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ワークマン、2026年3月期は増収増益 過去最高益を達成

決算サマリー 2026.08.30
ワークマン、2026年3月期は増収増益 過去最高益を達成

※本記事はワークマンが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ワークマンは2026年3月期(通期)の決算業績を公表した。チェーン全店売上高は2,092億34百万円(前期比14.3%増)、会計上の営業総収入は1,608億52百万円(同17.5%増)となり、営業利益296億76百万円(同21.7%増)、経常利益305億67百万円(同22.7%増)、当期純利益206億18百万円(同22.1%増)といずれも増益となった。既存店売上高は前期比9.0%増。2期連続の増収増益となり、過去最高益を達成したとしている。

目次

業績(2026年3月期 実績)

チェーン全店売上高は、気候変動対応の推進により季節商品・端境期の売上が好調に推移したほか、リカバリーウエアが一般層に浸透し想定を大幅に上回る販売で売上を牽引した。営業総収入は、直営店売上高が前期比41.7%増(期中平均店舗数24店舗増加)、加盟店荒利益率36.9%(前期比0.7pt改善)による店舗荒利益率の改善でロイヤリティ収入が増加したことが寄与した。売上原価では海外仕入利益が108億76百万円(前期比41.7%増)となり、平均決済レート148.06円(前期144.94円)や海外直接仕入高25.7%増(純仕入に占める比率64.4%)が要因となった。営業総利益の主な増加要因は、加盟店からの収入43億80百万円増、自営店荒利益26億27百万円増、海外仕入利益32億1百万円増。

項目2026年3月期実績2025年3月期実績前期比
チェーン全店売上高209,234183,132+14.3%
直営店売上高24,39617,215+41.7%
加盟店売上高184,837165,917+11.4%
営業総収入160,852136,933+17.5%
売上原価99,86685,771+16.4%
営業総利益60,98651,162+19.2%
販管費31,30926,768+17.0%
営業利益29,67624,394+21.7%
経常利益30,56724,904+22.7%
当期純利益20,61816,892+22.1%

既存店売上高・客数・客単価の状況

2026年3月期のチェーン全店売上高は前期比14.3%増、既存店売上高は同9.0%増となった。客数はチェーン全店で前期比8.7%増、既存店で同3.9%増。客単価は3,197円(同5.1%増)、既存店客単価は3,190円(同4.9%増)。点単価は1,291円(同4.3%増)、既存店点単価は1,282円(同3.9%増)。買上点数は2.46点(同0.7%増)、既存店買上点数は2.47点(同0.9%増)となった。資料は、1日平均客数について「運営形態により営業日数が異なる為、概数を記載しております」と注記している。

指標チェーン全店既存店
売上高+14.3%+9.0%
客数+8.7%+3.9%
客単価3,197円(+5.1%)3,190円(+4.9%)
点単価1,291円(+4.3%)1,282円(+3.9%)
買上点数2.46点(+0.7%)2.47点(+0.9%)
既存店・チェーン全店の販売状況
出典:2026年3月期 決算説明会資料 P.11

店舗数・運営形態(FC比率)の状況

2026年3月末の店舗数は1,094店(前期末1,051店)となった。運営形態別では、個人フランチャイズ・ストア(加盟店A契約)が974店から1,000店、法人フランチャイズ・ストアが新たに6店開設、トレーニング・ストア(業務委託店、加盟店B契約)が37店から46店、ショッピングセンター運営委託店が40店から42店となった。FC比率は92.0%(前期末比0.7pt低下)で、資料は「法人FCが順調に推移、FC比率の向上を図る」としている。翌期(2027年3月期)計画では、店舗数1,130店、中長期目標として1,500店を掲げている。

運営形態前期末増加減少2026年3月末
個人フランチャイズ・ストア97487611,000
法人フランチャイズ・ストア66
直営 業務委託店
トレーニング・ストア37595046
ショッピングセンター運営委託店403142
合計1,0511551121,094
店舗運営形態・FC比率の推移
出典:2026年3月期 決算説明会資料 P.15

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期の計画は、チェーン全店売上高2,379億70百万円(前期比13.7%増)、直営店売上高227億12百万円(同6.9%減)、加盟店売上高2,152億58百万円(同16.5%増)、営業総収入1,833億76百万円(同14.0%増)、営業利益321億12百万円(同8.2%増)、経常利益334億18百万円(同9.3%増)、当期純利益223億29百万円(同8.3%増)としている。資料は「マス化製品政策による大幅な売上成長で、3期連続の増収増益をめざす」とする一方、下期は積極投資と前年実績を鑑み減益見通しとしている。

項目2027年3月期計画2026年3月期実績前期比
チェーン全店売上高237,970209,234+13.7%
直営店売上高22,71224,396△6.9%
加盟店売上高215,258184,837+16.5%
営業総収入183,376160,852+14.0%
売上原価114,70399,866+14.9%
営業総利益68,67360,986+12.6%
販管費36,56131,309+16.8%
営業利益32,11229,676+8.2%
経常利益33,41830,567+9.3%
当期純利益22,32920,618+8.3%
2027年3月期計画
出典:2026年3月期 決算説明会資料 P.24

株主還元

配当方針は、持続的な成長に向けた内部留保を確保しつつ、配当性向35%を目途に業績に基づいた利益の配分を行うとしている。2026年3月期の1株当たり配当金は前期より16円増配の89円(1株当たり当期純利益252円64銭、配当性向35.2%)となった。2027年3月期は前期同額の89円を予想している(1株当たり当期純利益予想273円60銭、配当性向32.5%)。

1株当たり当期純利益と配当金の推移
出典:2026年3月期 決算説明会資料 P.25

中期成長ビジョン2030 進捗

「中期成長ビジョン2030」の初年度は計画を大幅に上回る進捗となり、当期中に成長ビジョンのアップデートを予定しているとしている。ワーク強靭化、気候変動対応、Workman Colors出店加速、Workman Colors専売商品開発、デイリーアイテム拡充の5項目について、成果と課題を総括している。

※本記事はワークマンが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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