※本記事は犬猫生活が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
犬猫生活の2026年4月期(通期)は、売上高4,494百万円(前期比+54.9%)、営業利益600百万円(同+550.6%)、経常利益600百万円(同+570.1%)、当期純利益496百万円(同+138.9%)と、売上高・営業利益ともに前期比で大幅な増収増益となり過去最高を更新した。自社ECの定期会員数は70,186件(前期比+23.5%)まで積み上がった。
損益構造では、売上原価率25.8%(前期比-4.0pt)、広告費率31.5%(同-3.6pt)と費用効率化が進み、営業利益率は13.4%(同+10.2pt)へ大幅に改善した。2026年4月の東証グロース市場への新規株式上場に伴う公募増資により、自己資本比率は74.5%(前期比+33.2pt)となった。
連結業績(当期 実績)
2026年4月期は、期初計画(売上高4,449百万円・営業利益606百万円)に対しても概ね計画線で着地した。
| 項目 | 2025.4期実績 | 2026.4期計画 | 2026.4期実績 | 増減率(YoY) |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 2,901 | 4,449 | 4,494 | +54.9% |
| 営業利益 | 92 | 606 | 600 | +550.6% |
| 経常利益 | 89 | 600 | 600 | +570.1% |
| 当期純利益 | 207 | 473 | 496 | +138.9% |
セグメント別(区分別)の状況
区分別売上高では、主力の生活販売(ペットフード等の販売)が前期比52.1%増の4,334百万円と好調に推移。生活販売の内訳は自社ECが定期会員数の積み上げにより46%増の3,850百万円、他社ECが126%増の458百万円、卸販売が約180%増の26百万円と、全チャネルで高成長を実現した。生活サービス(動物病院・トリミングサロン)は益田ペットクリニックのM&Aにより150百万円まで拡大。2025年5月に開始した台湾での海外販売は7百万円を計上した。
| 区分 | 2024.4期 | 2025.4期 | 2026.4期 |
|---|---|---|---|
| 生活販売 | 1,790 | 2,849 | 4,334 |
| 生活サービス | 0 | 49 | 150 |
| エンターテインメント・その他 | 0 | 3 | 2 |
| 海外販売 | ― | ― | 7 |

通期業績予想
2027年4月期(通期)は、売上高5,684百万円(前期比+26.5%)、営業利益716百万円(同+19.3%、過去最高)、経常利益720百万円(同+20.1%)を計画する一方、法人税等の増加により当期純利益は468百万円(同-5.6%)を見込む。寄付金は前期経常利益20%寄付等により120百万円(同+417.2%)を計画し、寄付金除く営業利益は837百万円(同+34.2%)となる見通し。
| 項目 | 2026.4期(実績) | 2027.4期(計画) | 増減率(YoY) |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4,494 | 5,684 | +26.5% |
| 営業利益 | 600 | 716 | +19.3% |
| 経常利益 | 600 | 720 | +20.1% |
| 当期純利益 | 496 | 468 | -5.6% |
| 寄付金 | 23 | 120 | +417.2% |
| 寄付金除く営業利益 | 623 | 837 | +34.2% |
| 区分 | 2026.4期(実績) | 2027.4期(計画) | 増減率(YoY) |
|---|---|---|---|
| 生活販売 | 4,334 | 5,506 | +27.0% |
| 自社EC | 3,850 | 4,826 | +25.3% |
| 他社EC | 458 | 634 | +38.6% |
| 卸販売 | 26 | 45 | +72.1% |
| 生活サービス | 150 | 152 | +1.1% |
| 動物病院 | 104 | 108 | +3.3% |
| トリミングサロン | 45 | 43 | -3.9% |
| 海外販売 | 7 | 25 | +236.4% |

株主還元
本資料に配当や自己株式取得等の株主還元方針に関する記載はない。なお同社は前期経常利益の20%を動物福祉活動へ寄付する取り組みを継続しており、2026年4月期の寄付実績は23,277,088円(うち前期経常利益20%寄付分17,920,334円)であった。
中期経営計画/トピック
中期経営計画では、自社EC・卸・海外展開など既存事業の堅実なオーガニック成長を下限としつつ、動物病院の事業承継を中心としたM&Aによるアップサイドを上限とするレンジ目標を設定。2027年4月期は売上高56億円・営業利益率12.6%(オーガニック成長ベース)、2028年4月期は売上高70億〜85億円・営業利益率13%、2029年4月期は売上高90億〜110億円・営業利益率15%(いずれもM&Aアップサイド込)を目標とする。国内ペットフード市場(約4,900億円)における同社シェアは0.9%にとどまり、店頭卸販売の拡大(中長期目標:全国15,000店舗への配下)、動物病院M&Aの推進(中長期目標:全国50病院以上のグループ化)、新商品開発を成長レバーとする方針。


※本記事は犬猫生活が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。