コーナン商事

コーナン商事、2026年2月期は増収減益 純利益は前期比86.3%の122.6億円

決算サマリー 2026.08.21
コーナン商事、2026年2月期は増収減益 純利益は前期比86.3%の122.6億円

※本記事はコーナン商事が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

コーナン商事の2026年2月期(2025年3月1日〜2026年2月28日)連結業績は、売上高502,059百万円(前期比103.7%)と増収を確保した一方、営業利益22,397百万円(同89.6%)、経常利益20,754百万円(同89.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益12,263百万円(同86.3%)といずれも前期を下回る減益となった。新店効果に加えPRO商材・⽇用消耗品・食品などの伸長が増収を牽引したが、売上総利益の伸びを販管費の伸びが上回ったことが減益要因となった。なお、修正後計画はクリアしている。

目次

連結業績(2026年2月期 実績)

売上高は既存店売上高が前年同期比99.6%(484,104百万円)とやや前年を下回ったものの、新店による上積みで全体では増収となった。売上総利益は185,532百万円(前期比103.4%)、粗利益率は36.95%(前期37.06%、△0.11pt)。販売管理費は人件費62,812百万円(同106.6%)、賃借料55,599百万円(同104.7%)を中心に180,854百万円(同105.4%、前年差+9,286百万円)となり、売上総利益の増加額(+6,073百万円)を上回ったため、営業利益・経常利益・当期純利益はいずれも減益となった。

項目2026年2月期2025年2月期前年同期比
売上高502,059百万円484,293百万円103.7%
営業収益519,779百万円501,403百万円103.7%
売上総利益185,532百万円(粗利益率36.95%)179,458百万円(粗利益率37.06%)103.4%
販売管理費180,854百万円171,567百万円105.4%
営業利益22,397百万円25,001百万円89.6%
経常利益20,754百万円23,306百万円89.0%
親会社株主に帰属する当期純利益12,263百万円14,210百万円86.3%
損益計算書(連結)
出典:コーナン商事 2026年2月期 決算説明会資料 P.4

業態別の状況(連結)

HC業態は売上高337,781百万円(前年同期比102.0%)で、防災・防犯用品の売上反動減を⽇用消耗品・食品などの伸びと新店での積み上げでカバーし増加したが、新店出店に伴う販管費の増加幅が売上総利益の増加幅を上回り、営業利益率は5.3%(前年差△0.9pt)に低下した。PRO業態は売上高147,712百万円(同106.2%)で、内装工事資材・エアコン用部材・工具などの販売好調が継続し増加、粗利益率は34.01%(前年差+0.44pt)に改善したが、販管費が新店出店により増加したことで営業利益率は6.4%(前年差△0.1pt)と若干低下した。

業態売上高(連結)前年同期比粗利益率営業利益率
HC337,781百万円102.0%38.44%(前年差△0.14pt)5.3%(前年差△0.9pt)
PRO147,712百万円106.2%34.01%(前年差+0.44pt)6.4%(前年差△0.1pt)
連結会社計502,059百万円103.7%36.95%(前年差△0.11pt)4.5%(前年差△0.7pt)
業態別実績(連結/コーナン単体)
出典:コーナン商事 2026年2月期 決算説明会資料 P.9

通期業績予想(2027年2月期)

2027年2月期の連結業績予想は、営業収益543,500百万円(前年比104.6%)、売上高525,000百万円(同104.6%)、営業利益23,000百万円(同102.7%)、経常利益21,000百万円(同101.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益12,500百万円(同101.9%)。アレンザホールディングス株式会社の持分法適用会社化に伴う損益見込みの影響も反映している。

項目2027年2月期通期予想2026年2月期実績前年同期比
営業収益543,500百万円519,779百万円104.6%
売上高525,000百万円502,059百万円104.6%
営業利益23,000百万円22,397百万円102.7%
経常利益21,000百万円20,754百万円101.2%
親会社株主に帰属する当期純利益12,500百万円12,263百万円101.9%
2027年2月期 業績予想(連結)
出典:コーナン商事 2026年2月期 決算説明会資料 P.19

株主還元

第4次中期経営計画期間(2026年2月期-2028年2月期)は、総還元性向40%以上・累進配当を目標水準とする方針を掲げる。2026年2月期の1株当たり配当金は130円で12期連続増配、総還元性向は46.4%だった。2027年2月期は配当金額を140円/年(前期実績差+10円/年)とし、年度の総還元性向を40%以上とすることを目指す。自己株式の取得についても業績ならびに株価水準等に応じ、適宜検討を行う方針。

項目2026年2月期実績2027年2月期予定
1株当たり配当金130円140円
総還元性向46.4%40%以上(目標)
株主還元方針(配当・総還元性向の推移)
出典:コーナン商事 2026年2月期 決算説明会資料 P.45

成長戦略・トピック

第4次中期経営計画は「成長のための投資を先行」させる方針で、2026年2月期はその初年度である「未来の基盤構築」の年と位置づけられている。また、2026年2月12日付でアレンザホールディングス株式会社の株式等の公開買付け及び同社との資本業務提携契約の締結、並びに株式会社バローホールディングスとの資本業務提携に関する基本合意書の締結を公表した。2026年4月6日付でアレンザホールディングス株式の38.79%を取得し、同社を持分法適用会社化している。

※本記事はコーナン商事が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

Articles

株主優待

記事がありません。

個人投資家・企業様各位

目次