セイワホールディングス

セイワホールディングス、2026年5月期は営業利益114.6%増 過去最高益を達成

決算サマリー 2026.08.27
セイワホールディングス、2026年5月期は営業利益114.6%増 過去最高益を達成

※本記事はセイワホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

セイワホールディングスの2026年5月期連結業績は、売上収益8,011百万円(前期比+3.1%)、営業利益1,502百万円(同+114.6%)、当期利益1,080百万円(同+229.8%)となり、各利益が前期比2倍以上に伸び過去最高益を達成した。会社は同時に調整後営業利益・調整後EBITDAの算出定義を見直し、新たに調整後当期利益を開示した。2027年5月期は未公表のM&Aを含まない予算で、売上収益・調整後営業利益・調整後EBITDA・調整後当期利益のいずれも20%以上の増収増益を見込む。

目次

連結業績(2026年5月期 実績)

単位:百万円。従前の開示に基づく2026年5月期実績は以下のとおり。

項目2025年5月期(実績)2026年5月期(実績)増減額(増減率)
売上収益7,7698,011+241(+3.1%)
営業利益7001,502+802(+114.6%)
調整後営業利益8091,741+932(+115.1%)
調整後EBITDA1,0732,055+982(+91.5%)
税引前利益5631,364+800(+141.9%)
当期利益3271,080+753(+229.8%)

会社は今後の開示にあたり調整後営業利益・調整後EBITDAの算出定義を見直し、負ののれん発生益などの一過性損益を調整項目に追加した。新定義では2026年5月期の調整後営業利益は1,430百万円、調整後EBITDAは1,744百万円となり、新たに調整後当期利益(968百万円)も開示している。

2026年5月期 連結決算ハイライト
出典:2026年5月期 決算説明資料 P.10

グループ会社別の業績改善状況

事業承継後、セイワプラットフォームの導入により多くのグループ会社で収益性の改善を実現している。抜粋された3社の売上・営業利益(日本基準、未監査、グループ間取引消去前)は以下のとおり。

会社名承継時期売上(事業承継前→2026年5月期実績)営業利益(事業承継前→2026年5月期実績)
タマ化工2021年491百万円→883百万円(+80%)26百万円→145百万円(+458%)
日本計器2022年278百万円→392百万円(+41%)32百万円→97百万円(+203%)
冨士鍍金工業所2024年801百万円→774百万円(▲3%)213百万円→230百万円(+8%)

冨士鍍金工業所は2024年11月にグループ入りだが、グループ入り前が変則決算のため2025年5月期との比較値を「事業承継前」として掲載している。同社は半導体向けの増産後ずれにより減収となったが、多能工化の推進やラインの自動化による生産性の向上、不良率低減の取り組みにより増益となった。

グループ参画後の業績改善実績(抜粋)
出典:2026年5月期 決算説明資料 P.13

通期業績予想

2027年5月期の連結業績予想は、未公表のM&Aを含まない予算として、各項目20%以上の増収増益を見込む。予想の調整後営業利益・調整後EBITDA・調整後当期利益はいずれも新たな指標定義に基づく。

項目2026年5月期(実績・新定義)2027年5月期(予想)増減額(増減率)
売上収益8,0119,800+1,788(+22.3%)
調整後営業利益1,4301,800+369(+25.8%)
調整後EBITDA1,7442,100+355(+20.4%)
調整後当期利益9681,221+252(+26.1%)
2027年5月期連結業績予想
出典:2026年5月期 決算説明資料 P.21

株主還元

本資料に配当・自己株式取得など株主還元方針に関する記載はない。

M&A戦略・成長ストーリー

今後の成長戦略は「規律ある経営プロセスの浸透による収益性向上」「優良企業のM&A」「セイワプラットフォームの進化」の3本柱で構成される。投資基準はEV/EBITDA倍率で原則5倍前後以内、Net Debt/EBITDA倍率3〜4倍を上限とする財務規律を維持しており、現時点(2026年7月15日時点)の投資余力は6,385〜8,590百万円としている。2027年5月期は開始2か月で三鷹金属工業(金属表面処理事業)と大庭塗装工業所(金属製品塗装・組立)の2社の譲受を実行した。

M&A投資方針および対象企業の考え方
出典:2026年5月期 決算説明資料 P.24

※本記事はセイワホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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