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アツギ、2026年3月期は減収 最終赤字1,137百万円に拡大

決算サマリー 2026.08.26
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※本記事はアツギが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

アツギの2026年3月期(連結)決算短信によると、売上高は21,469百万円(前期比1.9%減)、営業損失は1,019百万円(前期は930百万円の損失)、経常損失は912百万円(前期は233百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損失は1,137百万円(前期は376百万円の損失)となり、減収となったほか各利益段階で損失が拡大した。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

レッグウェア分野は原材料高や物流費高騰を受けた適正価格への見直しにより単価が上昇したものの、販売数量が減少した。インナーウェア分野は衣料専門店やEC販路、OEM(相手先ブランド製造)における販売が好調に推移した。利益面では商品価格の一部見直しを図ったものの、円安進行による調達コストの上昇、原燃料価格・物流費の高止まり、人件費の上昇、中国自社工場における生産体制の見直しの遅れ等により製造コストが悪化した。また、繊維事業に係る一部の固定資産について回収可能性が認められないと判断し、減損損失を特別損失に計上した。

項目2026年3月期2025年3月期増減率
売上高21,469百万円21,880百万円△1.9%
営業利益△1,019百万円△930百万円
経常利益△912百万円△233百万円
親会社株主に帰属する当期純利益△1,137百万円△376百万円

セグメント別の状況

繊維事業は、レッグウェア分野の販売数量減少をインナーウェア分野の販売好調が補い切れず、原材料費や人件費等のコスト上昇も重なり、営業損失が拡大した。不動産事業は、神奈川県海老名市の土地賃貸による賃料収入が通期で寄与し、増収増益となった。その他の事業は、太陽光発電による売電は堅調に推移したものの、発電設備のメンテナンス費用の発生等により営業利益は減少した。

財政状態

2026年3月期末の総資産は39,902百万円、純資産は32,010百万円となり、自己資本比率は前期末の77.5%から80.2%に上昇した。投資有価証券や有形固定資産が増加した一方、現金及び預金や受取手形及び売掛金は減少した。

項目2026年3月期2025年3月期
総資産39,902百万円40,847百万円
純資産32,010百万円31,662百万円
自己資本比率80.2%77.5%
1株当たり純資産1,998.92円1,976.74円

株主還元

2026年3月期は無配とした。2027年3月期の配当予想も1株当たり0円としている。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)
1株当たり年間配当金0円0円

今後の見通し・トピック

同社は2025年9月24日に2028年3月期を最終年度とする中期経営計画を公表していたが、2026年3月期決算が通期業績予想と大きく乖離したことを受け、同計画の達成が困難と判断して取り下げた。新たな中期経営計画および2027年3月期の業績予想は、策定・算定が可能となった段階で開示するとしている。

また、同社は継続企業の前提に関する重要事象等として、レッグウェア需要の減少やコスト上昇により営業損益の黒字化に至っていない状況を開示した。一方で、中国自社工場における自動化推進や政策保有株式等の資産売却などの対応策の実行状況を踏まえ、継続企業の前提に重要な不確実性は認められないと判断したとしている。

本記事はアツギが公表した2026年3月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。

※本記事はアツギが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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