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ケー・エフ・シー、2026年3月期は減収減益 2027年3月期は増収増益を計画

決算サマリー 2026.08.14
ケー・エフ・シー、2026年3月期は減収減益 2027年3月期は増収増益を計画

※本記事はケー・エフ・シーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社ケー・エフ・シーは2026年3月期の連結決算で、売上高255.4億円(前期比2.0%減)、経常利益11.7億円(前期比19.5%減)の減収減益となった。売上高は耐震関連工事を中心に完成工事は順調に推移したものの、商品販売の減少により減収。経常利益は売上高の減少に加え、一部大型案件の進捗影響、原材料価格や労務費単価の上昇により減益となった。2027年3月期は売上高270億円(前期比5.7%増)、経常利益16億円(前期比36.2%増)の増収増益を見込む。

目次

連結業績(当期 実績)

売上高は255.4億円(前期比2.0%減)、経常利益は11.7億円(前期比19.5%減)となった。売上高は耐震関連工事を中心に完成工事は順調に推移したものの、商品販売の減少により減収となった。経常利益は売上高の減少および一部大型案件の進捗影響に加え、原材料価格や労務費単価の上昇により減益となった。

項目当期(2026年3月期)前期(2025年3月期)増減
売上高25,548百万円26,073百万円△525百万円(△2.0%)
経常利益1,174百万円1,459百万円△285百万円(△19.5%)

セグメント別の状況

ファスナー事業は民間施設の耐震補修工事の受注増加や土木耐震せん断補強(RMA)の順調な受注があったものの、原材料価格の高騰に伴う適正価格への転嫁や工事における労務費価格の高騰により減益となった。土木資材事業は西日本地区におけるロックボルトやトンネル補助工法の資材販売が減少し、売上・経常利益とも大きく落ち込んだ。建設事業は当期受注を含め手持工事が堅調に推移し、連結子会社における道路橋脚一面耐震補強工事の受注増加もあり増収増益となった。

セグメント指標当期(2026年3月期)前期(2025年3月期)
ファスナー事業売上高8,149百万円8,172百万円
土木資材事業売上高7,076百万円7,646百万円
建設事業売上高11,367百万円11,309百万円
ファスナー事業経常利益571百万円705百万円
土木資材事業経常利益194百万円395百万円
建設事業経常利益408百万円359百万円
2026年3月期 セグメント別実績(売上高・経常利益)
出典:ケー・エフ・シー 2026年3月期 決算説明資料 P.6

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期は、提案営業による受注強化や土木耐震せん断補強(RMA)の受注拡大、手持工事の堅調な推移により増収を見込む。セグメント別では、ファスナー事業・土木資材事業は増収増益を計画する一方、建設事業は売上高が前期実績から減少する計画。中東情勢の影響によるさらなる原材料価格や運送費の高騰、積極的な人材投資・設備投資による営業費増加が見込まれるが、コスト管理の徹底および生産性向上による収益改善への取り組み強化により経常利益達成を目指す。

項目予想(2027年3月期)実績(2026年3月期)増減
売上高(連結)27,000百万円25,548百万円+1,451百万円(+5.7%)
経常利益(連結)1,600百万円1,174百万円+425百万円(+36.2%)
売上高:ファスナー事業9,000百万円8,149百万円+850百万円(+10.4%)
売上高:土木資材事業8,100百万円7,076百万円+1,023百万円(+14.5%)
売上高:建設事業9,900百万円11,367百万円△1,467百万円(△12.9%)
経常利益:ファスナー事業760百万円571百万円+188百万円(+32.9%)
経常利益:土木資材事業360百万円194百万円+165百万円(+85.1%)
経常利益:建設事業480百万円408百万円+71百万円(+17.5%)
2027年3月期 業績予想(連結・セグメント別)
出典:ケー・エフ・シー 2026年3月期 決算説明資料 P.11

株主還元

強固な財務基盤を維持しつつ、安定的かつ継続的な利益還元を重視することを基本とし、株主還元の充実を目指す。中期的目標として連結配当性向40.0%を掲げている。

項目2026年3月期(当期実績)2027年3月期(予想)
1株当たり配当額65.0円70.0円
連結配当性向45.8%47.7%
配当推移(1株当たり配当額・連結配当性向)
出典:ケー・エフ・シー 2026年3月期 決算説明資料 P.14

中期経営計画/トピック

中期経営計画〈2025年3月期-2027年3月期〉では、前中計で築いた土台をより強固にし、次の成長ステージの事業基盤を拡充する期間と位置付け、DX・人的資本経営・成長投資の拡大により資本効率を向上させるとともに、組織力強化と生産性向上を図る。2027年3月期の目標は売上高270億円、経常利益16億円、経常利益率5.9%。基本方針として持続的成長、新規事業の創出、業務の効率化、内部体制の強化を掲げる。また、研究開発ではトンネル工事の自動化に向けたロックボルト関連製品の開発や非排水型トンネル向け止水技術『インテロック』などを推進するほか、海外では合弁会社ASIAM Infra Co.,Ltd.(タイ)が2025年12月期に単年度黒字を達成した。

中期経営計画骨子〈2025年3月期-2027年3月期〉
出典:ケー・エフ・シー 2026年3月期 決算説明資料 P.18

※本記事はケー・エフ・シーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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