※本記事はサイオスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
サイオスは2025年12月期の連結業績を発表した。2024年12月期に計上した大型案件・事業譲渡の反動で売上高は減収となったものの、営業利益・経常利益は大幅増益となり、経常利益は過去最高益を達成した。2026年12月期は増収増益を見込み、経常利益・当期純利益は過去最高益となる見通しとしている。
連結業績(当期 実績)
2025年12月期は、2024年12月期に計上した大型案件や金融機関向け経営支援システム販売事業の株式譲渡の反動で売上高は19,059百万円(前年同期比△7.3%)となった。一方、営業利益は401百万円(同+1,044.2%)、経常利益は497百万円(同+163.4%)と大幅増益となり、経常利益は過去最高益となった。親会社株主に帰属する当期純利益は320百万円(同△9.0%)、EBITDAは460百万円(同+428.6%)、ROIC(年率換算)は14.2%となった。
| 項目 | 当期 | 前期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 19,059 | 20,561 | △1,501(△7.3%) |
| 売上総利益 | 5,292 | 5,330 | △38(△0.7%) |
| 営業利益 | 401 | 35 | +366(+1044.2%) |
| 経常利益 | 497 | 189 | +308(+163.4%) |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 320 | 351 | △31(△9.0%) |
| EBITDA | 460 | 87 | +373(+428.6%) |
| ROIC(年率換算) | 14.2% | 1.5% | - |

セグメント別の状況
3セグメントすべてで営業利益が増益となった。プロダクト&サービスはストックビジネスの順調な推移や米国子会社のコスト見直しにより営業利益+48.0%の増益。コンサルティング&インテグレーションは金融領域・文教領域での案件獲得が順調に推移し増収+13.4%・増益+10.2%。ソフトウェアセールス&ソリューションはRed Hat, Inc.関連の前年大型案件の反動で売上高は△12.9%となったが、新規商材Elasticの売上伸長により営業利益は+28.6%の増益となった。全社管理費用も金融機関経営支援システム事業譲渡等により削減された。
| セグメント | 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|---|
| プロダクト&サービス | 売上高 | 5,751 | 6,204 |
| プロダクト&サービス | 営業利益 | 726 | 490 |
| コンサルティング&インテグレーション | 売上高 | 3,459 | 3,050 |
| コンサルティング&インテグレーション | 営業利益 | 343 | 311 |
| ソフトウェアセールス&ソリューション | 売上高 | 9,860 | 11,318 |
| ソフトウェアセールス&ソリューション | 営業利益 | 142 | 110 |
| 調整(全社費用他) | 売上高 | △11 | △11 |
| 調整(全社費用他) | 営業利益 | △810 | △877 |
| 連結合計 | 売上高 | 19,059 | 20,561 |
| 連結合計 | 営業利益 | 401 | 35 |

通期業績予想
2026年12月期の連結業績予想は、売上高20,000百万円(前年同期比+4.9%)、営業利益450百万円(同+12.1%)、経常利益510百万円(同+2.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益370百万円(同+15.6%)、EBITDA540百万円(同+17.2%)、ROIC13.4%とした。成長戦略の実行により増収増益となり、経常利益・当期純利益は過去最高益となる見込みとしている。
| 項目 | 予想 | 前期(実績) |
|---|---|---|
| 売上高 | 20,000 | 19,059 |
| 営業利益 | 450 | 401 |
| 経常利益 | 510 | 497 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 370 | 320 |
| EBITDA | 540 | 460 |
| ROIC | 13.4% | 14.2% |

株主還元
配当については、2025年12月期は無配であったが、2026年12月期は1株当たり5円の配当を実施する計画とし、2027年12月期以降は連結配当性向30%以上を目標とする方針を示した。あわせて、12月末日時点で200株以上を保有する株主を対象に、2,000円相当のカタログギフト(食品)を贈呈する株主優待制度を導入している。
中期経営計画
2026年12月期から2028年12月期までの中期経営計画では、売上高を2026年12月期20,000百万円、2027年12月期21,000百万円、2028年12月期22,000百万円、営業利益を同450百万円、520百万円、610百万円、EBITDAを同540百万円、610百万円、700百万円、ROICを13.4%、13.2%、13.5%とする計画を示した。新たな成長戦略の遂行とストック型ビジネスモデルの強化により継続的な成長を実現するとしている。
| 項目 | 2025年12月期 | 2026年12月期 | 2027年12月期以降 |
|---|---|---|---|
| 配当 | 0円 | 5円 | 連結配当性向30%以上目標 |

※本記事はサイオスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。