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【住友化学】決算短信の「経営成績等の概況」はどう変わったか(2025年3月期→2026年3月期)

決算短信定性文(経営概況)リサーチ 2026.09.18
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通期・四半期とも構成・粒度は前年並みで、セグメント別の増減要因説明が数値の改善に応じて更新されている。

目次

調査の概要

本記事は、東証プライム市場の時価総額上位500社を対象に、決算短信の「経営成績等の概況」相当部分の記載がどう変化したかを調べた調査の一部で、住友化学分です。

通期: 2025年3月期決算短信 と 2026年3月期決算短信(開示日: 2025年5月14日 → 2026年5月14日)

四半期: 2026年3月期 第1四半期決算短信 と 2027年3月期 第1四半期決算短信(開示日: 2025年8月1日 → 2026年8月4日)

ここでいう定性文とは、決算短信のうち「1. 経営成績等の概況」相当の見出しから、次の大見出しの手前までの記述を指します。文字数は、タイトル名(『』)を除外し、空白を除いて計測しています。

通期決算短信の比較

文字数: 3,350字 → 3,365字(前期比+0.4%、微増)

見出し構成の変化: 変化なし

粒度の判定: 同等

セグメント情報注記: あり(704字) → あり(733字)

変化の型: 出来事型

要約: アグロ&ライフソリューションからその他まで5セグメント別に増減要因を説明する構成は前年と同じ。今期は減収・営業減益となった一方で親会社所有者帰属当期利益は増益となり、その要因(ペトロ・ラービグ社関連損益の有無等)が同程度の粒度で説明されている。

四半期決算短信の比較

文字数: 2,730字 → 2,693字(前期比-1.4%、微減)

見出し構成の変化: 変化なし

粒度の判定: 同等

セグメント情報注記: あり(761字) → あり(2568字)

変化の型: 出来事型

要約: 経営成績・財政状態・業績予想の3節構成、セグメント別の前年同四半期比説明は前年同様の粒度で書かれている。今期は増収増益に転じた要因(オルゴビクス等の売上拡大、半導体プロセス材料の需要回復)が同水準で記述されている。

定性文の全文(前期・今期)

通期 2025年3月期

出典: 住友化学 2025年3月期 決算短信〔IFRS〕、開示日 2025年5月14日(https://www2.jpx.co.jp/disc/40050/140120250513546806.pdf)

