エンカレッジ・テクノロジ

エンカレッジ・テクノロジ、2026年3月期は売上高が過去最高 配当は26円に増配

決算サマリー 2026.08.14
エンカレッジ・テクノロジ、2026年3月期は売上高が過去最高 配当は26円に増配

※本記事はエンカレッジ・テクノロジが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

エンカレッジ・テクノロジは2026年3月期、売上高2,584百万円(前期比3.3%増)で過去最高を更新した。売上原価はほぼ計画どおり推移し、販管費は業績連動賞与や外注費・採用費等の減少により期初計画比で大きく減少。営業利益は303百万円(前期比1.7%増)、当期純利益は212百万円(前期比3.4%減)となった。2027年3月期は売上高2,800百万円、当期純利益223百万円を予想し、配当は1株26円から27円への増配を計画する。

目次

連結業績(当期実績)

売上高は期初計画(2,800百万円)に対し達成率92.3%(2,584百万円)にとどまったが、前期比では3.3%増加し過去最高を更新した。販管費は期初計画比17.1%減少し、営業利益は303百万円(前期比1.7%増)、経常利益は315百万円(前期比4.1%増)となった一方、当期純利益は212百万円(前期比3.4%減)となった。

(単位:百万円)

項目当期実績前期実績増減率
売上高2,5842,5013.3%
売上原価1,2851,2126.0%
売上総利益1,2991,2880.8%
販管費9969900.6%
営業利益3032971.7%
経常利益3153034.1%
当期純利益212220-3.4%

セグメント別(サービス区分別)の状況

サービス区分別では、ライセンス売上が特権ID管理商談でのクラウド選定傾向の強まりや代理店経由の失注により504百万円(前期比12.8%減)と落ち込んだ一方、保守サービスは更新率96%達成により1,480百万円(同3.2%増)、クラウドサービスはサブスクリプション拡大により239百万円(同39.7%増)、コンサルティングサービスは移行案件増加により340百万円(同20.5%増)と伸長した。

(単位:百万円)

区分当期実績前期実績増減率
ライセンス504578-12.8%
保守サービス1,4801,4343.2%
クラウドサービス23917139.7%
コンサルティングサービス34028220.5%
SIO常駐サービス17173.5%
その他217-85.7%
売上高合計2,5842,5013.3%
ライセンス売上 前期比較(製品別・代理店別)
出典:2026年3月期 決算説明補足資料 P.6
ストック売上(保守サービス+クラウドサービス)前期比較
出典:2026年3月期 決算説明補足資料 P.8

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期は売上高2,800百万円(前期比8.3%増)を予想する。売上原価は賃上げによる人件費増加の一方で外注費減少を見込み1,241百万円(同3.4%減)、販管費は人件費・研究開発費・広告宣伝費・教育費等の増加により1,238百万円(同24.3%増)を見込む。営業利益は320百万円(同5.6%増)、経常利益は326百万円(同3.5%増)、当期純利益は223百万円(同5.2%増)を予想する。

(単位:百万円)

項目2027年3月期予想2026年3月期実績増減率
売上高2,8002,5848.3%
売上原価1,2411,285-3.4%
売上総利益1,5581,29919.9%
販管費1,23899624.3%
営業利益3203035.6%
経常利益3263153.5%
当期純利益2232125.2%

株主還元

配当性向33.3%以上かつ純資産配当率(DOE)5%程度を目安に、安定的かつ継続的な利益配分を方針とする。2026年3月期は前期から1円増配の1株26円(配当性向81.4%)とし、2027年3月期はさらに1円増配の1株27円(配当性向80.7%、DOE5%)を予想する。

項目2026年3月期実績2027年3月期予想
1株配当26円27円
配当性向81.4%80.7%
DOE(純資産配当率)4.9%5%程度
2026年3月期 配当の推移
出典:2026年3月期 決算説明補足資料 P.11
2027年3月期 配当予想
出典:2026年3月期 決算説明補足資料 P.18

2027年3月期 重点施策/トピック

2027年3月期は「事業計画(KPI)達成」「新製品・サービスリリース/品質向上」「人材強化(パフォーマンス20%UP)」を重点施策に掲げる。KPI達成に向けては新規・追加案件の創出、既存顧客・代理店への深耕、保守・クラウドサービスの更新率向上に取り組む。新製品・サービス面ではESS AdminONE Cloud/ESS REC 6 Cloudのリリースや機能拡張版の投入、AIによる点検・監査自動化の新製品開発を進める。人材面ではパフォーマンス向上に向けた人事評価・報酬制度の見直しや次世代リーダー育成を進める。

その他トピックスとして、2026年2月19日に自社主催で初となる大型オフラインイベント「SmartIT Forum 2026」を開催し、約250名が参加、アンケートでは90%以上が「大変満足」「満足」と回答した。また、次世代型特権ID管理ソフトウエア「ESS AdminONE」は本年1月末時点で採用プロジェクト300件を突破し、2026年4月開始の「ESS AdminONE Cloud」も反響を得ている。賃上げは3年連続で実施し2026年3月期は前期比6%アップ、初任給も2026年3月期から30万円(住宅手当25,000円を除く)とした。

※本記事はエンカレッジ・テクノロジが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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