プラスアルファ・コンサルティング

プラスアルファ・コンサルティング、2025年9月期は22.8%増収・40.8%増益 当期純利益はのれん減損で5.4%増にとどまる

決算サマリー 2026.08.26
プラスアルファ・コンサルティング、2025年9月期は22.8%増収・40.8%増益 当期純利益はのれん減損で5.4%増にとどまる

※本記事はプラスアルファ・コンサルティングが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社プラスアルファ・コンサルティングの2025年9月期(通期)連結業績は、売上高170億84百万円(前年同期比22.8%増)、営業利益63億78百万円(同40.8%増、営業利益率37.3%)と大幅な増収増益となった。通期計画(2025年8月13日修正後)に対する達成率は売上高100.5%、営業利益104.6%だった。一方、連結子会社グローアップおよびAttackに係るのれん等の減損損失1,154百万円を特別損失に計上した影響で、親会社株主に帰属する当期純利益は32億58百万円(前年同期比5.4%増、計画進捗率79.5%)にとどまった。2026年9月期は、売上高195億円(前期比14.1%増)、営業利益75億円(同17.6%増)の増収増益を計画している。

目次

連結業績(2025年9月期 実績)

4Q(7-9月)は売上高46億3百万円(前年同期比13.8%増)、営業利益19億48百万円(同36.9%増、営業利益率42.3%)と高水準を継続した。HRソリューションのリカーリング収入拡大に加え、注力してきたコンサル案件の増加が売上拡大に寄与し、戦略的なエンタープライズ・シフトによりマーケティング費が抑制されたことで利益が積み上がった。

項目前期実績(2024年9月期通期)当期実績(2025年9月期通期)前年同期比2025年9月期計画進捗率
売上高13,914百万円17,084百万円22.8%17,000百万円100.5%
売上原価3,765百万円4,756百万円26.3%
売上総利益10,148百万円12,327百万円21.5%
販管費5,619百万円5,948百万円5.9%
営業利益4,529百万円6,378百万円40.8%6,100百万円104.6%
営業利益率32.6%37.3%35.9%
経常利益4,529百万円6,320百万円39.5%6,050百万円104.5%
当期純利益3,092百万円3,258百万円5.4%4,100百万円79.5%

セグメント別の状況

HRソリューションは、タレントパレットの価格改定の定着や有償オプション導入により既存顧客からの増収が進み、増益率・利益率ともに大幅に改善した。ヨリソルは先行投資期間ながら大型案件の受注もあり順調な立ち上がりを継続、グローアップは受注が弱い状況が続くもコスト圧縮を進め通期ベースで黒字に転換した。OMNのシフト管理「R-Shift」はエンタープライズ企業を中心に導入が進み、売上高・利益ともに計画を上回った。一方、マーケティングソリューションは見える化エンジンの解約が高止まりし、稼働数減少によりMRRが減少した。

セグメント指標2025年9月期実績2024年9月期実績
HRソリューション売上高13,244百万円10,130百万円
HRソリューション営業利益6,302百万円4,437百万円
マーケティングソリューション売上高3,839百万円3,783百万円
マーケティングソリューション営業利益1,709百万円1,622百万円
セグメント別売上高の推移
出典:プラスアルファ・コンサルティング 2025年9月期第4四半期決算説明資料 P.9

通期業績予想(2026年9月期)

会社は2026年9月期の連結業績見通しとして、売上高195億円(前期比14.1%増)、営業利益75億円(同17.6%増、営業利益率38.5%)を見込む。引き続きエンタープライズ顧客の獲得に注力するとともにパートナー協業による拡販を目指し、マーケティング費を抑制しながら高い利益率の維持を図る方針としている。

項目2025年9月期実績2026年9月期計画前期比
売上高17,084百万円19,500百万円14.1%増
営業利益6,378百万円7,500百万円17.6%増
営業利益率37.3%38.5%
HRソリューション売上高13,244百万円15,800百万円
HRソリューション営業利益6,302百万円7,750百万円
マーケティングソリューション売上高3,839百万円3,700百万円
マーケティングソリューション営業利益1,709百万円1,400百万円
2026年9月期業績見通し(セグメント別)
出典:プラスアルファ・コンサルティング 2025年9月期第4四半期決算説明資料 P.30

株主還元

配当は、将来の事業展開と経営体質の強化に必要な内部留保を確保しつつ安定配当を継続する方針とし、配当性向は足元の資金状況および今後の想定キャッシュ・フロー見通しを踏まえ30%を目安とする。2026年9月期の期末配当については、配当性向30%を目安に1株当たり38円とする計画。また、2025年11月28日には自己株式の全て(発行済株式数の1.10%)を消却することを決議した。

1株当たり配当金配当性向
2021年9月期7.2円20.2%
2022年9月期9.0円20.1%
2023年9月期13.0円20.9%
2024年9月期16.0円22.0%
2025年9月期29.0円28.2%
2026年9月期(計画)38.0円31.0%
2026年9月期末配当予想
出典:プラスアルファ・コンサルティング 2025年9月期第4四半期決算説明資料 P.33

中期経営計画/トピック

中期的には、HRソリューションの継続拡大とともに人事周辺領域や新規事業の展開を想定し、売上高300億円、営業利益100億円以上を目指すとしている。最近のトピックスとして、マイナビ社向けOEM「マイナビTalentBase」の提供開始、ラクス社との資本業務提携によるOEM「楽楽人事労務」(仮称)の提供予定、LinkedInとの日本初のアライアンスパートナー契約締結、次世代型トレーニングソリューション「AIトークトレ」の提供開始、HRコンサルティングビジネスの本格展開などを進めている。

中期成長イメージ
出典:プラスアルファ・コンサルティング 2025年9月期第4四半期決算説明資料 P.31

※本記事はプラスアルファ・コンサルティングが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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