※本記事はサトーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社サトーの2026年3月期(通期)連結業績は、売上高163,434百万円(前期比+5.6%)、営業利益11,041百万円(同-10.5%)、経常利益9,881百万円(同-11.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益5,086百万円(同-28.9%)となった。海外事業はベース事業・プライマリー専業ともに営業減益となった一方、日本事業は増収増益となった。2027年3月期は売上高168,500百万円、営業利益11,700百万円を予想し、増収増益を見込む(業績予想には中東情勢の影響を含めず)。年間配当は76円(予定、前期比+1円)とし、2027年3月期は80円への増配を予定している。
連結業績(2026年3月期 実績)
自動認識ソリューション事業(連結)の2026年3月期業績は次の通り。
| 項目 | 当期 | 前期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 163,434百万円 | 154,807百万円 | +8,626百万円(+5.6%) |
| 営業利益 | 11,041百万円 | 12,341百万円 | -1,299百万円(-10.5%) |
| 営業利益率 | 6.8% | 8.0% | -1.2pt |
| 経常利益 | 9,881百万円 | 11,144百万円 | -1,263百万円(-11.3%) |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 5,086百万円 | 7,151百万円 | -2,064百万円(-28.9%) |
| EBITDA | 17,028百万円 | 17,884百万円 | -855百万円(-4.8%) |
セグメント別(事業別)の状況
セグメント別では、日本事業が売上高85,038百万円(前期比+7.3%)、営業利益5,415百万円(同+38.6%)と増収増益となった。一方、海外事業は計で売上高78,396百万円(同+3.7%)、営業利益5,704百万円(同-32.7%)となり、内訳は海外ベース事業が売上高53,833百万円(同+2.3%)・営業利益3,822百万円(同-11.5%)、海外プライマリー専業が売上高24,562百万円(同+7.0%)・営業利益1,970百万円(同-53.1%)だった(単位:百万円)。
| セグメント | 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|---|
| 日本 | 売上高 | 85,038 | 79,220 |
| 日本 | 営業利益 | 5,415 | 3,906 |
| 海外ベース事業 | 売上高 | 53,833 | 52,632 |
| 海外ベース事業 | 営業利益 | 3,822 | 4,317 |
| 海外プライマリー専業 | 売上高 | 24,562 | 22,955 |
| 海外プライマリー専業 | 営業利益 | 1,970 | 4,199 |
| 海外計 | 売上高 | 78,396 | 75,587 |
| 海外計 | 営業利益 | 5,704 | 8,478 |

通期業績予想(2027年3月期)
2027年3月期の業績予想は、中期経営計画の施策効果により戦略投資を吸収し、前年比で増益を見込む。予想には中東情勢の影響を含めていない。
| 項目 | 予想(2027年3月期) | 前期実績(2026年3月期) |
|---|---|---|
| 売上高 | 168,500百万円 | 163,434百万円 |
| 営業利益 | 11,700百万円 | 11,041百万円 |
| 経常利益 | 11,200百万円 | 9,881百万円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 7,400百万円 | 5,086百万円 |
| EBITDA | 18,100百万円 | 17,028百万円 |

株主還元
配当方針は、中長期的な企業価値向上により安定的な累進配当(原則として減配を行わず、配当の維持もしくは増配を行う配当政策)の継続をめざすとしている。2026年3月期の年間配当は76円(予定、中間配当38円・期末配当38円予定)、2027年3月期は80円に増配予定である。
| 項目 | 2026年3月期(予定) | 2027年3月期(予想) |
|---|---|---|
| 年間配当金 | 76円 | 80円 |
| EPS | 156.7円 | 227.9円 |
| ROE | 6.3% | 8.4% |
| 配当性向 | 49% | 35% |

中期経営計画
中期経営計画は、FY24-25を「グローバル経営基盤の強化」による収益回復期、FY26-28を「コアビジネスの増強」と「Perfect and Unique Tagging構想の事業化」による成長投資の再開期と位置付け、その後の投資回収期を経て次期中期経営計画へ移行するロードマップを描く。経営目標(FY28)は売上高1,860億円、営業利益157億円(8.4%)、ROIC9.4%、ROE10.2%、PBR1.0倍以上。キャピタル・アロケーション(FY25-28)は約700億円のキャッシュ創出を見込み、事業投資に約70%(うち戦略投資150-200億円)、株主還元に約20%を配分する方針。

※本記事はサトーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。