広栄化学

広栄化学、2026年3月期は減収減益 当期純利益は5,135百万円の損失に転落

決算サマリー 2026.08.28
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※本記事は広栄化学が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

広栄化学(証券コード4367)は、2026年3月期の決算短信を公表した。北米及び欧州向け医農薬関連製品や光学材料製品の販売が減少したことなどにより、売上高は17,009百万円(前期比15.0%減)となった。固定費の削減や原料価格低減による増益要因があったものの、売上高減少に伴う数量差損等の減益要因が上回り、営業利益は364百万円(同35.6%減)、経常利益は255百万円(同28.3%減)となった。これに加えて当期は減損損失を計上したことから、当期純利益は5,135百万円の損失(前期は288百万円の利益)となった。

目次

業績(2026年3月期 実績)

売上高は北米・欧州向け医農薬関連製品や光学材料製品の販売減少により前期を下回った。損益面では固定費の削減や原料価格低減による増益要因があったものの、販売数量減少に伴う数量差損等の減益要因が上回り、営業利益・経常利益はともに減益となった。加えて減損損失を計上したことにより、当期純利益は前期の利益から損失に転じた。

項目2026年3月期2025年3月期増減率
売上高17,009百万円20,018百万円15.0%減
営業利益364百万円566百万円35.6%減
経常利益255百万円356百万円28.3%減
当期純利益(△は損失)△5,135百万円288百万円

事業の状況

当社の事業セグメントはファイン製品事業のみの単一セグメントであり、セグメント情報の記載を省略している。製品グループ別では、医農薬関連化学品や機能性化学品で北米・欧州向けを中心に需要が軟化した一方、その他の製品グループは増加した。

財政状態

総資産は前期末から5,349百万円減少し29,869百万円となった。減損損失の計上に伴う有形固定資産の減少などにより固定資産が減少した。純資産は5,527百万円減少し16,089百万円となり、自己資本比率は61.4%から53.9%に低下した。1株当たり純資産は4,419.56円から3,289.66円に減少した。

項目2026年3月期2025年3月期
総資産29,869百万円35,218百万円
純資産16,089百万円21,616百万円
自己資本比率53.9%61.4%
1株当たり純資産3,289.66円4,419.56円

キャッシュ・フロー

営業活動によるキャッシュ・フローは1,648百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは685百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは884百万円の支出となった。現金及び現金同等物の期末残高は433百万円となった。

株主還元

2026年3月期の配当は1株当たり年間80円(前期100円)とした。次期(2027年3月期)の配当予想については、業績予想とともに未定としている。

項目2026年3月期(実績)
1株当たり年間配当金80円

次期の見通し・資本異動

当社は2026年5月13日開催の取締役会において、住友化学株式会社を株式交換完全親会社、当社を株式交換完全子会社とする株式交換(効力発生日:2026年8月1日(予定))を行うことを決議した。本株式交換は2026年6月25日開催予定の定時株主総会の承認等を前提としている。これにより当社株式は2026年7月30日をもって上場廃止となる予定であるため、2027年3月期の業績予想並びに期末配当予想の発表を控えるとしている。

本記事は広栄化学が公表した2026年3月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。

※本記事は広栄化学が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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