※本記事は安楽亭が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社安楽亭は2026年5月22日、2026年3月期(2025年4月~2026年3月)の決算説明資料を公表した。連結売上高は30,789百万円(前期比101.4%)で増収となった一方、営業利益は1,440百万円(前期比98.6%)、経常利益は1,320百万円(前期比96.1%)といずれも前期を下回った。親会社株主に帰属する当期純利益は特別利益の計上や特別損失の減少により850百万円(前期比144.3%)と増加した。2027年3月期は売上高30,348百万円(前期比98.6%)、営業利益1,303百万円(前期比90.5%)、当期純利益762百万円(前期比89.6%)を見込む。
連結業績(2026年3月期 実績)
連結売上高は30,789百万円(前期30,353百万円、前期比101.4%)、売上原価は11,718百万円(前期比102.5%)、売上総利益は19,071百万円(前期比100.8%)だった。販管費は17,631百万円(前期比101.0%)に増加し、営業利益は1,440百万円(前期比98.6%、営業利益率4.7%)となった。経常利益は1,320百万円(前期比96.1%、経常利益率4.3%)。特別利益は300百万円(前期60百万円)、特別損失は297百万円(前期444百万円)となり、税金等調整前当期純利益は1,322百万円(前期比133.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益は850百万円(前期比144.3%、当期純利益率2.8%)だった。
| 項目(百万円) | 2026年3月期(当期) | 2025年3月期(前期) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 30,789 | 30,353 | 101.4% |
| 売上原価 | 11,718 | 11,431 | 102.5% |
| 売上総利益 | 19,071 | 18,922 | 100.8% |
| 販管費 | 17,631 | 17,462 | 101.0% |
| 営業利益 | 1,440 | 1,459 | 98.6% |
| 経常利益 | 1,320 | 1,373 | 96.1% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 850 | 589 | 144.3% |

セグメント別(業態別)の状況
連結事業のセグメント別売上高(外部顧客への売上高、2025年4月~2026年3月の当期累計)は、安楽亭・七輪房業態が10,673百万円(セグメント利益274百万円)、アークミール業態が19,606百万円(セグメント利益1,553百万円)、その他業態が510百万円(セグメント損失16百万円)だった。セグメント計は30,789百万円・利益1,811百万円で、全社費用等の調整額△371百万円を差し引いた連結損益計算書計上額は売上高30,789百万円・営業利益1,440百万円となる。
安楽亭業態の全店売上高(通期計)は9,543百万円(前年対比95.1%)、客数は4,053千人(同91.2%)、客単価は2,355円(同104.3%)で、客数減を客単価上昇で補う形となった。一方アークミール業態の全店売上高(通期計)は19,476百万円(同106.3%)、客数は9,804千人(同99.9%)、客単価は1,986円(同106.3%)と増収基調だった。店舗数は2026年3月末で合計294店(直営245・暖簾11・FC38、前期305店)となり、業態別では安楽亭132店(前期142店)、七輪房20店(前期23店)に減少する一方、ステーキのどん62店、しゃぶしゃぶどん亭32店、フォルクス40店だった。
| 区分 | 指標 | 当期(2026年3月期) |
|---|---|---|
| 安楽亭・七輪房業態 | 外部顧客への売上高 | 10,673百万円 |
| 安楽亭・七輪房業態 | セグメント利益 | 274百万円 |
| アークミール業態 | 外部顧客への売上高 | 19,606百万円 |
| アークミール業態 | セグメント利益 | 1,553百万円 |
| その他業態 | 外部顧客への売上高 | 510百万円 |
| その他業態 | セグメント損失(△) | △16百万円 |
| 調整額 | セグメント利益の調整額 | △371百万円 |
| 連結計 | 売上高/営業利益 | 30,789百万円/1,440百万円 |

グループ会社別の業績(安楽亭単体・アークミール単体)
㈱安楽亭単体の2026年3月期は売上高10,516百万円(前期比95.7%)、営業利益166百万円(前期比55.4%)、経常利益715百万円(前期比109.2%)、当期純利益721百万円(前期比234.1%)だった。特別利益300百万円の計上と特別損失の減少(前期304百万円→212百万円)が当期純利益の押し上げ要因となった。㈱アークミール単体は売上高19,096百万円(前期比105.7%)、営業利益1,217百万円(前期比114.0%)、経常利益1,159百万円(前期比112.6%)、当期純利益706百万円(前期比123.9%)と増収増益だった。
| 会社 | 指標 | 2026年3月期(当期) | 2025年3月期(前期) |
|---|---|---|---|
| 安楽亭単体 | 売上高 | 10,516 | 10,988 |
| 安楽亭単体 | 経常利益 | 715 | 655 |
| 安楽亭単体 | 当期純利益 | 721 | 308 |
| アークミール単体 | 売上高 | 19,096 | 18,073 |
| アークミール単体 | 経常利益 | 1,159 | 1,029 |
| アークミール単体 | 当期純利益 | 706 | 570 |
通期業績予想(2027年3月期)
2027年3月期の連結業績予想は、売上高30,348百万円(前期比98.6%)、売上原価11,361百万円(前期比97.0%)、売上総利益18,987百万円(前期比99.6%)、販管費17,683百万円(前期比100.3%)、営業利益1,303百万円(前期比90.5%、営業利益率4.3%)、経常利益1,150百万円(前期比87.1%、経常利益率3.8%)を見込む。特別利益・特別損失はいずれも0百万円を計上せず、親会社株主に帰属する当期純利益は762百万円(前期比89.6%、当期純利益率2.5%)を予想する。会社別では、安楽亭単体が売上高10,116百万円・経常利益74百万円・当期純利益14百万円、アークミール単体が売上高19,613百万円・経常利益998百万円・当期純利益698百万円を見込む。
| 項目(百万円) | 2027年3月期(予想) | 2026年3月期(前期実績) | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 30,348 | 30,789 | 98.6% |
| 営業利益 | 1,303 | 1,440 | 90.5% |
| 経常利益 | 1,150 | 1,320 | 87.1% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 762 | 850 | 89.6% |
有利子負債の状況・連結キャッシュ・フロー
有利子負債残高は連結ベースで11,097百万円(前期10,980百万円)、単体ベースで2,926百万円(前期3,676百万円)だった。連結キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが1,971百万円(前期1,300百万円)、投資活動によるキャッシュ・フローが△687百万円(前期△298百万円)、財務活動によるキャッシュ・フローが△487百万円(前期1,228百万円)で、現金及び現金同等物の期末残高は7,987百万円(前期7,190百万円)となった。

業績・財務指標の5期推移
連結の営業成績及び財産の状況の推移をみると、売上高は2024年3月期30,260百万円、2025年3月期30,353百万円、2026年3月期30,789百万円と推移し、親会社株主に帰属する当期純利益は同967百万円、589百万円、850百万円、1株当たり当期純利益は434.56円、255.32円、184.23円だった。総資産は22,232百万円、24,253百万円、25,747百万円、純資産は6,836百万円、7,427百万円、8,265百万円と増加した。なお1株当たり当期純利益は、2025年10月1日付の普通株式1株につき2株の株式分割を、2026年3月期の期首に行われたと仮定して算定している。単体では売上高11,170百万円、10,988百万円、10,516百万円、当期純利益48百万円、308百万円、721百万円、1株当たり当期純利益21.69円、133.51円、156.26円と推移した。

株主還元
本資料には配当や自己株式取得等の株主還元方針に関する記載はない。
※本記事は安楽亭が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。