.pdf P.9

通期業績予想の修正(2026年3月期)

2026年3月期は、2025年11月7日発表の修正予想に対し、売上高は179百万円(+1.3%)、営業利益は335百万円(+67.7%)、経常利益は360百万円(+74.2%)、当期純利益は262百万円(+806.9%)、それぞれ上回って着地した。売上高は計画修正時に文化事業承継による減少影響を織り込んだものの、既存事業における収益力の改善により減少影響を吸収した。営業利益以下は増収による増益に加え、退職給付費用の減少等もあり、結果として計画を上回り、期初計画に近い水準で着地した。

項目修正予想(2025年11月7日発表)実績(2026年3月期)対予想増減率
売上高13,390百万円13,570百万円+1.3%
営業利益495百万円831百万円+67.7%
経常利益485百万円846百万円+74.2%
当期純利益32百万円295百万円+806.9%
2026年3月期 通期業績予想の修正のスライド
出典:7621_うかい_2026年3月期_通期_説明資料.pdf P.8

2027年3月期 通期業績予想

2027年3月期の通期業績予想は、売上高11,895百万円、営業利益▲587百万円、経常利益▲604百万円、当期純利益▲432百万円で、2026年3月期実績との差異は売上高▲1,675百万円、営業利益▲1,418百万円、経常利益▲1,450百万円、当期純利益▲727百万円となる見込み。主な減益要因は、基幹店閉店に伴う売上減少、新規店・物販事業(未成熟)の立ち上がり不足、人件費・設備投資の先行によるコスト増加であり、新規・物販事業は期中立ち上げのため通期での寄与は限定的とされる。2027年3月期の赤字は構造転換に伴う一時的なものであり、2028年3月期以降は売上の積み上がりにより固定費を吸収し、収益が回復する見通しとされている。

項目2027年3月期予想2026年3月期実績差異
売上高11,895百万円13,570百万円▲1,675百万円
営業利益▲587百万円831百万円▲1,418百万円
経常利益▲604百万円846百万円▲1,450百万円
当期純利益▲432百万円295百万円▲727百万円
2027年3月期 通期業績予想のスライド
出典:7621_うかい_2026年3月期_通期_説明資料.pdf P.26

株主還元

2026年3月期は配当金84百万円を支払った(前期は94百万円)。剰余金の配当基準日は、期末配当が3月31日、中間配当が9月30日と定められている。

長期経営構想2035・中期経営計画2030

長期経営構想2035の実現に向けて2030年のあるべき姿をバックキャスティングして設定し、2025年から2030年までの5か年計画を中期経営計画2030として策定している。現状(2025年3月期)の主要指標は売上高13,463百万円、営業利益722百万円、営業利益率5.4%、ROE2.9%。中期経営計画2030では売上高14,000百万円、営業利益850百万円、営業利益率6.1%、ROE5.0%、新規事業創出件数5件を目指す。長期経営構想2035では売上高16,000百万円、営業利益1,200百万円、営業利益率7.5%、ROE8.0%、新規事業創出件数10件(純増5件)を掲げている。

※本記事はうかいが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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