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JMC、2025年12月期は増収も減損損失で最終赤字に転落

決算サマリー 2026.08.27
JMC、2025年12月期は増収も減損損失で最終赤字に転落

※本記事はJMCが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

JMCの2025年12月期は、売上高3,223百万円(前期比4.9%増)、営業利益103百万円(同17.6%増)となった一方、経常利益は101百万円(同17.7%減)にとどまった。鋳造事業を対象に特別損失(減損損失)を計上した結果、当期純利益は前期の50百万円の黒字から△1,263百万円の赤字に転じた。

目次

連結業績(2025年12月期 実績)

単位は百万円。3Dプリンター(HEARTROID分野)事業の売上増加により売上高・売上総利益は前期を上回り、販管費の抑制もあって営業利益も増加した。一方で経常利益は前期比減となり、特別損失の計上により最終損益は大幅な赤字となった。

項目2025年12月期2024年12月期増減
売上高3,2233,072+150(4.9%)
売上総利益1,0361,024+12(1.2%)
売上総利益率32.2%33.3%△1.1P
販売費及び一般管理費933936△3(△0.4%)
営業利益10388+15(17.6%)
営業利益率3.2%2.9%+0.3P
経常利益101122△21(△17.7%)
経常利益率3.1%4.0%△0.9P
当期純利益△1,26350△1,314
2025年12月期 業績ハイライト(前年比)
出典:JMC 2025年12月期 決算説明資料 P.11

セグメント別の状況

単位は百万円。3Dプリンター事業とCT事業のセグメント利益は前期比で明暗が分かれ、CT事業は売上高・セグメント利益ともに減少した。鋳造事業は売上高・セグメント利益とも増加した一方、全社費用等を含む配賦後ベースでは218百万円の赤字(前期は333百万円の赤字)となっている。

セグメント指標2025年12月期2024年12月期
3Dプリンター事業売上高764630
3Dプリンター事業セグメント利益241150
鋳造事業売上高2,0831,949
鋳造事業セグメント利益8742
CT事業売上高374492
CT事業セグメント利益247367
その他セグメント利益△473△472
2025年12月期 セグメント別情報
出典:JMC 2025年12月期 決算説明資料 P.17

2025年12月期 減損損失の計上について

資料は鋳造事業を対象に「止血」と「痛みを伴う縮小」を決定したとしている。具体的には、事業規模をいったん縮小して反転攻勢に備えるとともに、レストア分野から撤退し既存事業の選択と集中を進めるとしている。この特別損失(減損損失)の計上により、当期純利益は前期の黒字から赤字に転じた。

2025年12月期 減損損失の計上について
出典:JMC 2025年12月期 決算説明資料 P.5

通期業績予想(2026年12月期)

単位は百万円。2026年12月期は増収率こそ小幅ながら、営業利益・経常利益・当期純利益のいずれも2025年12月期実績を上回る計画としている。資料は将来の見通しについて、さまざまな要因の変化等により実際の業績と異なる場合があるとしている。

項目2026年12月期(予想)2025年12月期(実績)2024年12月期(実績)
売上高3,0203,2233,072
営業利益20510388
営業利益率6.8%3.2%2.9%
経常利益199101122
経常利益率6.6%3.1%4.0%
当期純利益132△1,26350
2026年12月期 見通し(2024年度からの推移)
出典:JMC 2025年12月期 決算説明資料 P.21

セグメント別 業績予想

単位は百万円。セグメント別の2026年12月期見通しでは、鋳造事業のセグメント利益が2025年12月期実績から大きく伸びる計画である一方、3Dプリンター事業のセグメント利益は減少する計画となっている。

セグメント指標2026年12月期(予想)2025年12月期(実績)2024年12月期(実績)増減率
3Dプリンター事業売上高7757646301.4%
3Dプリンター事業セグメント利益190241150△21.3%
鋳造事業売上高1,8602,0831,949△10.7%
鋳造事業セグメント利益2228742152.9%
CT事業売上高3853754922.7%
CT事業セグメント利益2592483674.5%
その他セグメント利益△466△473△472△1.6%

2026年12月期からの取り組み

資料は「売上100億円構想の具現化」を掲げ、3Dプリンター・CT事業の拡張と積極的なM&Aを進める方針を示している。取り組みとして、積極的な買収提案の実施による全事業でのシナジー創出、自社製品「HEARTROID」の開発・販売強化やアルケリス株式会社との業務提携を挙げている。アルケリス株式会社との業務提携では、当社取引先顧客への提案や、HEARTROIDで構築した海外販路を活用した新たな顧客層への訴求を進めるとしている。

※本記事はJMCが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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