1.経営成績等の概況(1)当期の経営成績の概況当連結会計年度の世界経済は、生成AI需要の拡大による米国を中心とした生産、貿易の回復や、サービス業の好調な経済活動により、底堅い成長を維持しました。また、国内経済についても、家計の節約志向の高まりを主因として年度後半に個人消費の伸びが鈍化したものの、インバウンド需要の拡大や堅調な設備投資の継続などにより、景気は緩やかに回復しました。このような中、当社グループは、短期集中業績改善策と抜本的構造改革を強力に進めてまいりました。この結果、当連結会計年度の売上収益は、前連結会計年度に比べ1,594億円増加し、2兆6,063億円となりました。損益面では、コア営業利益は1,405億円、営業利益は、ラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニー(以下「ペトロ・ラービグ社」という。)に対する貸付金の債務免除に伴い持分法による投資利益等を計上したことにより1,930億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は、ペトロ・ラービグ社に対する貸付金の債権放棄に伴う損失等を計上し386億円となりました。いずれの損益段階においても前連結会計年度を大幅に上回りました。当連結会計年度のセグメント別の業績の概況は、次のとおりであります。なお、セグメント損益は、持分法による投資損益を含む営業損益から非経常的な要因により発生した損益を控除した経常的な収益力を表す損益概念であります。また、2024年10月1日付で実施いたしました組織改正に伴い、当第3四半期連結会計期間より報告セグメントを変更しております。報告セグメントの詳細については、「3.(5)連結財務諸表に関する注記事項(セグメント情報)」をご覧ください。(アグロ&ライフソリューション)農薬は米州地域において市況が悪化しましたが、インド等において出荷が堅調に推移しました。メチオニン(飼料添加物)は前連結会計年度に比べ市況が上昇しました。この結果、売上収益は前連結会計年度に比べ、246億円増加し5,402億円となりました。コア営業利益は前連結会計年度に比べ、286億円増加し550億円となりました。(ICT&モビリティソリューション)ディスプレイ関連材料、半導体プロセス材料である高純度ケミカルやフォトレジストのいずれも、需要の拡大により出荷が増加しました。この結果、売上収益は前連結会計年度に比べ、196億円増加し6,070億円となり、コア営業利益は前連結会計年度に比べ、205億円増加し706億円となりました。(アドバンストメディカルソリューション)医薬品原薬・中間体については出荷が堅調に推移しました。この結果、売上収益は前連結会計年度並みの621億円となりました。コア営業利益は固定費の増加等により前連結会計年度に比べ、21億円減少し40億円となりました。(エッセンシャル&グリーンマテリアルズ)合成樹脂やメタアクリル、各種工業薬品等は原料価格の上昇により、販売価格が上昇しました。一方で、事業撤退に伴い、アルミニウム等の出荷が減少しました。この結果、売上収益は前連結会計年度に比べ、132億円増加し8,990億円となりました。コア営業損益は持分法適用会社であるペトロ・ラービグ社の業績が悪化した一方で、市況の改善により前連結会計年度に比べ、306億円改善し585億円の損失となりました。(住友ファーマ)北米においてオルゴビクス(進行性前立腺がん治療剤)、マイフェンブリー(子宮筋腫・子宮内膜症治療剤)、ジェムテサ(過活動膀胱治療剤)の売上が拡大しました。一方、国内においては、薬価改定等の影響がありました。この結果、売上収益は前連結会計年度に比べ、842億円増加し3,980億円となりました。コア営業利益は、売上収益の増加に加え、北米グループ会社の再編等による事業構造改善効果の発現や研究開発投資の選択と集中による削減等により、研究開発費を含む販売費及び一般管理費が大きく減少したことから、前連結会計年度に比べ、1,618億円改善し353億円となりました。なお、再生・細胞医薬のCDMO(製法開発・製造受託)事業は本セグメントに属さないことや当社連結決算処理の影響等により、本セグメントの売上収益及びコア営業利益は、連結子会社である住友ファーマ株式会社の売上収益及びコア営業利益と異なります。(その他)上記5セグメント以外に、放射性診断薬、電力・蒸気の供給、化学産業設備の設計・工事監督、運送・倉庫業務等を行っております。これらの売上収益は前連結会計年度に比べ、141億円増加し999億円となり、コア営業利益は、連結子会社であった日本メジフィジックス株式会社の株式譲渡、連結子会社であった住友ケミカルエンジニアリング株式会社及び持分法適用会社であった住友ベークライト株式会社の一部株式譲渡により、前連結会計年度に比べ553億円増加し669億円となりました。

(2)当期の財政状態の概況当連結会計年度末の資産合計は前連結会計年度末に比べ4,950億円減少し3兆4,398億円となりました。株式譲渡等によりその他の金融資産が減少しました。負債合計は、前連結会計年度末に比べ4,051億円減少し、2兆3,654億円となりました。有利子負債は、前連結会計年度末に比べ2,774億円減少し、1兆2,861億円となりました。資本合計(非支配持分を含む)は、有価証券評価差額などのその他の資本の構成要素が減少したことにより、前連結会計年度末に比べ900億円減少し、1兆744億円となりました。親会社所有者帰属持分比率は、前連結会計年度末に比べて1.6ポイント増加し、26.2%となりました。

(3)当期のキャッシュ・フローの概況当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前利益が大きく改善したことにより、前連結会計年度に比べ2,843億円増加し、2,330億円の収入となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、投資の売却及び償還による収入の増加により、前連結会計年度に比べ1,975億円増加し、852億円の収入となりました。この結果、フリー・キャッシュ・フローは、前連結会計年度の1,636億円の支出に対して、当連結会計年度は3,183億円の収入となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、有利子負債の減少等により3,008億円の支出となりました。また、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の期末残高は、売却目的で保有する資産への振替額も加味すると、前連結会計年度末に比べ76億円減少し、2,098億円となりました。

(4)今後の見通し2026年3月期の業績の見通しは、為替相場を145.00円/$、ナフサ価格を68,000円/KLと想定し、売上収益は2兆3,400億円、コア営業利益は1,500億円、営業利益は1,050億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は400億円と予想しております。

