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マーソ、2025年12月期は営業損益が赤字転落 2026年12月期は法人予約投資で赤字拡大を計画

決算サマリー 2026.08.27
マーソ、2025年12月期は営業損益が赤字転落 2026年12月期は法人予約投資で赤字拡大を計画

※本記事はマーソが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

マーソ株式会社は2025年12月期の連結決算で、売上高(ワクチン関連除く)1,077百万円(前年同期比▲7.9%、2025年11月公表の修正予想1,081百万円に対し達成率99.6%)となった。営業利益は▲33百万円(前期157百万円)、経常利益は▲33百万円(前期157百万円)、純利益は▲23百万円(前期101百万円)となり、いずれも黒字から赤字に転じた。同社は市場規模約6,000億円の法人予約市場へ本格参入しており、法人基盤は約2万人から約70万人へと3,000%超拡大した。2026年12月期は法人予約の成長加速に向けた人財投資を積み増し、売上高1,262百万円(前期比+17.1%)、営業損失76百万円を計画している。

目次

連結業績(2025年12月期 実績)

個人予約はGoogle検索アルゴリズムの影響により減速し、予約売上は609百万円(前年同期比▲3.2%)となった。広告売上は前年のスポット案件剥落(約10%)を吸収し304百万円(同+0.2%)と前年同期比プラスとなった。DX売上は2024年の大型開発案件完了による減少影響や2025年の開発案件の翌期へのズレにより163百万円(同▲30.7%)となった。売上総利益は823百万円(同▲19.9%)、販管費は857百万円(同▲1.6%)となり、営業利益は▲33百万円(前期157百万円)となった。

項目2025年12月期(当期)2024年12月期(前期)前年同期比
売上高(ワクチン関連含む)1,078百万円1,333百万円▲19.1%
売上高(ワクチン関連除く)1,077百万円1,169百万円▲7.9%
売上総利益823百万円1,028百万円▲19.9%
販管費857百万円871百万円▲1.6%
営業利益▲33百万円157百万円
経常利益▲33百万円157百万円
純利益▲23百万円101百万円
2025年12月期 決算概況
出典:マーソ 決算説明資料 P.5

事業別売上高の状況(予約・広告・DX)

予約売上は609百万円(前年同期比▲3.2%、2025年11月修正予想比達成率99.7%)、広告売上は304百万円(同+0.2%、達成率100.0%)、DX売上は163百万円(同▲30.7%、達成率98.7%)となった。同社は2025年4月に市場規模約6,000億円の法人予約市場へ本格参入し、約100団体(法人、健保)との提携により、法人基盤(契約済団体の健診対象者数)は約2万人から約70万人へと拡大した。2028年までに法人基盤200万人を目指すとしている。一方、法人予約のWEB予約利用率は2025年実績で約3%にとどまり、他業界(30〜80%)と比べ拡大余地があるとしている。

項目2025年12月期(当期)2024年12月期(前期)前年同期比
予約売上609百万円629百万円▲3.2%
広告売上304百万円303百万円+0.2%
DX売上163百万円236百万円▲30.7%
法人基盤の拡大
出典:マーソ 決算説明資料 P.8

通期業績予想

2026年12月期は、法人予約の成長加速のため人財投資を約93百万円積み増し(2025年326百万円→2026年419百万円)、2026年を「Jカーブ成長への投資期」と位置づけている。売上高は1,262百万円(前期比+17.1%)を計画し、内訳は予約売上725百万円(同+19.0%)、広告売上347百万円(同+14.2%)、DX売上189百万円(同+15.8%)とする。売上増加を見込む一方、シェア拡大加速のための戦略投資を優先することから、営業利益は▲76百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は▲76百万円を計画している。

項目2026年12月期(予想)2025年12月期(実績)前期比
売上高1,262百万円1,078百万円+17.1%
予約売上725百万円609百万円+19.0%
広告売上347百万円304百万円+14.2%
DX売上189百万円163百万円+15.8%
営業利益▲76百万円▲33百万円
親会社株主に帰属する当期純利益▲76百万円▲23百万円
2026年12月期通期業績予想
出典:マーソ 決算説明資料 P.12

財務状況

2025年12月期末の自己資本比率は92.1%(前期末89.6%)となった。純資産合計は1,948百万円(前期末2,022百万円)、資産合計は2,116百万円(前期末2,256百万円)だった。キャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが▲25百万円、投資活動によるキャッシュ・フローが▲50百万円、財務活動によるキャッシュ・フローが▲56百万円となり、現金及び現金同等物は全体で▲133百万円減少した。同社は財務基準として自己資本比率85%程度を維持する方針としている。

貸借対照表・キャッシュ・フロー
出典:マーソ 決算説明資料 P.25

※本記事はマーソが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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