ファブリカホールディングス

ファブリカホールディングス、2026年3月期は売上高105.6億円 営業利益12.1億円で二桁増益

決算サマリー 2026.08.14
ファブリカホールディングス、2026年3月期は売上高105.6億円 営業利益12.1億円で二桁増益

※本記事はファブリカホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社ファブリカホールディングスの2026年3月期通期決算説明資料によると、連結売上高は105.67億円(前期比+14.8%)、営業利益は12.19億円(同+10.3%)となり、全セグメントで増収を継続した。親会社株主に帰属する当期純利益は6.65億円(同+100.7%)と大幅増益となった。2027年3月期は売上高・営業利益・経常利益・当期純利益の全指標で過去最高を更新する見込みとしている。

目次

連結業績(当期 実績)

2026年3月期通期の連結業績は、修正後通期計画(期初計画対比)に対して売上高は102.6%、営業利益は101.7%、経常利益は102.1%の達成率となった。親会社株主に帰属する当期純利益は97.9%と、子会社における税効果会計の影響により若干未達となった。

項目当期(FY2026.3)前期(FY2025.3)前期比
売上高10,567百万円9,206百万円+14.8%
EBITDA1,469百万円1,263百万円+16.4%
営業利益1,219百万円1,106百万円+10.3%
経常利益1,225百万円1,116百万円+9.8%
親会社株主に帰属する当期純利益665百万円331百万円+100.7%

セグメント別の状況

セグメント別では、ビジネスコミュニケーション事業が売上高66.88億円(前期比+16.9%)、セグメント利益18.69億円(同+20.1%)とグループ全体を牽引した。オートモーティブプラットフォーム事業は売上高17.48億円(同+6.4%)と増収したが、成長投資の継続によりセグメント利益は2.77億円(同△19.8%)となった。AI事業は売上高0.58億円(同+36.8%)、セグメント損失0.95億円。オートサービス事業は売上高21.24億円(同+15.6%)、セグメント利益0.39億円(同+109.0%)となった。

セグメント指標当期(FY2026.3)前期(FY2025.3)
ビジネスコミュニケーション事業売上高6,688百万円5,722百万円
ビジネスコミュニケーション事業セグメント利益1,869百万円1,556百万円
オートモーティブプラットフォーム事業売上高1,748百万円1,642百万円
オートモーティブプラットフォーム事業セグメント利益277百万円346百万円
AI事業売上高5.8百万円4.2百万円
AI事業セグメント損失△95百万円△47百万円
オートサービス事業売上高2,124百万円1,837百万円
オートサービス事業セグメント利益39百万円18百万円
調整額セグメント利益△871百万円△768百万円
セグメント別業績サマリー
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.7

通期業績予想

2027年3月期の連結業績予想は、売上高116.30億円(前期比+10.1%)、売上総利益53.10億円(同+12.4%)、営業利益14.00億円(同+14.8%)、経常利益14.00億円(同+14.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益9.00億円(同+35.2%)で、全指標において過去最高を更新する見込み。成長投資フェーズが一段落し、当年度より収益化フェーズへ移行する見通しとしている。

項目予想(FY2027.3)前期実績(FY2026.3)前期比
売上高11,630百万円10,567百万円+10.1%
売上総利益5,310百万円4,724百万円+12.4%
営業利益1,400百万円1,219百万円+14.8%
経常利益1,400百万円1,225百万円+14.2%
親会社株主に帰属する当期純利益900百万円665百万円+35.2%
2027年3月期 連結業績予想
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.9

セグメント再編と新セグメント予想

当期より、AI事業をビジネスコミュニケーション事業に統合し、研究開発機能をホールディングスへ移管することで、ビジネスコミュニケーション事業・オートモーティブプラットフォーム事業・オートサービス事業の3セグメント体制へ移行した。新セグメント区分による2027年3月期の連結業績推移(参考)は以下の通り。

セグメント指標当期実績(FY2026.3)予想(FY2027.3)
ビジネスコミュニケーション事業売上高6,694百万円7,530百万円
ビジネスコミュニケーション事業セグメント利益1,774百万円1,970百万円
オートモーティブプラットフォーム事業売上高1,748百万円2,000百万円
オートモーティブプラットフォーム事業セグメント利益277百万円350百万円
オートサービス事業売上高2,124百万円2,100百万円
オートサービス事業セグメント利益39百万円70百万円
調整額セグメント利益△871百万円△1,010百万円
新セグメント連結業績推移
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.13

株主還元

累進配当を導入し、2027年3月期の年間配当は40.0円(予定)を計画しており、6期連続の増配となる見込み。資本効率向上と株主還元を目的に、2026年3月期第4四半期に約5億円の自己株式取得を実施した。また、200株(2単元)以上を1年以上保有する株主を対象に、株主優待としてデジタルギフト(Amazonギフトカードやクオカードペイなど)を年間24,000円分進呈する制度を設けており、配当と優待を合わせた年間還元額は32,000円となる。

株主還元・配当推移
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.15

経営トピックス

ビジネスコミュニケーション事業では、2026年5月に法人向けコミュニケーションサービス群を新ブランド「Aurora X」として刷新した。オートモーティブプラットフォーム事業では、2026年4月に全国7万台以上の共有在庫を活用した業者間取引プラットフォーム「symphonyワンプラ」の提供を開始した。また、国内法人向けSMS配信数は5年連続シェアNo.1(デロイト トーマツ ミック経済研究所調べ)を維持している。

※本記事はファブリカホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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