※本記事はアイエーグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
アイエーグループ(カー用品事業・ブライダル事業・建設不動産事業を展開)は2026年3月期(第43期)の決算を発表した。連結売上高39,841百万円(前年同期比106.8%)、営業利益1,828百万円(同101.7%)、経常利益1,903百万円(同100.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,383百万円(同110.3%)となり、増収増益となった。2027年3月期は売上高40,400百万円、営業利益1,840百万円を見込む。
連結業績(2026年3月期 実績)
売上高は前年同期比106.8%の39,841百万円となった。売上総利益は17,939百万円(同101.6%)、販売管理費16,111百万円(同101.6%)を経て、営業利益は1,828百万円(同101.7%)、経常利益は1,903百万円(同100.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,383百万円(同110.3%)となった。
| 項目 | 2026年3月期実績 | 2025年3月期実績 | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 39,841 | 37,289 | 106.8% |
| 売上総利益 | 17,939 | 17,661 | 101.6% |
| 販売管理費 | 16,111 | 15,864 | 101.6% |
| 営業利益 | 1,828 | 1,797 | 101.7% |
| 経常利益 | 1,903 | 1,895 | 100.4% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,383 | 1,254 | 110.3% |
セグメント別の状況
セグメント別では、建設不動産事業の売上高が前年同期比263.1%の2,853百万円、営業利益が同594.3%の203百万円となった。カー用品事業は売上高が同102.1%の32,626百万円となった一方、営業利益は同87.0%の1,178百万円となった。ブライダル事業は売上高4,342百万円(同102.4%)、営業利益283百万円(同118.9%)となった。その他事業は売上高191百万円(同157.4%)、営業利益168百万円(同97.0%)となった。
| セグメント | 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|---|
| カー用品 | 売上高 | 32,626 | 31,951 |
| カー用品 | 営業利益 | 1,178 | 1,354 |
| ブライダル | 売上高 | 4,342 | 4,241 |
| ブライダル | 営業利益 | 283 | 238 |
| 建設不動産 | 売上高 | 2,853 | 1,084 |
| 建設不動産 | 営業利益 | 203 | 34 |
| その他 | 売上高 | 191 | 312 |
| その他 | 営業利益 | 168 | 173 |

通期業績予想
2027年3月期は、売上高40,400百万円(前年同期比101.4%)、営業利益1,840百万円(同100.6%)、経常利益1,890百万円(同99.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,370百万円(同99.0%)を計画している。今後の経済見通しについては、雇用や所得環境の改善により景気は緩やかな回復が期待される一方、国際情勢の不安定化や資源価格の変動による下振れリスク、物価上昇による消費者心理の冷え込みが懸念されるとしている。
| 項目 | 2027年3月期予想 | 2026年3月期実績 | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 40,400 | 39,841 | 101.4% |
| 営業利益 | 1,840 | 1,828 | 100.6% |
| 経常利益 | 1,890 | 1,903 | 99.3% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,370 | 1,383 | 99.0% |

資本コストや株価を意識した経営
当社はROEが継続的に株主資本コスト(CAPM)を上回る水準を維持しているとし、ROEを安定的に8%以上に保つことを目標としている。2026年3月期のROEは8.6%、株主資本コストは4%~6%であった。現状分析(2026年3月期)ではPBR0.41倍、PER4.7倍、総資産回転率1.4回、財務レバレッジ1.7倍、売上高純利益率3.5%となっている。今後の取り組みとして、既存事業の収益性強化によるROEの収益性の向上、在庫管理・固定資産管理の強化による資産のコントロール、有利子負債の有効活用や配当性向を意識した安定的な株主還元による負債・自己資本のコントロール、新規事業の成長、人的資本経営、情報開示の充実を掲げている。
| 項目 | 2026年3月期末 | 2025年3月期末 | 前期末比増減 |
|---|---|---|---|
| 資産計 | 27,857 | 28,133 | ▲275 |
| 負債計 | 10,801 | 12,421 | ▲1,620 |
| 純資産計 | 17,056 | 15,711 | 1,344 |
| 自己資本比率(%) | 60.1% | 55.2% | 4.9% |
| 1株当たり純資産(円) | 11,490.08 | 10,701.70 | 788.38 |


株主還元
資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた今後の取り組みの一環として、負債・自己資本のコントロールの中で、有利子負債の有効活用とともに、配当性向を意識した安定的な株主還元を掲げている。
事業別トピックス
カー用品事業では、基幹店舗のスーパーオートバックスかわさきで外観美化を目的とした大規模改修工事を実施したほか、LED照明の更新やピット空調機の新設など店舗設備投資を継続した。オートバックス40店舗で展開する中古自動車の買取・販売事業は年々業績を拡大し、前年度の車両販売額は69.5億円となった。ブライダル事業では、口コミサイト「みんなのウェディング」の満足度ランキングで全式場が高い評価を受け、アルカンシエル南青山は東京都全体の料理・スタッフ満足度で1位を受賞した。luxe mariage大阪では披露宴会場の改装を実施した。建設不動産事業では、「アジア・スマートシティ会議2025」に出展し、フレキシブルモジュール太陽光パネルやスマートEV充電器PULSAR PLUSをPRしたほか、横浜市内の収益不動産物件「メイフェア」を取得した。通期では収益不動産物件を3棟売却・2棟購入し、定期的な物件の入れ替えを行っている。
※本記事はアイエーグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。