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アルプス技研、2025年12月期は増収増益 2026年12月期は最高業績更新へ

決算サマリー 2026.08.13
アルプス技研、2025年12月期は増収増益 2026年12月期は最高業績更新へ

※本記事はアルプス技研が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

アルプス技研は2025年12月期連結決算で、売上高52,649百万円(前期比+5.6%)、営業利益5,397百万円(同+4.6%)、経常利益5,543百万円(同+4.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益3,981百万円(同+8.3%)の増収増益となった。堅調なアウトソーシング事業と、新規受注が増加したグローバル事業が業績を牽引した。個別では売上高40,693百万円(同+5.3%)、当期純利益3,504百万円(同+11.3%)であった。2026年12月期は連結で最高業績更新へ計画している。

目次

連結業績(2025年12月期 実績)

技術社員数と契約単価の増加により売上高は前期比+5.6%となった。処遇改善により売上原価は40,537百万円(同+5.9%)に増加したが、売上高営業利益率は10.2%と10%超を維持した。販管費は6,715百万円(同+4.4%、売上高販管費率12.8%)。特別利益86百万円、特別損失16百万円を計上し、税引前当期純利益は5,612百万円(同+4.9%)。親会社株主に帰属する当期純利益は3,981百万円(同+8.3%、売上高当期純利益率7.6%)であった。

項目2024年12月期(通期)2025年12月期(通期)増減率
売上高49,85852,649+5.6%
売上原価38,26440,537+5.9%
売上総利益11,59412,112+4.5%
販管費6,4346,715+4.4%
営業利益5,1595,397+4.6%
経常利益5,3135,543+4.3%
親会社株主に帰属する当期純利益3,6773,981+8.3%

セグメント別の状況

2025年通期の連結売上高526億円、営業利益54億円のうち、アウトソーシングサービス事業が91.0%、グローバル事業が8.8%を占める(このほか報告セグメントに含まれない事業が売上高構成比の0.2%)。アウトソーシングサービス事業は開発設計サービス(アルプス技研、アルプスビジネスサービス)、ものづくり(デジタル・スパイス、DONKEY)、介護(アルプスケアハート)、農業(アルプスアグリキャリア)で構成される。グローバル事業は各種プラント設備・工場設備機器の設計・製作・据付・メンテナンスや人材サービスを手掛ける台湾アルプス技研、アルテック上海などで構成される。個別ベースでは自動車関連が生産調整の影響を受けず売上高・構成比とも拡大し、売上高上位10社の比率は2025年度通期累計で20.4%であった。

セグメント指標構成比(2025年通期実績)
アウトソーシングサービス事業売上高構成比91.0%
グローバル事業売上高構成比8.8%
その他(報告セグメント外)売上高構成比0.2%
2025年12月期通期の連結損益概要
出典:4641_アルプス技研_2025年12月期_通期_説明資料 P.6
連結・事業セグメント別の構成
出典:4641_アルプス技研_2025年12月期_通期_説明資料 P.10

通期業績予想(2026年12月期)

2026年12月期の連結業績予想は、売上高55,500百万円(前期比+5.4%)、営業利益5,700百万円(同+5.6%)、経常利益5,800百万円(同+4.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益3,900百万円(同△2.0%)。個別では売上高42,000百万円(同+3.2%)、営業利益4,800百万円(同+2.5%)、経常利益4,900百万円(同+3.1%)、当期純利益3,400百万円(同△3.0%)を計画する。資料は連結業績について「最高業績更新へ」としている。

項目2025年12月期(実績)2026年12月期(予想)前期比
売上高52,64955,500+5.4%
営業利益5,3975,700+5.6%
経常利益5,5435,800+4.6%
親会社株主に帰属する当期純利益3,9813,900△2.0%
2026年12月期通期業績予想
出典:4641_アルプス技研_2025年12月期_通期_説明資料 P.21

株主還元

配当の基本方針として、連結ベースでの配当性向50%以上を基本とし、中間配当金は年間配当金の50%を目処とする、業績にかかわらず年間配当10円を維持する(安定配当の見地)としている。配当性向は2024年度実績50.0%、2025年度予定53.3%、2026年度予想54.4%と推移する。2025年度は中間配当54円・期末配当54円の年間108円を予定し、2026年度は中間配当47円・期末配当予定61円の年間108円を計画している。

区分2024年度実績2025年度予定2026年度予想
中間配当44円54円47円
期末配当開示なし54円61円(予定)
年間配当合計93円108円108円
配当性向50.0%53.3%54.4%
配当性向の推移と配当の基本方針
出典:4641_アルプス技研_2025年12月期_通期_説明資料 P.24

中期経営計画・トピック

第12次5ヵ年計画のもと、①技術系アウトソーシング事業の新領域への挑戦、②新たな収益の柱を創る、③持続可能で豊かな社会の創生へ貢献、④デジタル化で多様な人材が活躍する組織・風土の醸成、の4つのテーマを掲げる。創業60周年を迎える2028年度に売上高600億円突破を目指すとし、2025年度のROEは20.4%(目標ROE20%以上、株主資本コストは7%前後と認識)。航空宇宙関連や医療関連など成長分野への注力により、グループ会社のデジタル・スパイスの売上高は2021年度比で約2倍に増加した。介護事業(未来型賃貸住宅事業等)や農業事業(SCM事業)にも取り組んでいる。

※本記事はアルプス技研が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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