※本記事は日本精化が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
日本精化は2026年3月期(2025年度)の連結業績で、売上高338.0億円(前期比▲5.2%)、営業利益53.4億円(同9.1%増)、経常利益55.7億円(同6.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益44.3億円(同14.4%増)となった。ヘルスケア分野やファインケミカル分野の増益が牽引し、減収ながら増益を確保した。2027年3月期(2026年度)は売上高374.0億円、営業利益57.0億円を見込む。
連結業績(2026年3月期 実績)
2026年3月期の売上高は338.0億円(前期比▲5.2%)で、直近予想の350.0億円に対しては▲3.4%となった。営業利益は53.4億円(同9.1%増、営業利益率15.8%)、EBITDAは68.4億円(同9.5%増、EBITDAマージン20.2%)。経常利益は55.7億円(同6.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は44.3億円(同14.4%増)、1株当たり当期純利益は202.4円(同17.6%増)だった。
| 項目 | 2025年度実績 | 2024年度実績 | 対前年増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 338.0億円 | 356.6億円 | ▲5.2% |
| 営業利益 | 53.4億円 | 49.0億円 | 9.1% |
| 営業利益率 | 15.8% | 13.7% | – |
| EBITDA | 68.4億円 | 62.5億円 | 9.5% |
| EBITDAマージン | 20.2% | 17.5% | – |
| 経常利益 | 55.7億円 | 52.1億円 | 6.9% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 44.3億円 | 38.7億円 | 14.4% |
| 1株当たり当期純利益 | 202.4円 | 172.1円 | 17.6% |
セグメント別の状況
セグメント別では、ヘルスケアが売上高74.4億円(同23.0%増)、営業利益14.5億円(同41.0%増)、ファインケミカルが売上高58.8億円(同4.8%増)、営業利益10.8億円(同109.9%増)と大きく伸長した。一方、ビューティケアは売上高85.5億円(同▲4.4%)、営業利益19.6億円(同▲18.5%)と減収減益、トレーディングは商事子会社1社の連結離脱により売上高44.8億円(同▲42.9%)となった。機能性製品は売上高263.5億円(同▲7.3%)、営業利益46.9億円(同8.7%増)、環境衛生製品(ハイジーン)は売上高72.1億円(同3.1%増)、営業利益5.7億円(同10.2%増)だった。
| セグメント | 売上高(億円) | 営業利益(億円) | EBITDA(億円) |
|---|---|---|---|
| 機能性製品 | 263.5 | 46.9 | 61.0 |
| ビューティケア | 85.5 | 19.6 | 23.2 |
| ヘルスケア | 74.4 | 14.5 | 22.5 |
| ファインケミカル | 58.8 | 10.8 | 13.3 |
| トレーディング | 44.8 | 2.0 | 2.0 |
| 環境衛生製品(ハイジーン) | 72.1 | 5.7 | 6.3 |
| その他 | 2.3 | 0.8 | 1.1 |
| 連結合計 | 338.0 | 53.4 | 68.4 |


通期業績予想(2027年3月期)
2027年3月期(2026年度)の連結業績予想は、売上高374.0億円(前期比10.7%増)、営業利益57.0億円(同6.7%増、営業利益率15.2%)、EBITDA71.7億円(同4.8%増、EBITDAマージン19.2%)、経常利益60.0億円(同7.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益52.0億円(同17.4%増)、1株当たり当期純利益239.8円(同18.5%増)を見込む。セグメント別では、ビューティケアが売上高100.0億円(同17.0%増)、営業利益22.5億円(同14.6%増)と回復を見込む一方、ヘルスケアは売上高76.0億円(同2.1%増)ながら営業利益14.0億円(同▲3.3%)を計画。環境衛生製品(ハイジーン)は売上高78.5億円(同8.8%増)、営業利益7.1億円(同24.1%増)を見込む。
| 項目 | 2026年度予想 | 2025年度実績 | 前年比増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 374.0億円 | 338.0億円 | 10.7% |
| 営業利益 | 57.0億円 | 53.4億円 | 6.7% |
| 営業利益率 | 15.2% | 15.8% | – |
| EBITDA | 71.7億円 | 68.4億円 | 4.8% |
| EBITDAマージン | 19.2% | 20.2% | – |
| 経常利益 | 60.0億円 | 55.7億円 | 7.7% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 52.0億円 | 44.3億円 | 17.4% |
| 1株当たり当期純利益 | 239.8円 | 202.4円 | 18.5% |

株主還元
株主還元については、2023年度から2026年度の4ヶ年平均で総還元性向50%以上を設定している。1株当たり配当額は2026年度に104円(予想)を計画。政策保有株式比率は2026年度までに17%以下とする方針。また2025年度には自己株式1,550,000株を消却した(2025年11月20日)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 1株当たり配当額(2026年度予想) | 104円 |
| 総還元性向目標 | 2023〜2026年度の4ヶ年平均50%以上に設定 |
| 政策保有株式比率目標 | 2026年度までに17%以下に設定 |

中期経営計画/トピック
第14次中期経営計画では、2026年度に売上高380.0億円、営業利益58.0億円、EBITDA75.1億円、ROIC8.0%を目標に掲げている。2025年度は米国FDAの無通告定期査察で国際基準適合を確認したほか、2025年のCDP評価で「気候変動」「水セキュリティ」の2分野でBスコアを獲得した。個人投資家向けには公式HPやSNSの開設、株主優待制度の拡充などを進めた。
※本記事は日本精化が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。