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ダスキン、2026年3月期は増収増益 純利益9,180百万円で4.2%増

決算サマリー 2026.08.19
ダスキン、2026年3月期は増収増益 純利益9,180百万円で4.2%増

※本記事はダスキンが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ダスキンの2026年3月期連結決算は、売上高194,554百万円(前期比+3.1%)、営業利益8,748百万円(同+20.4%)、経常利益12,964百万円(同+21.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益9,180百万円(同+4.2%)となった。全セグメントで増収となり、利益面も全ての段階で増益を確保した。会社公表予想との比較では売上高が下振れた一方、営業利益・経常利益・当期純利益はいずれも上振れて着地した。

目次

連結業績(当期 実績)

EPSは195.31円(前期比+9.58円、+5.2%)、ROEは5.94%(前期比+0.16pt)。訪販グループ・フードグループともに増収となったほか、フードグループを中心に利益面が大きく伸長した。

項目2026年3月期(当期)2025年3月期(前期)前期比増減
売上高194,554百万円188,791百万円+5,763百万円(+3.1%)
営業利益8,748百万円(利益率4.5%)7,268百万円(利益率3.9%)+1,479百万円(+20.4%)
経常利益12,964百万円(利益率6.7%)10,697百万円(利益率5.7%)+2,267百万円(+21.2%)
親会社株主に帰属する当期純利益9,180百万円(利益率4.7%)8,808百万円(利益率4.7%)+372百万円(+4.2%)
EPS195.31円185.72円+9.58円(+5.2%)
ROE5.94%5.78%+0.16pt

セグメント別(グループ別)の状況

訪販グループは売上高111,248百万円(前期比+2.6%)と増収となったが、ケース付きモップクリーナー関連の原価先行計上や販売促進費の増加により営業利益は5,639百万円(同△1.4%)とやや減益。フードグループは主力のミスタードーナツが好調を維持し売上高68,914百万円(同+3.2%)、価格改定による原価率改善等で営業利益は10,023百万円(同+17.1%)と大幅増益となった。その他は売上高16,971百万円(同+2.9%)、営業利益579百万円(同+13.4%)で、ダスキン共益・ダスキンヘルスケアが増益に寄与した。

セグメント指標2026年3月期(当期)2025年3月期(前期)
訪販グループ売上高111,248百万円108,438百万円
訪販グループ営業利益5,639百万円(利益率5.1%)5,721百万円(利益率5.3%)
フードグループ売上高68,914百万円66,747百万円
フードグループ営業利益10,023百万円(利益率14.5%)8,556百万円(利益率12.8%)
その他売上高16,971百万円16,486百万円
その他営業利益579百万円(利益率3.4%)511百万円(利益率3.1%)
セグメント別 売上高・営業利益の前期比較
出典:ダスキン 2026年3月期 決算説明会資料 P.4

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期は訪販グループ・フードグループ・その他ともに増収を見込み、連結売上高は201,500百万円(前期比+3.6%)を計画。営業利益は9,000百万円(同+2.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益は9,800百万円(同+6.7%)と増益を見込む一方、経常利益は12,900百万円(同△0.5%)とほぼ横ばいの計画。フードグループは新たなシステム導入費用の発生等により営業利益が9,800百万円(同△2.2%)と減益予想。なお、業績予想には先行き不透明な中東情勢の影響は織り込んでいない。

項目2027年3月期(予想)2026年3月期(実績)前期比増減
売上高201,500百万円194,554百万円+6,945百万円(+3.6%)
営業利益9,000百万円(利益率4.5%)8,748百万円(利益率4.5%)+251百万円(+2.9%)
経常利益12,900百万円(利益率6.4%)12,964百万円(利益率6.7%)△64百万円(△0.5%)
親会社株主に帰属する当期純利益9,800百万円(利益率4.9%)9,180百万円(利益率4.7%)+619百万円(+6.7%)
2027年3月期 業績予想
出典:ダスキン 2026年3月期 決算説明会資料 P.13

株主還元

「中期経営方針2028」期間中の株主還元方針として、財務健全性とのバランスを考慮した上で業績に応じた利益配分を行うことを基本方針とし、毎期の配当額は連結配当性向60%または自己資本配当率(DOE)3.0%のいずれか高い額とする。2026年3月期の年間配当は118円(中間50円・期末68円、期末配当には創業60周年記念配当20円を含む)で前期比+6円。2027年3月期は年間配当125円(中間55円・期末70円)を予想している。2026年3月期は自己株式取得を実施していない。

項目2025年3月期2026年3月期2027年3月期(予想)
中間配当50円50円55円
期末配当62円68円(創業60周年記念配当20円含む)70円
年間配当112円118円125円
自己株式取得額4,999百万円0円
株主還元の状況
出典:ダスキン 2026年3月期 決算説明会資料 P.14

中期経営方針2028/トピック

2026年5月に公表した「中期経営方針2028」では、「新化(Innovation)」「進化(Expansion)」「深化(Development)」「経営基盤の強化」の4つの経営テーマを掲げる。新事業ではナッシュ株式会社との資本業務提携契約を締結したほか、ミスタードーナツ事業では中国華東地区(上海市・浙江省・江蘇省・山東省)へのマスターフランチャイズ契約を締結し、2027年3月期中の1号店オープンを目指す。周辺事業では「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の会場内清掃等の提供や、レスキューサービス事業(鍵の駆けつけサービス)の加盟展開(2026年3月末時点17店、2027年3月期中に46店舗の新規出店を目指す)に取り組んでいる。

中期経営方針2028 注力する取り組み
出典:ダスキン 2026年3月期 決算説明会資料 P.17

※本記事はダスキンが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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