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フィックスターズ、2025年9月期は4期連続増収増益で過去最高 2026年9月期は純利益減少を見込む

決算サマリー 2026.08.26
フィックスターズ、2025年9月期は4期連続増収増益で過去最高 2026年9月期は純利益減少を見込む

※本記事はフィックスターズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

フィックスターズは2025年11月14日、2025年9月期決算補足説明資料を公表した。売上高は9,617百万円(前期比+20.3%)、営業利益は2,578百万円(同+11.9%)となり、4期連続の増収・増益で過去最高を更新した。親会社株主に帰属する当期純利益は1,945百万円(同+30.2%)で、連結子会社であったSider社を当期2Qに清算したことによる税金負担の一時的な減少(約1.8億円)も寄与した。2026年9月期は売上高10,300百万円(前期比+7.1%)、営業利益2,600百万円(同+0.8%)を見込むが、本社移転関連費用や大幅な賃上げの影響により親会社株主に帰属する当期純利益は1,600百万円(同▲17.8%)を予想している。

目次

連結業績(2025年9月期 実績)

売上高は9,617百万円で会社予想(9,300百万円)を+3.4%上回った。一方、営業利益は2,578百万円で会社予想比▲0.8%となったが、これは本社オフィスの原状回復費用に関する見積り増加分(約57百万円)と、CVC事業における保有株式の評価減(約232百万円)が4Qの営業利益を押し下げたことによる。売上高営業利益率は26.8%で前期比▲2.0ptとなった。主力であるSolution事業の好調が業績を大きく牽引した。

項目(百万円)2024年9月期 実績2025年9月期 実績前期比
売上高7,9959,617+20.3%
営業利益2,3042,578+11.9%
売上高営業利益率28.8%26.8%▲2.0pt
親会社株主に帰属する当期純利益1,4941,945+30.2%
売上高当期純利益率18.7%20.2%+1.5pt
連結損益計算書(2024年9月期・2025年9月期)
出典:2025年9月期 決算補足説明資料 P.5

セグメント別(事業別)の状況

Solution事業は自動車業界および半導体業界向けの高速化サービスを中心に旺盛な需要が続き、事業成長を牽引した。ストック型収益モデルの構築に向けた取り組みも継続・深化させている。SaaS事業では「Fixstars Amplify」が3Qの季節変動要因による落ち込みから回復し、成長軌道に戻った。一方「Fixstars AIBooster」および「Fixstars AIStation」は収益拡大に向けた投資を継続している段階である。なお、その他の区分に含まれるCVC事業(Fixstars Investment)では、4Qに保有株式について約232百万円の評価減を計上した。

Solution事業・SaaS事業の売上高推移(四半期)
出典:2025年9月期 決算補足説明資料 P.6

通期業績予想(2026年9月期)

2026年9月期は売上高10,300百万円(前期比+7.1%)、営業利益2,600百万円(同+0.8%)と、売上・営業利益ともに過去最高を見込む。もっとも同社は当期を「更なる成長への土台作り」と位置付けており、SaaS事業の製品開発へのリソース重点投下、本社移転および大幅な賃上げによる利益への下方圧力を織り込み、緩やかな成長にとどまる見通しとしている。親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に生じた特殊要因(子会社清算による税金負担減少)の反動や本社移転関連の特別損失計上により、1,600百万円(同▲17.8%)と減益を見込む。1株当たり当期純利益は49.60円(前期60.34円)の見通しである。

項目2025年9月期 実績2026年9月期 予想前期比
売上高(百万円)9,61710,300+7.1%
営業利益(百万円)2,5782,600+0.8%
売上高営業利益率26.8%25.2%▲1.6pt
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)1,9451,600▲17.8%
売上高当期純利益率20.2%15.5%▲4.7pt
1株当たり当期純利益60.34円49.60円▲17.8%
2026年9月期通期業績・配当予想
出典:2025年9月期 決算補足説明資料 P.13

株主還元

配当は連結配当性向30%を目安に実施する方針としているが、2026年9月期は一時的な減益見込みのため、1株当たり配当金は前期と同額の18円を維持する予定である。なお2025年9月期の配当18円は2025年12月17日開催の定時株主総会にて決議予定である。

項目2025年9月期2026年9月期 予想増減
1株当たり配当金18円*18円±0円

中期経営方針/トピック

中期経営方針として、主力の受託開発(「速くしてあげる」)を中心としたフロー収益に加え、その動作環境も提供する(「動かしてあげる」)ことでストック収益を拡大し、より強固なビジネスモデルの構築を目指している。中期経営ビジョンでは、高速化技術を核にAIと量子コンピューティングによるIPドリブン成長を掲げ、Solution事業とSaaS事業の連携を強化し、ストック型収益につながる受託開発への取り組みを加速するとしている。あわせて「技術」と「経営」がわかる人材育成を継続する方針である。

中期経営方針「速くしてあげる」+「動かしてあげる」
出典:2025年9月期 決算補足説明資料 P.16

※本記事はフィックスターズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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