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ダイフク、2025年12月期は営業利益が初の1,000億円突破 主要3利益が4期連続で過去最高

決算サマリー 2026.08.10
ダイフク、2025年12月期は営業利益が初の1,000億円突破 主要3利益が4期連続で過去最高

※本記事はダイフクが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ダイフクの2025年12月期(2025年1月1日~12月31日)連結業績は、受注高6,726億円(前年同期参考値比+3.0%)、売上高6,607億円(同+2.6%)となり、売上高は過去最高を更新した。営業利益は1,008億円(同+24.4%)と初めて1,000億円を突破し、営業利益率は15.3%(同+2.7pt)に上昇。親会社株主に帰属する当期純利益は780億円(同+21.3%)となり、売上高・営業利益・当期純利益の主要3利益は4期連続で過去最高を達成した。なお、同社は2024年12月期より決算期を3月31日から12月31日に変更しており、前年同期比較には対象期間を同一にした非監査の参考値(前年同期参考値)を用いている。

目次

連結業績(当期 実績)

為替の影響は受注高で約▲68億円、売上高で約▲55億円、営業利益で約▲6億円だった。生産効率化・プロジェクト管理の強化によるコスト削減、収益性を重視した受注の徹底などにより利益率が向上し、増収以上の増益となった。

項目2025/12期(当期)前年同期参考値増減
受注高6,726億円6,531億円+194億円(+3.0%)
売上高6,607億円6,439億円+167億円(+2.6%)
営業利益1,008億円810億円+197億円(+24.4%)
営業利益率15.3%12.6%+2.7pt
経常利益1,046億円842億円+203億円(+24.1%)
親会社株主に帰属する当期純利益780億円644億円+136億円(+21.3%)
当期純利益率11.8%10.0%+1.8pt
1株当たり当期純利益212.39円175.15円+37.24円(+21.3%)
2025年12月期 決算ハイライト
出典:ダイフク 2025年12月期 通期 決算説明資料 P.4

セグメント別(グループ会社別)の状況

報告セグメントでは、生成AI向け先端半導体投資の強い需要が続いたClean FactomationやDaifuku (Suzhou) Cleanroom Automationが好調に推移した。一方、中核のダイフクは概ね順調に推移したものの前年同期参考値には及ばなかった。セグメント利益は親会社株主に帰属する当期純利益ベースで表示されている。

区分受注高(前年参考値→当期・増減)売上高(前年参考値→当期・増減)セグメント利益(前年参考値→当期・増減)
ダイフク2,308→2,266億円(▲42)2,620→2,465億円(▲155)433→556億円(+122)
コンテック187→189億円(+2)193→202億円(+9)6→11億円(+4)
Daifuku North America1,833→1,961億円(+128)1,724→1,658億円(▲65)162→152億円(▲10)
Clean Factomation317→494億円(+176)258→375億円(+117)14→33億円(+19)
Daifuku (Suzhou) Cleanroom Automation318→470億円(+151)533→409億円(▲124)122→108億円(▲14)
その他1,565→1,343億円(▲221)1,063→1,499億円(+436)43→173億円(+130)
連結調整等44→▲5億円(▲49)▲139→▲253億円(▲114)
合計(調整後)6,531→6,726億円(+194)6,439→6,607億円(+167)644→780億円(+136)
報告セグメントの業績
出典:ダイフク 2025年12月期 通期 決算説明資料 P.8

通期業績予想

2026年12月期は、労働力不足・人件費上昇や生成AI普及による先端半導体投資の急拡大などを背景に自動化投資が一般製造業・流通業、半導体産業、空港で継続すると見込む。受注高は7,800~8,200億円、売上高は7,000億円(前年同期比+5.9%)、営業利益は1,050億円(同+4.2%、営業利益率15.0%)を計画。想定為替レートは対米ドル150円。

項目2026/12期予想2025/12期(実績)前年同期比
受注高7,800~8,200億円6,726億円+1,073~+1,473億円(+16.0~+21.9%)
売上高7,000億円6,607億円+392億円(+5.9%)
営業利益1,050億円1,008億円+41億円(+4.2%)
営業利益率15.0%15.3%▲0.3pt
経常利益1,085億円1,046億円+38億円(+3.7%)
親会社株主に帰属する当期純利益800億円780億円+19億円(+2.4%)
当期純利益率11.4%11.8%▲0.4pt
1株当たり当期純利益217.57円212.39円+5.18円(+2.4%)
2026年12月期 連結業績予想
出典:ダイフク 2025年12月期 通期 決算説明資料 P.18

株主還元

2025年12月期の期末配当は、期初予定の32円から12円増配の44円となり、中間配当34円と合わせた年間配当は78円(連結配当性向36.7%)となった。2026年12月期は中間配当36円、期末配当46円の合計82円(配当性向37.7%)を予定している。

項目2025/12期(実績)2026/12期(予定)
中間配当34円36円
期末配当44円(期初予定32円から12円増配)46円
年間配当合計78円82円
連結配当性向36.7%37.7%
株主還元の状況
出典:ダイフク 2025年12月期 通期 決算説明資料 P.19

中期経営計画/トピック

2027年中期経営計画・2030年長期ビジョンについて、利益率目標を予定より前倒しで達成したことを受け、2027年および2030年の利益目標を上方修正した。2030年に売上高1兆円・営業利益1,500億円の実現を視野に、先端技術・新規事業・グローバル戦略・利益体質の強化を柱に、戦略分野の成長と高い収益性の両立を目指すとしている。ROEは18.4%(前期比+3.3pt)、ROICは14.7%(同+3.3pt)に改善した。

※本記事はダイフクが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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