(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当当社は、剰余金の配当の決定にあたり、株主還元を経営上の最重要課題の一つと考え、各期の業績、配当性向ならびに将来の事業展開に必要な内部留保の水準等を総合的に勘案し、安定的な配当を継続することを基本としております。また、当社は中長期的には配当性向30%程度を安定して達成することを目指しております。内部留保につきましては、重点事業の競争力強化や海外事業の拡充を図るため、設備投資、投融資等に充当し、これにより収益力の向上に努めてまいります。配当時期につきましては中間及び期末の年2回を基本とし、株主の皆様への利益配当をはじめとした剰余金の配当等を機動的に実施するため、定款により剰余金の配当等の決定機関を取締役会としております。当期の期末配当につきましては、1株につき6円として実施させていただくことといたしました。これにより、中間配当(1株につき3円)を含めました、当期の年間配当は1株につき9円となっております。また、次期の配当につきましては、中間配当を1株あたり6円、期末配当を1株あたり6円とし、年間12円(配当性向49.1%)を予定しております。

通期 2026年3月期

出典: 住友化学 2026年3月期 決算短信〔IFRS〕、開示日 2026年5月14日

1.経営成績等の概況(1)当期の経営成績の概況当連結会計年度の世界経済は、地政学リスクの高まりや通商政策の不確実性が続くなかでも、各国の財政・金融政策や好調なAI関連投資等により、全体として底堅い成長を維持しました。また、国内経済についても、原油価格の上昇等による物価高の影響を受けつつも所得環境の改善によって個人消費が増加したことに加え、企業による省力化やデジタル関連の堅調な設備投資が内需を下支えし、景気はゆるやかな回復基調が継続しました。この結果、当連結会計年度の売上収益は、前連結会計年度に比べ2,778億円減少し、2兆3,285億円となりました。損益面では、コア営業利益は2,084億円となり前連結会計年度を上回りましたが、営業利益は1,517億円となり前連結会計年度を下回りました。親会社の所有者に帰属する当期利益は609億円となり、前連結会計年度を上回りました。当連結会計年度のセグメント別の業績の概況は、次のとおりであります。なお、セグメント損益は、持分法による投資損益を含む営業損益から非経常的な要因により発生した損益を控除した経常的な収益力を表す損益概念であります。(アグロ&ライフソリューション)農薬は国内外で出荷が堅調に推移しました。メチオニン(飼料添加物)は出荷数量が減少しました。この結果、売上収益は前年同期に比べ、210億円減少し5,193億円となった一方、コア営業利益は上記の堅調な国内農薬出荷などに支えられて、前年同期に比べ14億円増加し563億円となりました。(ICT&モビリティソリューション)ディスプレイ関連材料は価格競争の激化により売価が下落したことに加え、大型液晶ディスプレイ(LCD)用偏光フィルム事業の抜本的構造改革実施の影響もありました。半導体プロセス材料は市況のゆるやかな回復が継続しており、出荷数量は増加しましたが、固定費の増加がありました。また、円高に伴う輸出手取りの減少や、在外子会社の邦貨換算差の影響もありました。この結果、売上収益は前年同期に比べ、328億円減少し5,742億円となり、コア営業利益は前年同期に比べ、175億円減少し530億円となりました。(アドバンストメディカルソリューション)オリゴ核酸の生産が本格化し出荷が増加した一方、医薬品原薬・中間体では製品構成の違いから、売上収益は前年同期に比べ、35億円減少し586億円となり、コア営業利益は前年同期に比べ、11億円減少し28億円となりました。(エッセンシャル&グリーンマテリアルズ)持分法適用会社であるラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニー(以下「ペトロ・ラービグ社」という。)の定期修繕に伴う販売子会社の出荷減少に加え、前連結会計年度の事業撤退に伴うアルミニウム等の出荷減少、及び当連結会計年度の事業譲渡に伴う合成樹脂の出荷減少がありました。この結果、売上収益は前年同期に比べ、2,202億円減少し6,788億円となりました。コア営業利益はペトロ・ラービグ社の一部株式売却による売却益に加え、ペトロ・ラービグ社や合成樹脂等の交易条件改善により、前年同期に比べ、729億円改善し144億円となりました。(住友ファーマ)日本及びアジアは減収となりましたが、北米において進行性前立腺がん治療剤「オルゴビクス」及び過活動膀胱治療剤「ジェムテサ」の売上が拡大したことに加え、「オルゴビクス」の販売マイルストン収入を計上したこと等により増収となりました。この結果、売上収益は前年同期に比べ、539億円増加し4,519億円となりました。コア営業利益は、増収に加え、事業構造改善効果の発現等により研究開発費を含む販売費及び一般管理費が減少したこと、アジア事業の一部持分を譲渡したことによる利益を計上したことから、前年同期に比べ、731億円増加し1,084億円となりました。なお、再生・細胞医薬のCDMO(製法開発・製造受託)事業は本セグメントに属さないことや当社連結決算処理の影響等により、本セグメントの売上収益及びコア営業利益は、連結子会社である住友ファーマ株式会社の売上収益及びコア営業利益と異なります。(その他)上記5セグメント以外に、電力・蒸気の供給、運送・倉庫業務等を行っております。前連結会計年度に放射性診断薬事業等を売却したことにより、売上収益は前年同期に比べ、541億円減少し458億円となりました。コア営業利益は上記放射性診断薬事業等の売却に伴う一過性の利益がなくなったことに加え、当社の連結から除外されたため、前年同期に比べ625億円減少し44億円となりました。

