※本記事はNexToneが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
NexToneの2026年3月期は、取扱高403.2億円(前期比+10.5%)、売上高207.7億円(同+7.0%)、営業利益13.0億円(同+29.4%)となり、取扱高・売上高・営業利益はいずれも過去最高を更新した。管理楽曲数は82.3万曲(前期比+13.2万曲)、取扱原盤数は165.7万原盤(同+18.7万原盤)に拡大した。期初計画(売上高230.0億円、営業利益18.0億円)に対しては下振れて着地したが、前期比では増収増益となり、営業利益率は6.3%(前期比+1.1pt)に大幅改善した。
連結業績(2026年3月期 実績)
売上高は207.7億円(前期比+7.0%)、販管費は40.1億円(同+5.0%)、営業利益は13.0億円(同+29.4%)、経常利益は13.3億円(同+29.8%)、親会社株主帰属当期純利益は7.9億円(同+14.3%)となった。期初計画に対しては下振れたが、前期からは増収増益を達成した。
| 項目 | 当期(2026年3月期) | 前期(2025年3月期) | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 207.7億円 | 194.1億円 | +7.0% |
| 販管費 | 40.1億円 | 38.2億円 | +5.0% |
| 営業利益 | 13.0億円 | 10.0億円 | +29.4% |
| 経常利益 | 13.3億円 | 10.2億円 | +29.8% |
| 親会社株主帰属当期純利益 | 7.9億円 | 6.9億円 | +14.3% |
| 営業利益率 | 6.3% | 5.2% | +1.1pt |
セグメント別の状況
著作権管理事業は、アイドル系楽曲の音楽ソフト等における利用や当社管理楽曲のテレビ・ラジオ番組での利用の増加により増収増益。DD事業は、アニメ・ゲーム関連及びVTuber等のネットクリエイター関連の原盤再生の増加や大手権利者の旧譜解禁等により増収増益。音楽配信事業は、個人向けサービス「dヒッツ」の料金改定や法人向け原盤利用許諾スキーム「レコチョク play」の拡大により増収増益。ビジネスサポート事業はキャスティング事業でのライブビューイング大型案件の実施等により増収となった一方、子会社における新規サービスの拡大遅延の影響等により3.2億円のセグメント損失となった。
| セグメント | 指標 | 当期(2026年3月期) | 前期(2025年3月期) | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 著作権管理事業 | 売上高 | 16.0億円 | 15.2億円 | +5.3% |
| 著作権管理事業 | 営業利益 | 7.0億円 | 6.9億円 | +1.4% |
| DD事業 | 売上高 | 103.4億円 | 96.8億円 | +6.8% |
| DD事業 | 営業利益 | 10.4億円 | 9.6億円 | +8.3% |
| 音楽配信事業 | 売上高 | 77.2億円 | 75.8億円 | +1.8% |
| 音楽配信事業 | 営業利益 | 15.6億円 | 13.3億円 | +17.3% |
| ビジネスサポート事業 | 売上高 | 19.7億円 | 14.9億円 | +32.2% |
| ビジネスサポート事業 | 営業利益 | ▲3.2億円 | ▲4.2億円 | ー |

通期業績予想(2027年3月期)
2027年3月期は、管理楽曲数と取扱原盤数の順調な増加や既存サービスの拡大、新規サービスの展開等により増収増益を計画する。売上高は220.0億円(前期比+5.9%)、営業利益は16.0億円(同+23.0%)、経常利益は16.0億円(同+19.9%)、親会社株主帰属当期純利益は10.0億円(同+26.3%)を見込む。
| 項目 | 予想(2027年3月期) | 前期実績(2026年3月期) | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 220.0億円 | 207.7億円 | +5.9% |
| 営業利益 | 16.0億円 | 13.0億円 | +23.0% |
| 経常利益 | 16.0億円 | 13.3億円 | +19.9% |
| 親会社株主帰属当期純利益 | 10.0億円 | 7.9億円 | +26.3% |

株主還元
配当方針は、企業体質の強化と将来の事業展開のために内部留保を確保しつつ、安定的かつ継続的に業績の成長に見合った成果を配当することを基本方針とし、原則として減配せず維持または業績の拡大状況を踏まえながら増配する「累進配当」としている。2026年3月期の配当は中間0.00円・期末20.00円の合計20.00円(予定)、2027年3月期は中間11.00円・期末11.00円の合計22.00円(予想)としている。
| 区分 | 中間期末 | 期末 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 2026年3月期(予定) | 0.00円 | 20.00円 | 20.00円 |
| 2027年3月期(予想) | 11.00円 | 11.00円 | 22.00円 |

中期経営計画
2027年3月期から2029年3月期の中期業績計画は、拡大を見込んでいたエッグスのインディーズアーティスト支援事業の将来的な成長が困難と判断し、2026年3月末に第三者へ事業譲渡(エッグスは2026年4月1日付でレコチョクに吸収合併)したことに伴い修正した。既存事業の更なる拡大に注力し、2028年3月期にプライム市場上場を目指す。2029年3月期には売上高260.0億円、営業利益23.0億円を計画する。

※本記事はNexToneが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。