テイクアンドギヴ・ニーズ

テイクアンドギヴ・ニーズ、2025年12月期は最終赤字 営業利益43.9%減

決算サマリー 2026.08.26
テイクアンドギヴ・ニーズ、2025年12月期は最終赤字 営業利益43.9%減

※本記事はテイクアンドギヴ・ニーズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

テイクアンドギヴ・ニーズは、決算期を3月期から12月期に変更したことに伴い9カ月間となった変則決算「2025年12月期」の連結決算を発表した。売上高は35,709百万円で、前期3Q累計実績(35,422百万円)とほぼ同水準を維持したものの、将来成長を見据えた人材・広告投資の積極化や地方店を中心とした減損損失1,219百万円の計上が響き、営業利益は1,622百万円(前期比43.9%減)、経常利益は1,214百万円(同50.5%減)にとどまった。当期純利益は76百万円の損失となった。

目次

連結業績(2025年12月期 実績)

売上高は店舗の統廃合影響を吸収し前年同時期比0.8%増の35,709百万円。一方、国内ウェディング事業の広告出稿強化や人材投資、店舗修繕、ホテル事業の一時的な宿泊販売停止に伴う減収などが利益を圧迫し、営業利益は1,622百万円(前年同時期比43.9%減)となった。地方店を中心とした収益性の見直しにより減損損失1,219百万円を計上した結果、当期純利益は76百万円の損失に転じた。

項目当期実績(2025年12月期)前期実績(2025年3月期3Q累計)増減
売上高35,709百万円35,422百万円+287百万円 +0.8%
営業利益1,622百万円2,895百万円-1,272百万円 -43.9%
経常利益1,214百万円2,455百万円-1,240百万円 -50.5%
当期純利益-76百万円1,744百万円-1,821百万円 –
2025年12月期業績ハイライト
出典:2025年12月期決算説明資料 P.5

セグメント別の状況

国内ウェディング事業は、婚礼単価の上昇によりほぼ前年同期並みの売上高34,522百万円(同0.6%増)を確保したが、直営店舗の戦略的再編で施行件数が減少したことに加え、広告出稿強化や人材投資、店舗修繕などの戦略的投資により営業利益は3,004百万円(同27.8%減)となった。国内ウェディング事業のうちTRUNK(HOTEL)は、一部客室の販売停止などの影響で売上高4,723百万円(前期比201百万円減)となった。その他事業は売上高1,186百万円(同6.9%増)、営業利益356百万円(同20.3%増)と増収増益だった。

セグメント指標当期実績前期実績増減
国内ウェディング事業売上高34,522百万円34,313百万円+209百万円 +0.6%
国内ウェディング事業営業利益3,004百万円4,162百万円-1,158百万円 -27.8%
その他売上高1,186百万円1,109百万円+77百万円 +6.9%
その他営業利益356百万円296百万円+60百万円 +20.3%
全社費用他営業利益-1,737百万円-1,563百万円-174百万円 –
セグメント別業績
出典:2025年12月期決算説明資料 P.7
国内ウェディング事業KPI当期実績前期実績増減
施行件数(件)6,9947,182-188 -2.7%
平均単価(千円)4,1594,034+124 +3.1%
平均人数(人)61.160.3+0.8 +1.3%

2026年12月期業績予想

2026年12月期は売上高47,840百万円、営業利益1,240百万円を予想する。婚礼単価の継続的な上昇による増収を見込む一方、2027年12月期以降の成長を見据えた費用先行期と位置づけ、人材・広告への積極投資を継続する。直営店婚礼施行件数(TRUNK含む)は通期で9,230件を見込む。

項目2026年12月期予想2025年12月期実績
売上高47,840百万円35,709百万円
営業利益1,240百万円1,622百万円
経常利益720百万円1,214百万円
当期純利益570百万円-76百万円
1株あたり配当金40円31円
2026年12月期業績予想
出典:2025年12月期決算説明資料 P.28

株主還元

1株あたり配当金は2025年12月期実績31円に対し、2026年12月期は中間20円・通期40円を予想する。

中期経営計画・トピック

2022年5月発表の長期経営方針「EVOL2030」について、事業環境の変化を踏まえて軌道修正を行い、2026年12月期中に発表する予定。ウェディング事業は地域特性に応じた事業ポートフォリオの拡充、ホテル事業はブランドと出店スキームの拡大に取り組む。ホテル事業では2027年夏に札幌、2028年春に道玄坂・神戸のホテル開業を予定しており、2027年12月期・2028年12月期開業の3ホテルで売上規模140億円を見込む。LOI締結済みおよび契約確度の高い案件を複数確保し、パイプライン総額は取扱高100億円超の規模となっている。

ホテル事業の出店進捗
出典:2025年12月期決算説明資料 P.31

※本記事はテイクアンドギヴ・ニーズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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