※本記事はレントが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社レント(証券コード372A)の2026年5月期(2025年6月~2026年5月)連結決算は、売上高529億円(前期比+7.9%)、営業利益43億円(同+12.2%、営業利益率8.3%)、経常利益39億円(同+14.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益29億円(同+16.1%)となった。東京・神奈川エリアや関西・九州エリアの需要獲得が進み、業績予想を上回る増収増益となった。配当は前期の180円から220円へ40円の増配を実施した。
連結業績(2026年5月期 実績)
売上高はバリュープラスサービスを軸とした各エリアの需要獲得により前期比+7.9%。利益面はレンタル資産購買におけるボリュームディスカウントの推進や配送効率化によるコスト削減が寄与した一方、設備投資の一部遅れによるコスト未消化もあり、営業利益は前期比+12.2%となった。
| 項目 | 2025年5月期実績 | 2026年5月期実績 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 49,088百万円 | 52,945百万円 | +7.9% |
| 営業利益 | 3,906百万円 | 4,382百万円 | +12.2% |
| 営業利益率 | 8.0% | 8.3% | – |
| 経常利益 | 3,444百万円 | 3,946百万円 | +14.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2,498百万円 | 2,901百万円 | +16.1% |
エリア別売上高の状況
東京・神奈川エリアは再開発・データセンター・物流倉庫関連需要及び地場の建設・設備工事需要の獲得が順調に進み、前期比+13.4%と大きく伸長した。関西・九州エリアも自動車・プラント・発電所関連需要の獲得により+8.1%増加。一方、北関東・東北エリアは半導体関連需要の減少により前期比△5.9%となった。海外は35.8億円(前期比+16.3%)とシェア拡大が進んだ。
| エリア | 2025年5月期 | 2026年5月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 北関東・東北 | 46.3億円 | 43.6億円 | △5.9% |
| 東京・神奈川 | 134.6億円 | 152.7億円 | +13.4% |
| 東海 | 178.9億円 | 184.8億円 | +3.3% |
| 関西・九州 | 83.8億円 | 90.6億円 | +8.1% |
| 海外 | 30.8億円 | 35.8億円 | +16.3% |
| その他 | 16.2億円 | 21.7億円 | +33.9% |
| 連結計 | 490.8億円 | 529.4億円 | +7.9% |

通期業績予想(2027年5月期)
会社側は2027年5月期の連結業績について、売上高580億円(前期比+9.5%)、営業利益49.5億円(同+12.9%、営業利益率8.5%)、経常利益42.5億円(同+7.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益30億円(同+3.4%)を見込む。建設投資は民間住宅投資や公共土木建築投資の増加により前年比5.4%増加する見通しで、都市部再開発やデータセンター・物流施設関連の投資も堅調に推移すると想定している。
| 項目 | 2026年5月期実績 | 2027年5月期予想 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 52,945百万円 | 58,000百万円 | +9.5% |
| 営業利益 | 4,382百万円 | 4,950百万円 | +12.9% |
| 経常利益 | 3,946百万円 | 4,250百万円 | +7.7% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 2,901百万円 | 3,000百万円 | +3.4% |

株主還元
配当については、2026年5月期は前期の180円から220円へ40円増配した(当初予想210円から利益超過に基づき10円上乗せ)。2027年5月期は年2回配当に移行し、中間117.5円・期末117.5円の年間235円(前期比+15円)を予想する。配当性向は2027年5月期に30%程度を予定している。
| 期 | 配当金 | 配当性向 |
|---|---|---|
| 2024年5月期 | 80円 | 11.9% |
| 2025年5月期 | 180円 | 22.5% |
| 2026年5月期 | 220円 | 28.8% |
| 2027年5月期(予想) | 235円 | 30.3%(予定) |

財務健全性
2026年5月期末の総資産は682億円(前期末比+17.8%)となり、レンタル資産の増強により固定資産(レンタル資産)は280億円(同+19.6%)に増加した。有利子負債は364億円(同+24.3%)に増加した一方、上場に伴う新株式発行と利益計上により純資産は200億円(同+31.7%)に増加し、自己資本比率は25.8%から29.3%へ、ネットD/Eレシオは1.5倍から1.4倍へ改善した。

※本記事はレントが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。