新報国マテリアル

新報国マテリアル、2025年12月期は減収減益 2026年12月期は増収増益を予想

決算サマリー 2026.09.29
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※本記事は新報国マテリアルが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

新報国マテリアルの2025年12月期は、売上高5,540百万円(前期比10.8%減)、営業利益466百万円(同27.7%減)、経常利益540百万円(同17.7%減)、当期純利益401百万円(同30.4%減)の減収減益となった。汎用民生品向けのシリコンウエハ関連が大幅に減少し、AI向けの半導体製造装置関連も下期に減速した。2026年12月期は売上高6,000百万円(同8.3%増)、当期純利益500百万円(同24.6%増)の増収増益を予想している。

目次

業績(2025年12月期 実績)

主力の半導体市場では、AI向け設備投資が活況を呈する一方、スマホやパソコン向けといった汎用民生品の設備投資意欲が不透明となった。汎用民生品向けであるシリコンウエハ関連は大幅に減少した。AI向けの半導体製造装置関連は上期に大幅増加したが、下期に入り米国の関税政策や米中貿易摩擦などの影響で減速し、通期では微増にとどまった。FPD製造装置関連は、市場の需給バランス等の影響により設備投資の回復が遅れ減少した。

売上高は前期に比べ670百万円減収の5,540百万円となった。営業利益は価格改定やコスト合理化などを推進したが、前期に比べ178百万円減益の466百万円となった。経常利益は営業外収益として3D製造装置の導入における補助金収入60百万円があったが、前期に比べ116百万円減益の540百万円となった。当期純利益は前期に計上した投資有価証券売却益の反動減もあり、前期に比べ175百万円減益の401百万円となった。

項目2025年12月期2024年12月期増減率
売上高5,540百万円6,209百万円10.8%減
営業利益466百万円645百万円27.7%減
経常利益540百万円656百万円17.7%減
当期純利益401百万円576百万円30.4%減

財政状態

当事業年度末の資産は、前事業年度末より75百万円減少し7,725百万円となった。電子記録債権、売掛金、現金及び預金が減少した一方、棚卸資産や有形固定資産が増加した。負債は前事業年度末より267百万円減少し1,919百万円、純資産は前事業年度末より192百万円増加し5,806百万円となった。自己資本比率は75.2%(前期末72.0%)である。

項目2025年12月期2024年12月期
総資産7,725百万円7,800百万円
純資産5,806百万円5,615百万円
自己資本比率75.2%72.0%
1株当たり純資産872円27銭834円64銭

営業活動によるキャッシュ・フローは484百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは定期預金の預入による支出1,500百万円などにより1,856百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは配当金の支払いなどにより240百万円の支出となった。現金及び現金同等物の期末残高は1,814百万円となった。

株主還元

2025年12月期の年間配当金は、中間配当10円、期末配当15円の1株当たり25円(配当性向41.5%)の予定。2026年12月期も同額の年間25円(中間配当10円、期末配当15円)を予定している。同社は2025年1月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割を行っており、株式分割を考慮しない場合の2025年12月期及び2026年12月期(予想)の年間配当金は50円となる。

項目2025年12月期(実績)2026年12月期(予想)
1株当たり年間配当金25円25円
配当性向41.5%33.3%

2026年12月期の業績予想

シリコンウエハ関連の回復は依然として遅れており、FPD製造装置関連も設備投資の踊り場で若干減少すると見込む一方、AI向けの半導体製造装置関連を中心に回復基調にあり増加すると見込む。売上高は前期比460百万円増の6,000百万円、営業利益は価格改定やコスト合理化の取り組みにより前期比184百万円増の650百万円を予想している。

項目2026年12月期(予想)増減率
売上高6,000百万円8.3%増
営業利益650百万円39.4%増
経常利益670百万円24.1%増
当期純利益500百万円24.6%増

「新報国マテリアル中期目標」に掲げる海外拡販では、欧州の半導体製造装置メーカー向けにサンプル出荷を開始した。水素関連分野では、マイナス269℃でもゼロ膨張を実現するインバー合金「IC-DX」の採用に向けて複数社と共同で実用化試験を推進するとともに、摂氏400℃の高温下でも低膨張性能を発揮するインバー合金「VIC-65」を用いた熱可塑性CFRP成形金型の展開も進めている。

本記事は新報国マテリアルが公表した2025年12月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。

※本記事は新報国マテリアルが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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