※本記事はスマートドライブが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社スマートドライブは2025年9月期(通期)の決算を発表した。売上高は2,878百万円(前期比+32%)、営業利益は390百万円(同+123%)、経常利益は370百万円(同+116%)、当期純利益は453百万円(同+70%)となった。売上高は期中に上方修正した業績予想(3,079百万円)を△201百万円(△7%)下回ったものの、営業利益・経常利益・当期純利益はいずれも修正計画を上回った。2026年9月期は売上高4,583百万円(前年同期比+59%)、営業利益743百万円(同+91%)を計画している。
連結業績(2025年9月期 実績)
売上高は新規顧客の獲得が進み通期で+32%の増収となった一方、想定より受注が下回り計画は未達となった。各段階利益は修正計画を超過し、期中計上の税金費用を第4四半期末に全額取り崩したことなどにより当期純利益は大きく増加した。
| 項目 | 2025年9月期 | 2024年9月期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 2,878百万円 | 2,173百万円 | +705百万円(+32%) |
| 営業利益(利益率) | 390百万円(14%) | 175百万円(8%) | +215百万円(+123%) |
| 経常利益(利益率) | 370百万円(13%) | 171百万円(8%) | +198百万円(+116%) |
| 当期純利益(利益率) | 453百万円(16%) | 266百万円(12%) | +187百万円(+70%) |
通期売上高は上方修正後の業績予想3,079百万円に対し△201百万円(△7%)の計画未達となった。一方、営業利益390百万円は修正計画367百万円に対し+22百万円(+6%)、経常利益370百万円は修正計画346百万円に対し+23百万円(+7%)、当期純利益453百万円は修正計画446百万円に対し+7百万円(+2%)と、各利益は修正計画を上回った。

事業別の状況(FO事業・AO事業)
第4四半期の売上高は766百万円(前年同期比+33%)。事業別では、契約社数の増加等により車を使う会社のDX(FO事業)の売上高は641百万円(同+36%)、自動車産業のDX(AO事業)の売上高は125百万円(同+20%)となった。リカーリング売上は461百万円(同+36%)と過去最高を更新し、売上全体に占めるリカーリング売上比率も60%(前年同期は59%)となった。契約社数は2,183社となり、前年同期比24%増加した。
| 事業区分 | 指標 | 2025年9月期第4四半期 | 2024年9月期第4四半期 |
|---|---|---|---|
| FO事業(車を使う会社のDX) | 売上高 | 641百万円 | 472百万円 |
| AO事業(自動車産業のDX) | 売上高 | 125百万円 | 104百万円 |
通期業績予想(2026年9月期)
2026年9月期は、リカーリング売上の積み上げや新規受注に加え、同期中に予定するインターゾーン社の株式100%取得による増加を見込み、売上高は前年同期比+59%を計画する。販管費増加額が売上増加額を下回る傾向が続く見通しのため、営業利益は前年同期比+91%の増益を計画している。
| 項目 | 2026年9月期(予想) | 2025年9月期(実績) | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4,583百万円 | 2,878百万円 | +59% |
| 営業利益(利益率) | 743百万円(16%) | 390百万円(14%) | +91% |
| 経常利益(利益率) | 725百万円(16%) | 370百万円(13%) | +96% |
| 当期純利益(利益率) | 890百万円(19%) | 453百万円(16%) | +96% |

トピックス
インターゾーン社との資本業務提携により、同社株式を20.83%取得し持分法適用関連会社とした(取得総額255百万円、取得日2025年8月15日、2025年9月末のみなし取得処理)。本提携締結日後6ヶ月から24ヶ月が経過するまでの期間において、当社はインターゾーンの既存株主に対して保有株式全部の譲渡を求めることができ、将来の完全子会社化を想定している。完全子会社化後は全部連結処理を行う。また、レンタカー会社やカーディーラー、整備会社等へ出資を行う中間持株会社「株式会社モビリティトランスフォーメーション」を設立したほか、動産管理の新サービス「SmartDrive Box」の提供を開始した。
株主還元
当社の事業は大きな設備投資を必要としないため、新規事業やM&Aを含めた成長投資を進めつつも株主還元の実施が可能と考えており、株主還元策として配当と自己株式取得を検討する。配当は取締役株式報酬の業績条件である2028年9月期における売上100億円及び営業利益20億円の達成までは成長投資を優先し、達成後に継続配当を検討・実施する予定である。株主還元策として、2025年2月14日から2025年3月19日にかけて自己株式取得を実施し、取得株式数は54,300株(発行済株式総数の0.86%)、取得価額は99,848,200円だった。


※本記事はスマートドライブが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。