コアコンセプト・テクノロジー

コアコンセプト・テクノロジー、2025年12月期は修正予想通り増収増益で着地 2026年12月期も増収増益を計画

決算サマリー 2026.08.26
コアコンセプト・テクノロジー、2025年12月期は修正予想通り増収増益で着地 2026年12月期も増収増益を計画

※本記事はコアコンセプト・テクノロジーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社コアコンセプト・テクノロジー(CCT)の2025年12月期は、売上高20,878百万円(前期比+8.9%)、営業利益2,201百万円(同+9.7%)と増収増益で着地し、修正後業績予想(売上高20,850百万円、営業利益2,200百万円)をおおむね計画通りに達成した。DX支援・IT人材調達支援ともに増収増益となり、売上総利益率は外注比率の低下により26.2%から27.2%に改善した。2026年12月期は売上高23,000百万円(同+10.2%)、営業利益2,430百万円(同+10.4%)とさらなる増収増益を計画する。

目次

業績(2025年12月期 実績)

連結売上高は20,878百万円(前期比+8.9%、+1,711百万円)、外注費は11,919百万円(同+4.9%)、人件費は2,683百万円(同+10.4%)、その他原価は590百万円(同+69.4%)となった。売上総利益は5,684百万円(同+13.2%)、販管費は3,482百万円(同+15.6%)、営業利益は2,201百万円(同+9.7%)、経常利益は2,202百万円(同+7.7%)、当期純利益は1,501百万円(同+4.3%)だった。売上総利益率は26.2%から27.2%に、外注費率は59.3%から57.1%に改善する一方、営業利益率は10.5%で前期並みだった。修正後業績予想に対する進捗率は、売上高100.1%、売上総利益99.9%、営業利益100.1%、経常利益99.7%、当期純利益96.4%となった。

項目2024年12月期2025年12月期増減率
売上高19,16620,878+8.9%
外注費11,36611,919+4.9%
人件費2,4312,683+10.4%
その他原価348590+69.4%
売上総利益5,0205,684+13.2%
販管費3,0133,482+15.6%
営業利益2,0072,201+9.7%
経常利益2,0462,202+7.7%
当期純利益1,4391,501+4.3%
売上総利益率26.2%27.2%+1.0P
営業利益率10.5%10.5%+0.1P
外注費率59.3%57.1%▲2.2P
連結損益計算書(通期実績)
出典:コアコンセプト・テクノロジー2025年12月期決算説明資料 P.6

サービス区分別の状況

DX支援、IT人材調達支援ともに増収増益となった。DX支援の売上高は9,080百万円から10,052百万円(前期比+10.7%)、売上総利益率は36.5%から38.0%に改善した。IT人材調達支援の売上高は10,086百万円から10,825百万円(同+7.3%)、売上総利益率は16.9%から17.2%に改善した。受注残高(決算日時点)は3,543百万円から4,015百万円(同+13.3%)に増加し、うちDX支援は1,648百万円から2,110百万円(同+28.1%)に伸長した。

区分指標2024年12月期2025年12月期増減率
全社売上高19,16620,878+8.9%
DX支援売上高9,08010,052+10.7%
IT人材調達支援売上高10,08610,825+7.3%
全社売上総利益率26.2%27.2%+1.0P
DX支援売上総利益率36.5%38.0%+1.5P
IT人材調達支援売上総利益率16.9%17.2%+0.3P
全社受注残高3,5434,015+13.3%
DX支援受注残高1,6482,110+28.1%
IT人材調達支援受注残高1,8951,904+0.5%
サービス区分別実績(DX支援・IT人材調達支援)
出典:コアコンセプト・テクノロジー2025年12月期決算説明資料 P.8

通期業績予想(2026年12月期)

2026年12月期は、売上高23,000百万円(前期比+10.2%)、DX支援11,246百万円(同+11.9%)、IT人材調達支援11,753百万円(同+8.6%)、売上総利益6,344百万円(同+11.6%)、営業利益2,430百万円(同+10.4%、営業利益率10.6%)、経常利益2,450百万円(同+11.2%)を計画する。当期純利益は、信託型ストックオプションの交付方法変更に伴う特別損失354百万円(純資産・キャッシュへの通期影響はゼロ)の計上を見込むため1,330百万円(同▲11.4%)となる一方、同特別損失を除いた調整後当期純利益は1,684百万円(同+12.2%)、調整後1株当たり当期純利益は89.80円から104.53円(同+16.4%)となる見込み。上期は売上高11,080百万円(同+9.0%)、下期は売上高11,920百万円(同+11.3%)を計画し、DX支援はmcframe等の大型案件の売上計上が下期から増加する見通し。なお新規M&Aは計画に含んでいない。

項目2025年12月期(実績)2026年12月期(予想)増減率
売上高20,87823,000+10.2%
DX支援10,05211,246+11.9%
IT人材調達支援10,82511,753+8.6%
売上総利益5,6846,344+11.6%
営業利益2,2012,430+10.4%
経常利益2,2022,450+11.2%
当期純利益1,5011,330▲11.4%
調整後当期純利益1,5011,684+12.2%
2026年12月期業績予想
出典:コアコンセプト・テクノロジー2025年12月期決算説明資料 P.23

株主還元

配当は安定的な累進配当を基本方針とし、配当性向20-30%を目安とする。2025年12月期の年間配当金は19円00銭(配当金総額308百万円、配当性向21.2%、純資産配当率(DOE)6.8%)で、2026年12月期は21円00銭(配当金総額341百万円、配当性向20.1%、DOE6.1%)を予想する。自己株式取得は2025年11月14日~2026年2月2日の期間に869,900株・取得価額999百万円を実施した。成長投資(M&A)を優先しつつ、借入余力を活用して現金水準を抑え、株主還元(配当・自己株式取得)に充当する方針としている。

項目2025年12月期(実績)2026年12月期(予想)
年間配当金19円00銭21円00銭
配当金総額308百万円341百万円
配当性向(特別損失除く)21.2%20.1%
純資産配当率(DOE)6.8%6.1%
キャッシュアロケーションと株主還元の方針
出典:コアコンセプト・テクノロジー2025年12月期決算説明資料 P.29

トピック:Pros Cons社の吸収合併

後発事象として、100%子会社の株式会社Pros Consを2026年4月1日付で吸収合併することを決定した。同社事業を事業部門に統合し、経営資源を集約することで経営の効率化・迅速化とガバナンス強化を図る。連結業績への影響はないとしている。またFY2026の取り組み方針として、M&Aの買収金額の目安を「5億円未満」から「10億円以上」へ引き上げ、DX支援強化を目的とした案件を重視する方針を示した。

※本記事はコアコンセプト・テクノロジーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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