※本記事はAeroEdgeが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
AeroEdgeの2026年6月期(通期)は、連結売上高5,084百万円、連結営業利益1,145百万円、連結経常利益1,117百万円、親会社株主に帰属する当期純利益781百万円となった。売上高・営業利益・親会社株主に帰属する当期純利益・EBITDAはいずれも過去最高を更新した。2026年6月期4Qより航空機体部品を手掛けるオノプラント社を完全子会社化し、連結決算へ移行した(26年6月期はオノプラント社の貸借対照表のみを連結)。27年6月期は連結ベースで増収増益を見込む。

連結業績(2026年6月期 実績)
26年6月期の連結売上高は5,084百万円、連結営業利益は1,145百万円、連結経常利益は1,117百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は781百万円、EBITDAは1,562百万円となった。資料の注記によれば、26年6月期は連結決算数値、25年6月期は単体決算数値であり基準が異なるため、前期比は実額のみ示す。参考として資料は、単体同士の比較で売上高が前期比+41.2%(単体実績5,084百万円は連結と同額)、営業利益は単体実績1,200百万円で前期比+83.2%、親会社株主に帰属する当期純利益は単体実績836百万円で前期比+13.9%になるとしている。
| 項目 | 26年6月期(連結実績) | 25年6月期(単体実績) |
|---|---|---|
| 売上高 | 5,084百万円 | 3,602百万円 |
| 売上総利益 | 2,308百万円 | 1,686百万円 |
| 営業利益 | 1,145百万円 | 655百万円 |
| 経常利益 | 1,117百万円 | 565百万円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 781百万円 | 734百万円 |
| EBITDA | 1,562百万円 | 1,038百万円 |

オノプラント社の完全子会社化とグループ会社別の状況
AeroEdgeは2026年5月20日付で契約を締結し、2026年6月4日付で航空機体部品加工を主力とする株式会社オノプラント(栃木県)の全株式を取得、完全子会社化した。取得価額は9.8億円で、株式取得資金は全額手元資金で対応した。26年6月期4Q決算より連結決算へ移行したが、26年6月期はオノプラント社の貸借対照表のみを連結し、損益計算書は27年6月期1Qから連結するとしている。オノプラント社の決算数値(未監査)は、25年3月期で売上高1,038百万円、営業利益81百万円であった。
| 項目 | 23年3月期 | 24年3月期 | 25年3月期 |
|---|---|---|---|
| オノプラント社 売上高 | 633百万円 | 911百万円 | 1,038百万円 |
| オノプラント社 営業利益 | ▲29百万円 | 68百万円 | 81百万円 |

主要KPI(チタンアルミブレード販売数量)
当社が販売したチタンアルミブレードが搭載されるエンジン基数(主要KPI)は、26年6月期に847基となり前期比+32.6%増加した。27年6月期は前期比+28.0%増の1,084基を見込むとしている。
| 項目 | 25年6月期 | 26年6月期 | 27年6月期(予想) |
|---|---|---|---|
| チタンアルミブレード搭載エンジン基数 | 639基 | 847基 | 1,084基 |
27年6月期業績予想
27年6月期の通期業績予想は、連結売上高7,950百万円(前期比+56.4%)、連結営業利益1,550百万円(前期比+35.3%)、連結経常利益1,441百万円(前期比+28.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益960百万円(前期比+22.9%)、EBITDA2,381百万円(前期比+52.4%)で、いずれも過去最高を見込むとしている。想定為替レートは152円/米ドル。参考として単体ベースの売上高は6,757百万円(前期比+32.9%)としている。
| 項目 | 27年6月期(予想・連結) | 前期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 7,950百万円 | +56.4% |
| 営業利益 | 1,550百万円 | +35.3% |
| 経常利益 | 1,441百万円 | +28.9% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 960百万円 | +22.9% |
| EBITDA | 2,381百万円 | +52.4% |

成長戦略・トピック
資料は、(01)チタンアルミブレード加工売上の拡大、(02)チタンアルミブレード新材料の量産実現、(03)航空機エンジンA・B案件等の新規量産事業拡大、(04)MRO事業への参入を成長戦略として掲げている。仏SAFRAN社との契約により、LEAPエンジン用チタンアルミブレードのマーケットシェアは2027年12月まで40%、2028年1月から40%台後半に拡大する予定で、材料供給についても2026年7月から一部、2028年1月から全部の供給を開始する計画としている。航空機エンジンA案件は、顧客側で追加エンジンテストが必要となったことにより量産開始が1年程度後ろ倒しとなり、28年6月期からの収益化を見込むとしている。
※本記事はAeroEdgeが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。