※本記事は全保連が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
全保連は2026年3月期、MUFGとのシナジー効果実現等により売上・利益ともに上場来連続で過去最高を更新した。売上高は26,188百万円、営業利益は3,173百万円、当期純利益は1,728百万円となった。あわせて、三菱UFJフィナンシャル・グループとの連携が実行フェーズに入ったことを受け、2027年3月期~2030年3月期の長期経営計画を上方修正した。
連結業績(当期 実績)
売上高・利益ともに前期を上回り、上場来連続で過去最高を更新した。特別損失は会長退職金等による一過性のもの。(単位:百万円)
| 項目 | 25/3期 | 26/3期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 25,658 | 26,188 | 530 |
| 売上原価 | 8,504 | 7,955 | ▲548 |
| 売上総利益 | 17,154 | 18,233 | 1,079 |
| 販売費及び一般管理費 | 14,605 | 15,059 | 454 |
| 営業利益 | 2,548 | 3,173 | 625 |
| 経常利益 | 2,538 | 3,178 | 639 |
| 特別損失 | 301 | 645 | 343 |
| 税引前当期純利益 | 2,237 | 2,533 | 296 |
| 当期純利益 | 1,621 | 1,728 | 107 |

事業状況(主要計数)
協定会社拠点数・累計家賃債務保証契約件数・保有契約件数はいずれも2025年3月末から順調に増加した。
| 指標 | 2025年3月末 | 2026年3月末 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 協定会社拠点数 | 54,123拠点 | 58,524拠点 | +4,401拠点(+8.1%) |
| 累計家賃債務保証契約件数 | 424.2万件 | 450.2万件 | +25.9万件(+6.1%) |
| 保有契約件数 | 194.8万件 | 195.9万件 | +1.1万件(+0.6%) |

長期経営計画(上方修正)と通期業績予想
MUFGとの連携が実行フェーズに入ったことを受け長期経営計画を見直し、連携シナジー効果を織り込んで売上・利益とも当初計画を上回る水準に上方修正した。2030年3月期の時価総額は669億円を見込む。(単位:百万円、ROE等を除く)
| 項目 | 2026/3期実績 | 2027/3期新計画 | 2030/3期新計画 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 26,188 | 27,416 | 36,000 |
| 営業利益 | 3,173 | 3,530 | 6,300 |
| 経常利益 | 3,178 | 3,532 | 6,300 |
| 税引後純損益 | 1,728 | 2,524 | 4,300 |
| ROE | 21.2% | 26.4% | 27.2% |

株主還元
2026年3月期の年間1株配当金は前期比5.0円増の40.0円(期末配当、配当性向50%以上)とし、2026年6月10日に支払開始予定。長期経営計画期間中(2027年3月期~2030年3期)は、1株当たり配当金40円以上または配当性向50%以上のいずれか高い方とする累進配当を実施する方針。
| 項目 | 25/3期 | 26/3期 |
|---|---|---|
| 年間1株配当金 | 35.0円 | 40.0円 |
| 配当方針(2027/3期以降) | 開示なし | 1株40円以上または配当性向50%以上のいずれか高い方(累進配当) |

トピックス
2025年4月に三菱UFJフィナンシャル・グループの連結子会社化、2025年5月に長期経営計画公表と株主還元方針変更(累進配当導入)、2025年12月に監査等委員会設置会社への移行決定、2026年2月に家賃カード決済「三菱UFJカードプラン」の提供開始など、資料記載のトピックスが相次いだ。
※本記事は全保連が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。