力の源ホールディングス

力の源ホールディングス、2026年3月期は増収減益 売上高は過去最高を更新

決算サマリー 2026.08.14
力の源ホールディングス、2026年3月期は増収減益 売上高は過去最高を更新

※本記事は力の源ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

力の源ホールディングスの2026年3月期(通期)連結業績は、売上高36,261百万円(前期比+6.1%)で過去最高を更新した一方、営業利益は2,325百万円(前期比△17.3%)、当期純利益は1,829百万円(前期比+4.0%)となった。グループ総店舗数は317店舗(16カ国・地域)に拡大し、2025年10月には創業40周年を迎えた。

目次

連結業績(当期 実績)

前年比6.1%増収の一方、原材料価格上昇等により原価率が0.7ポイント、海外の新規エリア開発コストやベースアップに伴う人件費増等により販管費率が1.1ポイント上昇したことから、営業利益は前年比17.3%減となった。営業利益率は6.4%(前期8.2%)、当期純利益率は5.0%(前期5.1%)。自己資本比率は60.3%(前期57.5%)、ROEは16.1%となった。

項目当期実績計画比前期比
売上高36,261百万円△2.7%+6.1%
営業利益2,325百万円△26.6%(△844百万円)△17.3%(△484百万円)
当期純利益1,829百万円△16.4%(△358百万円)+4.0%(+71百万円)
営業利益率6.4%8.5%(計画)8.2%(前期)
当期純利益率5.0%5.9%(計画)5.1%(前期)

セグメント別(事業別)の状況

国内店舗運営事業は売上高17,417百万円(前期比+12.0%)で過去最高を達成したが、原材料価格上昇により売上原価率が上昇し営業利益は1,447百万円(前期比△6.5%)。海外店舗運営事業は世界経済成長率の鈍化や新店の開業遅延等により売上高14,427百万円(前期比△1.8%)、新規エリア開発コストなどの影響で営業利益は870百万円(前期比△22.6%)。商品販売事業はECサイトや一風堂関連商品が堅調に推移し、売上高4,416百万円(前期比+12.7%)、営業利益562百万円(前期比+9.6%)でともに過去最高を達成した。

セグメント指標当期前期
国内店舗運営売上高17,417百万円15,556百万円
国内店舗運営営業利益1,447百万円1,547百万円
国内店舗運営営業利益率8.3%10.0%
海外店舗運営売上高14,427百万円14,690百万円
海外店舗運営営業利益870百万円1,124百万円
海外店舗運営営業利益率6.0%7.7%
商品販売事業売上高4,416百万円3,919百万円
商品販売事業営業利益562百万円513百万円
商品販売事業営業利益率12.7%13.1%
セグメント別売上高・営業利益・営業利益率の前期比較
出典:2026年3月期 決算補足説明資料 P.21

通期業績予想

2027年3月期の連結業績計画は、売上高40,125百万円(前期比+10.7%)、営業利益2,595百万円(前期比+11.6%)、経常利益2,638百万円(前期比+2.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,807百万円(前期比△1.2%)。想定為替レートはUSD153.73円等。セグメント別では国内店舗運営が売上高19,333百万円(前期比+11.0%)・営業利益1,613百万円(前期比+11.4%)、海外店舗運営が売上高15,517百万円(前期比+7.5%)・営業利益878百万円(前期比+0.9%)、商品販売事業が売上高5,276百万円(前期比+19.5%)・営業利益725百万円(前期比+29.0%)を計画。

項目予想前期(実績)
売上高40,125百万円36,261百万円
営業利益2,595百万円2,325百万円
経常利益2,638百万円2,582百万円
親会社株主に帰属する当期純利益1,807百万円1,829百万円
2027年3月期業績予想(売上高)のセグメント別内訳
出典:2026年3月期 決算補足説明資料 P.33

株主還元

2026年3月期は1株当たり年間配当20円(前期比+2円、中間10円・期末10円)を予定どおり実施。2027年3月期は普通配当22円(前期比+2円、5期連続増配)に加え、創業40周年を記念して特別配当2円を実施し、年間合計24円(中間12円・期末12円)を予定。配当水準は配当性向に加えDOEも踏まえて総合的に判断し、24円でDOE約6.0%、普通配当22円ベースでは約5.5%に相当する。健全な財務基盤(自己資本比率60.3%・低有利子負債)を背景に、現時点では新株発行は実施せず借入を活用した成長投資を進める方針。

区分中間期末年間
2025年3月期(実績)9円00銭9円00銭18円00銭
2026年3月期(予想)10円00銭10円00銭20円00銭
2027年3月期(予想)普通11円+特別1円普通11円+特別1円普通22円+特別2円=24円00銭
剰余金の配当及び配当予想の推移
出典:2026年3月期 決算補足説明資料 P.29

中期経営計画/トピック

2026年3月期を基準とする「2028年3月期へのVision」(変更なし)として、連結で売上500億円・営業利益50億以上(営業利益率10%以上)を目指す。国内店舗はCAGR9.2%(毎年7〜8店舗の純増、大型商業施設に加えロードサイドや地方都市への出店、DX推進等によるコスト削減で利益率改善)、海外店舗はCAGR21%(毎年20〜30店舗の純増、新規国出店も並行)、商品販売事業はCAGR10%(プラントベース商品を含む一風堂関連商品の国内・海外輸出拡大、新規チャネルの開拓)を計画。既存店の強化、グローバル人材の採用・育成、店舗・サポート部門のDX推進、グローバルSCMの構築、経営理念の浸透、安定的な財政基盤を重点戦略とする。

2028年3月期へのVision(連結売上500億円・営業利益50億以上目標)
出典:2026年3月期 決算補足説明資料 P.38

※本記事は力の源ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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