(2)当期の財政状態の概況当連結会計年度末の資産合計は、売却目的で保有する資産や棚卸資産の減少により前連結会計年度末に比べ347億円減少し3兆4,050億円となりました。負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,970億円減少し、2兆1,684億円となりました。有利子負債は、前連結会計年度末に比べ1,347億円減少し、1兆1,515億円となりました。資本合計(非支配持分を含む)は、その他の資本の構成要素や非支配持分が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ1,623億円増加し、1兆2,367億円となりました。親会社所有者帰属持分比率は、前連結会計年度末に比べて3.4ポイント増加し、29.6%となりました。

(3)当期のキャッシュ・フローの概況当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前利益が前連結会計年度を上回った一方で、運転資金の増加等により、前連結会計年度並みの2,348億円の収入となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、投資の取得による支出の増加により、前連結会計年度に比べ1,601億円減少し、748億円の支出となりました。この結果、フリー・キャッシュ・フローは、前連結会計年度の3,183億円の収入に対して、当連結会計年度は1,599億円の収入となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、有利子負債の減少等により1,991億円の支出となりました。また、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の期末残高は、売却目的で保有する資産への振替額も加味すると、前連結会計年度末に比べ12億円減少し、2,086億円となりました。

(4)今後の見通し2027年3月期の業績の見通しは、為替相場を155.00円/$、ナフサ価格を92,000円/KLと想定し、売上収益は2兆3,600億円、コア営業利益は2,150億円、営業利益は1,770億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は700億円と予想しております。なお、中東地域における地政学的リスクの高まりに起因する原材料価格高騰やサプライチェーンへの影響については先行き不透明感が高い状況にありますが、現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づき、上記の業績見通しには中東情勢による影響を一定程度織り込んでおります。

(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当当社は、剰余金の配当の決定にあたり、株主還元を経営上の最重要課題の一つと考え、各期の業績、配当性向並びに将来の事業展開に必要な内部留保の水準等を総合的に勘案し、安定的な配当を継続することを基本としております。また、当社は中長期的には配当性向30%程度を安定して達成することを目指しております。内部留保につきましては、重点事業の競争力強化や海外事業の拡充を図るため、設備投資、投融資等に充当し、これにより収益力の向上に努めてまいります。配当時期につきましては中間及び期末の年2回を基本とし、株主の皆様への利益配当をはじめとした剰余金の配当等を機動的に実施するため、定款により剰余金の配当等の決定機関を取締役会としております。当期の期末配当につきましては、1株につき7.5円として実施させていただくことといたしました。これにより、中間配当(1株につき6円)を含めました、当期の年間配当は1株につき13.5円となっております。また、次期の配当につきましては、中間配当を1株あたり8円、期末配当を1株あたり8円とし、年間16円(配当性向37.7%)を予定しております。

