※本記事はツナググループ・ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社ツナググループ・ホールディングス(6551)は2025年9月期通期決算で4期連続の増収増益を達成した。売上高は182.6億円(前期比+11.5%)、営業利益は8.7億円(同+39.3%)と主力のRPO事業が2ケタ成長を継続。のれん減損59百万円を計上したものの、親会社株主に帰属する当期純利益は511百万円(同+42.7%)となり、2022年9月期を超え過去最高額を更新した。自己資本比率は45.2%。
連結業績(2025年9月期 実績)
営業利益率は4.8%(前期比+1.0pt)、経常利益率は4.9%(同+1.1pt)に改善した。単位は百万円。
| 項目 | 当期(2025年9月期) | 前期(2024年9月期) | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 18,269 | 16,388 | +1,881(+11.5%) |
| 営業利益 | 877 | 629 | +248(+39.3%) |
| 営業利益率 | 4.8% | 3.8% | +1.0pt |
| 経常利益 | 897 | 626 | +271(+43.2%) |
| 経常利益率 | 4.9% | 3.8% | +1.1pt |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 511 | 358 | +153(+42.7%) |

セグメント別の状況
ヒューマンキャピタル事業(RPOサービス・採用コンサルティング等)はセグメント利益が前期比43.6%増と大幅に伸長。スタッフィング事業(人材派遣・紹介)は案件拡大への先行投資によりセグメント損失が微増した。その他(本社部門所管の事業活動等)は2025年9月期のみの開示で、前期実績は開示されていない。単位は百万円。
| セグメント | 指標 | 当期(2025年9月期) | 前期(2024年9月期) |
|---|---|---|---|
| ヒューマンキャピタル事業 | 売上高 | 13,914 | 12,785 |
| ヒューマンキャピタル事業 | セグメント利益 | 1,830 | 1,274 |
| スタッフィング事業 | 売上高 | 4,503 | 3,928 |
| スタッフィング事業 | セグメント利益 | ▲116 | ▲105 |
| その他 | 売上高 | 137 | 開示なし |
| その他 | セグメント利益 | ▲837 | 開示なし |

通期業績予想
2026年9月期は中期経営計画「Circular Recruiting」の初年度にあたり、売上高・営業利益とも2ケタ成長を計画。営業利益率は0.4pt改善の5.2%を見込む。単位は百万円。
| 項目 | 予想(2026年9月期) | 前期(2025年9月期実績) | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 20,500 | 18,269 | +2,231(+12.2%) |
| 営業利益 | 1,060 | 877 | +183(+20.8%) |
| 営業利益率 | 5.2% | 4.8% | +0.4pt |
| 経常利益 | 1,060 | 897 | +163(+18.1%) |
| 経常利益率 | 5.2% | 4.9% | +0.4pt |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 689 | 511 | +178(+34.7%) |

株主還元
| 決算期 | 一株配当 | 配当利回り |
|---|---|---|
| 2021年9月期 | 0円 | ― |
| 2022年9月期 | 5円 | ― |
| 2023年9月期 | 8円 | ― |
| 2024年9月期 | 10円 | ― |
| 2025年9月期 | 14円 | 1.75% |
| 2026年9月期(予想) | 20円 | 2.5% |
2026年9月期は1株あたり配当を14円から+6円増配し20円とする予定(配当利回り2.5%、基準株価は2025年10月31日終値802円)。株主優待も500株以上保有株主に対し1,000円相当から8,000円相当(+7,000円相当拡充)に変更予定で、優待込みの総合利回りは4.5%の見込み。

中期経営計画
2025年8月28日、2026年9月期から2030年9月期までの5ヵ年を対象とする中期経営計画「Circular Recruiting」を発表。2030年9月期に売上高350億円(FY25比1.9倍、CAGR13.9%)、営業利益28億円(FY25比3.2倍、CAGR26.2%)を目指す。財務戦略としては総還元性向40%以上の株主還元と、事業・人財・M&Aへの成長投資の両立を掲げる。財務KPIとして総還元性向40%・配当性向30%・ROE40%・D/Eレシオ0.7を目標に置くが、直近の2024年9月期実績は総還元性向34.4%・配当性向24%・ROE21.7%・D/Eレシオ0.47であり、いずれも目標に対して途上の水準となっている。
※本記事はツナググループ・ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。