※本記事はフォーシーズHDが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社フォーシーズHD(東証スタンダード、証券コード3726)の2025年9月期(連結)は、売上高2,441,039千円(前期比+183,235千円、8.1%増)と増収となった。一方、コンサルティング事業(再生可能エネルギー分野)でののれん償却費用や業務委託費用の一時的な先行投資が影響し、営業損失は165,319千円、経常損失は206,464千円といずれも前期から損失が拡大した。親会社株主に帰属する当期純損失は243,929千円で、前期の273,032千円から29,103千円(11%)改善した。
業績(2025年9月期 実績)
通販事業・卸売事業が売上をけん引し増収となったが、販売費及び一般管理費の増加により営業損失・経常損失は前期から拡大した。当期純損失は前期比で改善した。
| 項目 | 当期(2025年9月期) | 前期(2024年9月期) | 対前年対比増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 2,441,039千円 | 2,257,804千円 | +183,235千円 |
| 売上総利益 | 1,660,922千円 | 1,493,491千円 | +167,430千円 |
| 販売費及び一般管理費 | 1,826,242千円 | 1,619,666千円 | +206,575千円 |
| 営業利益(△は損失) | △165,319千円 | △126,174千円 | △39,145千円 |
| 経常利益(△は損失) | △206,464千円 | △129,355千円 | △77,108千円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益(△は損失) | △243,929千円 | △273,032千円 | +29,103千円 |

実質営業利益(再エネ先行投資調整後)
報告上の営業損失165,319千円には、コンサルティング事業(再生可能エネルギー分野)に関するのれん償却費用65,368千円、業務委託費用79,016千円、手数料・その他費用39,135千円、合計183,519千円の一時的な先行投資が含まれる。これらを調整すると実質営業利益は18,200千円となり黒字を確保した。同社は、これらの先行投資について売却契約を締結済みの物件があり、回収は確実としている。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 報告営業損失 | △165,319千円 |
| 調整①:のれん償却費 | +65,368千円 |
| 調整②:業務委託費用 | +79,016千円 |
| 調整③:手数料・その他費用 | +39,135千円 |
| 実質営業利益 | +18,200千円 |

セグメント別の状況
通販事業・卸売事業・リテール事業・コンサルティング事業の4セグメントで構成。通販事業(前年対比11.0%増)と卸売事業(同17.7%増)が増収をけん引した一方、リテール事業は戦略的な店舗退店により減収、コンサルティング事業は再エネ関連の先行投資により損失が拡大した。
| セグメント | 当期(2025年9月期)実績 | 当期構成比 | 前期(2024年9月期)実績 | 前期構成比 | 対前年増減 |
|---|---|---|---|---|---|
| 通販事業 | 1,201,461千円 | 49.2% | 1,082,150千円 | 47.9% | +119,310千円 |
| 卸売事業 | 612,339千円 | 25.1% | 520,391千円 | 23.0% | +91,948千円 |
| リテール事業 | 483,766千円 | 19.8% | 635,223千円 | 28.1% | △151,457千円 |
| コンサルティング事業 | 143,835千円 | 5.9% | 30,598千円 | 1.3% | +113,237千円 |
| その他 | 0千円 | - | 6,950千円 | 0.3% | △6,950千円 |
| 調整 | △363千円 | - | △17,511千円 | - | +17,147千円 |
| 合計 | 2,441,039千円 | - | 2,257,804千円 | - | +183,235千円 |

| セグメント | 当期(2025年9月期) | 前期(2024年9月期) | 対前年増減 |
|---|---|---|---|
| 通販事業 | 183,867千円 | 197,674千円 | △13,806千円 |
| 卸売事業 | 182,951千円 | 212,275千円 | △29,323千円 |
| リテール事業 | △28,145千円 | △34,975千円 | +6,830千円 |
| コンサルティング事業 | △29,945千円 | △12,813千円 | △17,132千円 |
| その他 | 0千円 | △23,344千円 | +23,344千円 |
| 調整 | △474,049千円 | △464,990千円 | △9,058千円 |
| 合計 | △165,319千円 | △126,174千円 | △39,145千円 |

各事業の取組みと今後の見通し
通販事業はEC販売とコールセンターが成長をけん引し、「Charm make body」シリーズが売上を牽引した。卸売事業は国内・海外ともに販路を拡大し、国内約11%増、海外約30%増と伸長した。リテール事業は9店舗の退店により売上は減少したが、客単価アップ(前年対比+325円)とリピート率アップ(前年19%→今期29%)によりセグメント損失は改善した。コンサルティング事業は太陽光発電コンサルティングに加え系統用蓄電池事業を開始し、複数の高圧太陽光発電所について売却契約を締結済みで、先行投資の回収は確実としている。
※本記事はフォーシーズHDが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。