四半期 2026年3月期 第1四半期

出典: 住友化学 2026年3月期 第1四半期 決算短信〔IFRS〕、開示日 2025年8月1日(https://www2.jpx.co.jp/disc/40050/140120250731525741.pdf)

1.当四半期決算に関する定性的情報(1)経営成績に関する説明当社グループの当第1四半期連結累計期間における売上収益は、前年同四半期連結累計期間(以下「前年同四半期」という。)に比べ860億円減少し、5,261億円となりました。損益面では、コア営業利益は277億円、営業利益は255億円となり、それぞれ前年同四半期を上回りましたが、親会社の所有者に帰属する四半期損益は45億円の損失となり、前年同四半期を下回りました。当第1四半期連結累計期間のセグメント別の業績の概況は、次のとおりであります。なお、セグメント損益は、持分法による投資損益を含む営業損益から非経常的な要因により発生した損益を控除した経常的な収益力を表す損益概念であります。(アグロ&ライフソリューション)農薬はインド等において出荷が堅調に推移しました。メチオニン(飼料添加物)は前年同四半期に比べ市況が下落しました。また、円高による在外子会社の邦貨換算差の影響もありました。この結果、売上収益は前年同四半期に比べ、95億円減少し969億円となりました。コア営業利益は前年同四半期に比べ、27億円減少し22億円となりました。(ICT&モビリティソリューション)円高に伴う輸出手取りの減少や、在外子会社の邦貨換算差の影響がありました。また、大型液晶ディスプレイ(LCD)用偏光フィルム事業の抜本的構造改革実施の影響や、景気後退懸念に伴う消費マインドの悪化等により、ディスプレイ関連材料の出荷が減少しました。この結果、売上収益は前年同四半期に比べ、153億円減少し1,374億円となり、コア営業利益は前年同四半期に比べ、28億円減少し184億円となりました。(アドバンストメディカルソリューション)医薬品原薬・中間体については一部製品の出荷時期が前年同四半期とは異なったことにより出荷が減少しました。この結果、売上収益は前年同四半期に比べ、41億円減少し91億円となり、コア営業損益は前年同四半期に比べ、15億円悪化し10億円の損失となりました。(エッセンシャル&グリーンマテリアルズ)持分法適用会社であるラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニー(以下「ペトロ・ラービグ社」という。)の定期修繕に伴い、販売子会社の出荷が減少したことに加え、前連結会計年度の事業撤退に伴いアルミニウム等の出荷が減少しました。この結果、売上収益は前年同四半期に比べ、596億円減少し1,654億円となりました。コア営業損益はペトロ・ラービグ社や合成樹脂等の交易条件が改善したことにより、前年同四半期に比べ、141億円改善し55億円の損失となりました。(住友ファーマ)北米においてオルゴビクス(進行性前立腺がん治療剤)及びジェムテサ(過活動膀胱治療剤)の売上が拡大したこと等により増収となりました。この結果、売上収益は前年同四半期に比べ、168億円増加し1,074億円となりました。コア営業利益は、売上収益の増加に加え、事業構造改善効果の発現等により、研究開発費を含む販売費及び一般管理費が減少したことから、前年同四半期に比べ、201億円増加し210億円となりました。なお、再生・細胞医薬のCDMO(製法開発・製造受託)事業は本セグメントに属さないことや当社連結決算処理の影響等により、本セグメントの売上収益及びコア営業利益は、連結子会社である住友ファーマ株式会社の売上収益及びコア営業利益と異なります。(その他)上記5セグメント以外に、電力・蒸気の供給、運送・倉庫業務等を行っております。前連結会計年度に放射性診断薬事業等を売却したことにより、売上収益は前年同四半期に比べ、143億円減少し100億円となり、コア営業利益は前年同四半期に比べ32億円減少し18億円となりました。

(2)財政状態に関する説明当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,102億円減少し、3兆3,295億円となりました。現金及び現金同等物や、営業債権及びその他の債権が減少しました。負債合計は、前連結会計年度末に比べ972億円減少し、2兆2,682億円となりました。有利子負債は、前連結会計年度末に比べ380億円減少し、1兆2,481億円となりました。資本合計(非支配持分を含む)は、配当金の支払等により、前連結会計年度末に比べ130億円減少し、1兆614億円となりました。親会社所有者帰属持分比率は、前連結会計年度末に比べて0.4ポイント増加し、26.6%となりました。

