三ツ星ベルト

三ツ星ベルト、2026年3月期は増収も営業利益は減益 配当は5円増配へ

決算サマリー 2026.08.27
三ツ星ベルト、2026年3月期は増収も営業利益は減益 配当は5円増配へ

※本記事は三ツ星ベルトが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

三ツ星ベルト株式会社は2026年3月期の連結決算を発表した。売上高は92,298百万円(前期比+2.0%)で、2006年の化成品事業売却後、5期連続で過去最高を更新した。一方、営業利益は8,678百万円(同△2.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益は7,392百万円(同△18.4%)といずれも減益となった。株主還元では配当方針「DOE5.4%程度」に基づき、2026年3月期の年間配当は191円(中間90円・期末101円)とし、期末は5円増配(96円→101円)を予定している。

決算のポイント
出典:三ツ星ベルト 2026年3月期決算説明資料 P.2
目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上高は、国内外ともに成長市場での販売機会を取り込み増収を確保した。一方、営業利益は市場環境の変化により高付加価値製品の販売が想定を下回り、製品ミックスが悪化したこと等から減益となった。営業利益率は9.4%(前期9.9%)。経常利益は10,178百万円(前期比+11.2%)となった。なお前期(2025年3月期)には政策保有株式売却による特別利益約35億円を計上していた。

項目2026年3月期2025年3月期増減
売上高92,298百万円90,510百万円+1,788百万円(+2.0%)
営業利益8,678百万円8,928百万円△250百万円(△2.8%)
経常利益10,178百万円9,154百万円+1,024百万円(+11.2%)
親会社株主に帰属する当期純利益7,392百万円9,060百万円△1,668百万円(△18.4%)

セグメント別売上高の状況

主力のベルト事業は国内外とも前年度を上回り堅調に推移した。国内ベルトは28,975百万円(前期比+3.0%)、海外ベルトは50,787百万円(同+4.5%)といずれも増収。建設資材は、建築部門が施工現場の人手不足の影響を受け売上高が減少したほか、土木部門も前年度に比べ大型工事物件が減少し、6,769百万円(同△16.4%)となった。海外売上高比率は55.9%(前期54.3%)に上昇した。

セグメント2026年3月期構成比2025年3月期構成比
国内ベルト28,975百万円31.4%28,138百万円31.1%
海外ベルト50,787百万円55.0%48,595百万円53.7%
建設資材6,769百万円7.3%8,102百万円9.0%
その他5,765百万円6.2%5,674百万円6.3%
92,298百万円100%90,510百万円100%
(うち海外売上高)51,581百万円55.9%49,141百万円54.3%
セグメント別売上高の推移
出典:三ツ星ベルト 2026年3月期決算説明資料 P.5

通期業績予想

2027年3月期は増収・増益(営業利益、純利益)で計画している。イラン情勢を含む中東地域の緊張が世界経済に与える影響については、現時点で想定される影響を業績予想に織り込んでいるとしている。想定為替レートはUSD150円(期中平均レート、2026年3月期実績は150.8円)。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)前期比
売上高92,298百万円95,000百万円+2,702百万円(+2.9%)
営業利益8,678百万円8,800百万円+122百万円(+1.4%)
経常利益10,178百万円8,700百万円△1,478百万円(△14.5%)
親会社株主に帰属する当期純利益7,392百万円9,000百万円+1,608百万円(+21.8%)
次期業績予想
出典:三ツ星ベルト 2026年3月期決算説明資料 P.9

株主還元

配当方針「DOE(純資産配当率)5.4%程度」に基づき、1株当たり配当金180円以上を目安としている。2026年3月期の配当は中間90円・期末101円(当初予想96円から5円増配予定)の合計191円で、2027年3月期も中間90円・期末101円の合計191円を予想している。自己株式取得については、’24中期経営計画の3年間で30億円を目標とし、2026年3月期の取得実績は約10億円(261,900株)だった。

項目2025年3月期(実績)2026年3月期(予定)2027年3月期(予想)
中間配当90円90円90円
期末配当96円101円101円
年間合計186円191円191円
株主還元の推移
出典:三ツ星ベルト 2026年3月期決算説明資料 P.10

中期経営計画

’24中期経営計画(2024年度~2026年度、2025年3月期~2027年3月期)は、2031年3月期(2030年度)の「ありたい姿」(売上高1,000億円、営業利益額130億円、ROE10%)に向けた計画と位置付けられている。2027年3月期(2026年度)のKPIは売上高915億円・営業利益額105億円・ROE9.0%で、これに対し2026年3月期(2025年度)実績は売上高922億円・営業利益額86億円・ROE7.5%だった。政策保有株式売却額は3年間累計目標50億円に対し実績約48億円、設備投資額は3年間の投資枠200億円に対し実績132億円、自己株式取得は3年間目標30億円に対し実績20億円となっている。

※本記事は三ツ星ベルトが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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