ジェイドグループ

ジェイドグループ、2026年2月期は営業利益24億円で過去最高 純利益178%増

決算サマリー 2026.08.14
ジェイドグループ、2026年2月期は営業利益24億円で過去最高 純利益178%増

※本記事はジェイドグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ジェイドグループは2026年2月期通期決算を発表した。商品取扱高(相殺前、GMV)は459億円(前期比-8.9%)で計画達成(計画達成率102%)、売上高は194億円(前期比+1.1%)となった。営業利益は24億円(前期比+56.6%、計画達成率120%)で過去最高を更新し、EBITDAは30.6億円(前期比+33.9%)、親会社帰属当期純利益は15.7億円(前期比+178.0%)と大幅増益となった。マガシーク・サンキュ!(ARIGATO)・ロイヤルなど買収先のPMI(統合プロセス)成果が通期利益を牽引した。

目次

連結業績(当期 実績)

商品取扱高(相殺前)は45,934百万円(前期比-8.9%、計画達成率102%)。売上高は19,441百万円(前期比+1.1%)、売上総利益は15,154百万円(売上総利益率33.0%、前期比-0.1%)。限界利益は8,618百万円(限界利益率18.8%、前期比+12.7%)、貢献利益は7,916百万円(貢献利益率17.2%、前期比+10.5%)。間接固定費は5,512百万円(前期比-2.1%)にコントロールし、営業利益は2,403百万円(前期比+56.6%、計画達成率120%)と過去最高を更新した。EBITDAは3,063百万円(前期比+33.9%)、経常利益は2,561百万円(前期比+65.2%)、親会社帰属当期純利益は1,570百万円(前期比+178.0%)となった。

項目25年度通期(当期)24年度通期(前期)前年比
商品取扱高(相殺前)45,934百万円50,401百万円-8.9%
売上高19,441百万円19,231百万円+1.1%
売上総利益15,154百万円(33.0%)15,174百万円(30.1%)-0.1%
限界利益8,618百万円(18.8%)7,645百万円(15.2%)+12.7%
貢献利益7,916百万円(17.2%)7,163百万円(14.2%)+10.5%
間接固定費5,512百万円5,628百万円-2.1%
営業利益2,403百万円1,535百万円+56.6%
EBITDA3,063百万円2,288百万円+33.9%
経常利益2,561百万円1,551百万円+65.2%
親会社帰属当期純利益1,570百万円565百万円+178.0%
通期業績ハイライト(Executive Summary)
出典:ジェイドグループ2026年2月期通期決算説明会資料 P.3
2026年2月期 通期業績ハイライト表
出典:ジェイドグループ2026年2月期通期決算説明会資料 P.17

セグメント別(事業別)の状況

事業別の取扱高(相殺前)は、ECモール事業(ロコンド、マガシーク等)が24,053百万円(前期比-6.0%、構成比52.4%)、Platform事業(e-3PL、BOEM等)が13,639百万円(前期比-25.7%、構成比29.7%)、Brand事業(Reebok、MANGO等)が7,793百万円(前期比+20.8%、構成比17.0%)、その他(サンキュ!事業等)が447百万円(構成比1.0%)。マガシークのECS(BOEM相当サービス)解約によりPlatform事業の取扱高は減少した一方、M&AによりBrand事業の取扱高は増加、サンキュ!事業も堅調に推移した。合計(相殺前)は45,934百万円(前期比-8.9%)。

事業区分24年度25年度前年同期比構成比(25年度)
ECモール事業(ロコンド、マガシーク等)25,581百万円24,053百万円-6.0%52.4%
Platform事業(e-3PL、BOEM等)18,365百万円13,639百万円-25.7%29.7%
Brand事業(Reebok、MANGO等)6,453百万円7,793百万円+20.8%17.0%
その他(サンキュ!事業等)447百万円1.0%
合計(相殺前)50,401百万円45,934百万円-8.9%100.0%
事業別取扱高(通期)
出典:ジェイドグループ2026年2月期通期決算説明会資料 P.18

財務基盤(貸借対照表)

総資産は15,437百万円(流動資産10,539百万円:現預金2,934百万円/商品2,746百万円、固定資産4,898百万円:有形1,575百万円/無形1,092百万円/投資その他2,230百万円)。負債合計は6,876百万円(流動負債6,238百万円:有利子負債ゼロ、固定負債637百万円:借入金442百万円はRBKJ設立時の伊藤忠商事からの借入)。純資産合計は8,560百万円で自己資本比率は55.5%。現預金は流動資産の27%を占め機動性が高く、流動比率168%・自己資本比率55%と高い財務健全性を維持しており、実質無借金経営としている。

科目金額摘要・主な内訳
流動資産10,539百万円現預金2,934百万円/商品2,746百万円
固定資産4,898百万円有形1,575百万円/無形1,092百万円/投資他2,230百万円
資産合計15,437百万円
流動負債6,238百万円有利子負債ゼロ
固定負債637百万円借入金442百万円(RBKJ設立時伊藤忠商事借入)
負債合計6,876百万円
純資産合計8,560百万円自己資本比率55.5%
財務健全性とM&Aの機動力(貸借対照表)
出典:ジェイドグループ2026年2月期通期決算説明会資料 P.24

通期業績予想

2026年度の業績計画については、2025年12月にグループ参画したロイヤルグループの影響精査、および翌月に予定するReebokの大型コラボレーションの影響を見極める必要があるため、2026年5月27日に開示するとしている。本資料時点では2026年度計画の具体的な数値は未開示。

株主還元

成長投資資金を確保するため、配当は計画値通り1株当たり30円とする。配当性向30%以内、配当利回り1%以上を「成長段階」における還元の目安としている。

中期経営計画/トピック

長期ビジョンとして、2025年度の取扱高459億円を2030年度に1,000億円へ拡大し、営業利益は同期間で24億円から100億円へ引き上げる目標を掲げる(2025年度から2030年度の営業利益CAGRは+33%)。成長ドライバーはEC MALL事業(品揃え・UI/UX強化と在庫シェアリング)、Platform事業(BOEM・e-3PLの外部提供拡大)、Brand事業(Reebokのリブランディングと販路拡大、M&Aによるブランドポートフォリオ拡充)の3事業。貢献利益率は2030年度も16.0%を確保し、間接固定費は60億円以内に抑制する方針。M&Aの主なターゲットはブランド事業としている。なお、2026年度の取扱高見通しは現在精査中のため本資料には記載されていない。

※本記事はジェイドグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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