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明最近の業績動向等を踏まえ、未公表でありました2026年3月期の第2四半期(中間期)連結業績予想について、下記のとおりお知らせいたします。なお、平均為替レートは145.00円/$、ナフサ価格は63,800円/KLを前提としております。2026年3月期の通期連結業績予想につきましては、現在精査中であり、第2四半期決算発表時に改めて説明いたします。2026年3月期第2四半期(中間期)連結業績予想の公表(2025年4月1日~2025年9月30日)親会社の 基本的コア売上収益 営業利益所有者に帰属する1株当たり営業利益中間利益 中間利益百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭前回発表予想(A) 未定 未定 未定 未定 未定今回修正予想(B) 1,100,000 90,000 85,000 25,000 15.28増減額(B-A) – – – – -増減率(%) – – – – -(ご参考)前年同期実績1,241,395 29,476 121,249 △6,527 △3.99(2025年3月期第2四半期(中間期))

※ △は損失(補足情報)2026 年3月期第2四半期(中間期)連結セグメント別業績予想 (単位:百万円)(ご参考)前年同期実績今回予想(2025年3月期第2四半期(中間期))売 上 収 益 210,000 225,004アグロ&ライフソリューションコ ア 営 業 利 益 16,000 14,161売 上 収 益 280,000 307,460ICT&モビリティソリューションコ ア 営 業 利 益 32,000 43,581売 上 収 益 25,000 26,750アドバンストメディカルソリューションコ ア 営 業 利 益 △1,000 355売 上 収 益 360,000 450,932エッセンシャル&グリーンマテリアルズコ ア 営 業 利 益 △19,000 △34,759売 上 収 益 205,000 180,400住友ファーマコ ア 営 業 利 益 72,000 3,040売 上 収 益 20,000 50,849そ の 他全 社 費 用 等コ ア 営 業 利 益 △10,000 3,098売 上 収 益 1,100,000 1,241,395合 計コ ア 営 業 利 益 90,000 29,476

※ △は損失

四半期 2027年3月期 第1四半期

出典: 住友化学 2027年3月期 第1四半期 決算短信〔IFRS〕、開示日 2026年8月4日(https://www2.jpx.co.jp/disc/40050/140120260803506556.pdf)

1.当四半期決算に関する定性的情報(1)経営成績に関する説明当社グループの当第1四半期連結累計期間における売上収益は、前年同四半期連結累計期間(以下「前年同四半期」という。)に比べ521億円増加し、5,782億円となりました。損益面では、コア営業利益は623億円、営業利益は610億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は408億円となり、それぞれ前年同四半期を上回りました。当第1四半期連結累計期間のセグメント別の業績の概況は、次のとおりであります。なお、セグメント損益は、持分法による投資損益を含む営業損益から非経常的な要因により発生した損益を控除した経常的な収益力を表す損益概念であります。(アグロ&ライフソリューション)農薬は国内を中心に販売が堅調に推移したほか、円安に伴う輸出手取りの増加がありました。メチオニン(飼料添加物)は交易条件が改善しました。この結果、売上収益は前年同四半期に比べ、121億円増加し1,090億円となり、コア営業利益は前年同四半期に比べ、74億円増加し96億円となりました。(ICT&モビリティソリューション)ディスプレイ関連材料は、前連結会計年度の大型液晶ディスプレイ(LCD)用偏光フィルム事業の抜本的構造改革実施及びそれに伴う譲渡益の剥落の影響がありました。半導体プロセス材料は、高純度ケミカルやフォトレジストの需要が拡大し売上収益は増加しましたが、固定費の増加もありコア営業利益への影響は限定的でした。この結果、売上収益は前年同四半期に比べ、112億円増加し1,486億円となり、コア営業利益は前年同四半期に比べ、53億円減少し130億円となりました。(アドバンストメディカルソリューション)高度化低分子医薬CDMO(製法開発・製造受託)事業において販売時期のずれがあり、売上収益は前年同四半期に比べ、14億円増加し104億円となりました。一方、製品の構成差等によりコア営業損益は前年同四半期に比べ、9億円悪化し19億円の損失となりました。(エッセンシャル&グリーンマテリアルズ)持分法適用会社であるラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニーの交易条件が改善したことや、合成樹脂等で市況の上昇に伴い在庫評価との差益が発生したことから、売上収益は前年同期に比べ、48億円増加し1,702億円となり、コア営業利益は前年同期に比べ、327億円改善し272億円となりました。(住友ファーマ)米国において進行性前立腺がん治療剤「オルゴビクス」及び過活動膀胱治療剤「ジェムテサ」の売上が拡大したこと等による増収が、前連結会計年度においてアジア事業の一部持分を譲渡したことによる減収を上回りました。この結果、売上収益は前年同四半期に比べ、216億円増加し1,290億円となりました。コア営業利益は、がん領域の臨床試験の加速及び精神神経領域の推進により研究開発費が増加したこと等から、前年同四半期に比べ、22億円減少し188億円となりました。なお、再生・細胞医薬のCDMO事業は本セグメントに属さないことや当社連結決算処理の影響等により、本セグメントの売上収益及びコア営業利益は、連結子会社である住友ファーマ株式会社の売上収益及びコア営業利益と異なります。(その他)上記5セグメント以外に、電力・蒸気の供給、運送・倉庫業務等を行っております。売上収益は前年同四半期に比べ、10億円増加し110億円となりました。コア営業利益は前年同四半期に比べ13億円増加し31億円となりました。

