赤阪鐵工所

赤阪鐵工所、2026年3月期は増収も営業損失 純利益は389.3%増

決算サマリー 2026.08.20
赤阪鐵工所、2026年3月期は増収も営業損失 純利益は389.3%増

※本記事は赤阪鐵工所が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

赤阪鐵工所は2026年3月期(非連結)の決算短信を発表した。舶用内燃機関及び部分品・修理工事の売上が増加し、売上高は8,333百万円(前期比6.2%増)となった。一方、原材料・購入品や各種経費の値上がりを内燃機関の売価に転嫁しきれず原価率が悪化し、営業損失188百万円(前期は営業利益19百万円)を計上した。経常利益は9百万円(前期比84.0%減)にとどまったが、保有株式の一部売却による特別利益215百万円を計上した結果、当期純利益は186百万円(前期比389.3%増)となった。2027年3月期は売上高9,000百万円、営業利益20百万円、経常利益140百万円、当期純利益90百万円を計画している。

目次

業績(2026年3月期 実績)

当事業年度は、陸上部門の売上が計画を下回ったものの、舶用内燃機関及び部分品・修理工事の売上が増加した結果、売上高は8,333百万円(前期比6.2%増)となった。収益面では社内のコストダウンに取り組んだものの、原材料、購入品に加え各種経費の値上がりが大きく、内燃機関の売価に値上がり相当分を転嫁しきれなかったことから原価率が大幅に悪化し、営業損失188百万円(前期は営業利益19百万円)となった。経常利益は9百万円(前期比84.0%減)となったが、保有株式の一部売却による特別利益215百万円の計上により、当期純利益は186百万円(前期比389.3%増)となった。

項目当期(2026年3月期)前期(2025年3月期)増減
売上高8,333百万円7,845百万円6.2%増
営業利益(△は損失)△188百万円19百万円
経常利益9百万円58百万円84.0%減
当期純利益186百万円38百万円389.3%増
赤阪鐵工所 2026年3月期 損益計算書
出典:2026年3月期 決算短信 P.10(損益計算書)

財政状態

当事業年度末の総資産は18,217百万円となり、前事業年度末に比べ4,182百万円増加した。主な要因は株価上昇による投資有価証券の増加等に伴う固定資産の増加(2,589百万円)である。負債は7,255百万円となり、前事業年度末に比べ2,179百万円増加した。純資産は10,962百万円となり、前事業年度末に比べ2,002百万円増加し、その他有価証券評価差額金の増加(1,859百万円)等が主な要因である。この結果、自己資本比率は60.2%となった。

項目当期末(2026年3月期)前期末(2025年3月期)
総資産18,217百万円14,035百万円
純資産10,962百万円8,959百万円
自己資本比率60.2%63.8%
1株当たり純資産8,191.10円6,691.72円
赤阪鐵工所 2026年3月期 貸借対照表(資産の部)
出典:2026年3月期 決算短信 P.6(貸借対照表:資産の部)
赤阪鐵工所 2026年3月期 貸借対照表(負債の部)
出典:2026年3月期 決算短信 P.8(貸借対照表:負債の部)

事業の状況(生産・受注・販売の状況)

当社の事業は舶用内燃機関及び部分品の設計・製造・修理・販売及びその関連事業を主体とした単一セグメントである。当事業年度の内燃機関関連事業の生産実績は8,451,494千円(前期比6.6%増)、受注実績は7,802,346千円(前期比18.3%減)、受注残高は6,108,756千円(前期比48.9%増)、販売実績は8,333,678千円(前期比6.2%増)となった。

区分当期(2026年3月期)前期比
生産高8,451,494千円6.6%増
受注高7,802,346千円18.3%減
受注残高6,108,756千円48.9%増
販売高8,333,678千円6.2%増
赤阪鐵工所 2026年3月期 生産・受注・販売の状況
出典:2026年3月期 決算短信 P.16(生産、受注及び販売の状況)

通期業績予想

来期は主機関分野における引合いが一定水準を維持し回復の動きが見られることから、積極的な受注活動を継続する方針である。一方で資機材価格の高止まりや調達コストの上昇を主機関の販売価格へ転嫁することは容易ではないと認識しており、部分品および修理工事の受注拡大や海外市場への販路拡大、潤滑油清浄装置事業やバイオディーゼル燃料製造販売事業といった新規事業の育成に取り組むとしている。以上を踏まえ、2027年3月期の業績は売上高9,000百万円(前期比8.0%増)、営業利益20百万円、経常利益140百万円、当期純利益90百万円(前期比51.6%減)を計画している。

項目2027年3月期(予想)2026年3月期(実績)
売上高9,000百万円8,333百万円
営業利益20百万円△188百万円
経常利益140百万円9百万円
当期純利益90百万円186百万円
1株当たり当期純利益67.24円139.04円

株主還元

2026年3月期の配当は期末30.00円(前期と同額)、年間配当金合計30.00円、配当性向21.6%(前期105.4%)となった。2027年3月期の配当については、現時点では未定としており、方針が決まり次第速やかに開示するとしている。

※本記事は赤阪鐵工所が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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