※本記事は片倉コープアグリが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
片倉コープアグリの2026年3月期連結業績は、売上高42,651百万円(前期比3.1%増)と増収を確保したものの、営業利益は504百万円(前期比22.4%減)、経常利益は371百万円(前期比44.7%減)となり減益となった。親会社株主に帰属する当期純利益は、肥料事業における構造改革費用の計上により1,227百万円の損失となり、前期の350百万円の利益から赤字に転落した。
連結業績(当期実績)
売上高は肥料事業の価格改定や不動産事業の伸長により増加した一方、構造改革費用の計上が最終損益を押し下げた。売上高は中長期成長戦略の計画を下回ったものの、営業利益・経常利益は計画を上回って着地した。
| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 42,651百万円 | 41,369百万円 | 3.1%増 |
| 営業利益 | 504百万円 | 650百万円 | 22.4%減 |
| 経常利益 | 371百万円 | 672百万円 | 44.7%減 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益(△は損失) | △1,227百万円 | 350百万円 | - |
事業の状況
肥料事業は価格改定により増収となったものの、システム関連費用の増加や棚卸資産評価の影響で減益となった。化学品事業はリン酸等の販売数量減少により減収減益となった。不動産事業は渋谷の新築賃貸ビルの稼働開始により増収増益となった。その他の事業は水産エキスの販売価格改定等により増収となったが、原価率の上昇により減益となった。
財政状態
総資産・純資産はいずれも減少し、自己資本比率もやや低下した。
| 項目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 |
|---|---|---|
| 総資産 | 48,938百万円 | 50,094百万円 |
| 純資産 | 22,966百万円 | 23,865百万円 |
| 自己資本比率 | 46.8% | 47.5% |
| 1株当たり純資産 | 2,558.31円 | 2,658.36円 |
次期の見通し
2027年3月期は中長期成長戦略の2年目として、肥料事業における生産拠点の再編・生産品目の集約や化学品事業の高付加価値領域拡大等を進める計画で、増収増益および黒字転換を見込む。
| 項目 | 2027年3月期(予想) | 増減率 |
|---|---|---|
| 売上高 | 46,000百万円 | 7.8%増 |
| 営業利益 | 800百万円 | 58.5%増 |
| 経常利益 | 700百万円 | 88.4%増 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 500百万円 | - |
株主還元
1株当たり年間配当金は20円で、次期は28円への増配を予想している。
| 項目 | 2026年3月期(実績) | 2027年3月期(予想) |
|---|---|---|
| 1株当たり年間配当金 | 20円 | 28円 |
本記事は片倉コープアグリが公表した2026年3月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。
※本記事は片倉コープアグリが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。