(2)財政状態に関する説明当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,085億円増加し、3兆6,135億円となりました。原材料価格高騰等により、営業債権及びその他の債権や棚卸資産が増加しました。負債合計は、前連結会計年度末に比べ327億円増加し、2兆2,011億円となりました。有利子負債は、前連結会計年度末に比べ193億円減少し、1兆1,322億円となりました。資本合計(非支配持分を含む)は、当社の連結子会社である住友ファーマ株式会社が当第1四半期連結会計期間に実施した公募増資に伴って非支配持分や資本剰余金が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ1,758億円増加し、1兆4,124億円となりました。親会社所有者帰属持分比率は、前連結会計年度末に比べて0.9ポイント増加し、30.5%となりました。

(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明最近の業績動向等を踏まえ、未公表でありました2027年3月期の第2四半期(中間期)連結業績予想について、下記のとおりお知らせいたします。なお、平均為替レートは157.00円/$、ナフサ価格は104,000円/KLを前提としております。2027年3月期の通期連結業績予想につきましては、現在精査中であり、第2四半期決算発表時に改めて説明いたします。2027年3月期第2四半期(中間期)連結業績予想の公表(2026年4月1日~2026年9月30日)親会社の 基本的コア売上収益 営業利益所有者に帰属する1株当たり営業利益中間利益 中間利益百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭前回発表予想(A) 未定 未定 未定 未定 未定今回修正予想(B) 1,170,000 125,000 122,000 70,000 42.40増減額(B-A) – – – – -増減率(%) – – – – -(ご参考)前年同期実績1,095,394 108,716 103,685 39,699 24.26(2026年3月期第2四半期(中間期))(補足情報)2027 年3月期第2四半期(中間期)連結セグメント別業績予想 (単位:百万円)(ご参考)前年同期実績今回予想(2026年3月期第2四半期(中間期))売 上 収 益 260,000 212,971アグロ&ライフソリューションコ ア 営 業 利 益 29,000 11,227売 上 収 益 310,000 283,482ICT&モビリティソリューション コ ア 営 業 利 益 28,000 33,109売 上 収 益 28,000 21,142アドバンストメディカルソリューションコ ア 営 業 利 益 0 △1,380売 上 収 益 300,000 329,144エッセンシャル&グリーンマテリアルズコ ア 営 業 利 益 42,000 △18,610売 上 収 益 250,000 226,071住友ファーマコ ア 営 業 利 益 32,000 97,320売 上 収 益 22,000 22,584そ の 他全 社 費 用 等コ ア 営 業 利 益 △6,000 △12,950売 上 収 益 1,170,000 1,095,394合 計コ ア 営 業 利 益 125,000 108,716

※ △は損失

本記事は各社が開示した決算短信の記載を機械的に抽出・比較し、AIが要約したものです。数値・表現は原資料をご確認ください。投資判断はご自身の責任で行ってください。

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