※本記事はフジタコーポレーションが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
フジタコーポレーションの2026年3月期は増収増益となった。総売上高5,068百万円(前期比103.6%)、営業利益160百万円(前期比140.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益125百万円(前期比129.2%)を計上した。ミスタードーナツ・モスバーガーなど既存業態の好調な推移や、4月に業務委託運営を開始した「道の駅あいおい」が増収に寄与した一方、株主優待関連費用や外国人雇用関連費用などの計上もあったが、増益を確保した。
連結業績(当期 実績)
2026年3月期の連結業績は、総売上高5,068百万円(前期比103.6%)、売上総利益3,043百万円(売上高比60.0%、前期比105.2%)、営業利益160百万円(売上高比3.2%、前期比140.9%)、経常利益154百万円(売上高比3.0%、前期比136.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益125百万円(売上高比2.5%、前期比129.2%)となった。売上高は計画5,139百万円に対し進捗率98.6%、営業利益は計画149百万円に対し進捗率107.4%、経常利益は計画131百万円に対し進捗率117.6%、当期純利益は計画123百万円に対し進捗率101.6%となった。
| 項目 | 前期(25.3期)実績 | 当期(26.3期)実績 | 増減額(対比) | 計画(26.3期) | 進捗率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 総売上高 | 4,892 | 5,068 | +175(103.6%) | 5,139 | 98.6% |
| 売上総利益 | 2,891(売上高比59.1%) | 3,043(売上高比60.0%) | +151(105.2%) | 3,055 | 99.6% |
| 営業利益 | 113(売上高比2.3%) | 160(売上高比3.2%) | +46(140.9%) | 149 | 107.4% |
| 経常利益 | 112(売上高比2.3%) | 154(売上高比3.0%) | +41(136.7%) | 131 | 117.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 96(売上高比2.0%) | 125(売上高比2.5%) | +28(129.2%) | 123 | 101.6% |

セグメント別(事業別)の状況
売上高は、飲食・小売部門の既存店でミスタードーナツ・モスバーガーなどが好調に推移し98百万円増(前年比102.2%)、4月に業務委託運営を開始した「道の駅あいおい」を含む新規事業で145百万円増となった。一方、閉鎖店分で54百万円減、製造・卸売部門でふるさと納税の仕様変更等により4百万円減、子会社で頭数調整等による搾乳量の減により9百万円減となり、増収要因242百万円・減収要因67百万円の結果、合計175百万円の増収(前期比103.6%)となった。
| 区分 | 前期比増減額 | 備考 |
|---|---|---|
| 前期(25.3期)売上高 | 4,892百万円 | – |
| 既存事業(既存店) | +98百万円 | ミスド・モスなど既存業態が好調、前年比102.2% |
| 新規事業 | +145百万円 | 道の駅あいおい委託運営開始 |
| 閉鎖店 | ▲54百万円 | 前期閉鎖店売上 |
| 製造・卸売事業 | ▲4百万円 | ふるさと納税の仕様変更など |
| 子会社 | ▲9百万円 | 頭数調整等による搾乳量の減 |
| 当期(26.3期)売上高 | 5,068百万円 | – |

営業利益は、飲食・小売部門の既存店で29百万円増、新規店で18百万円増、閉鎖事業で6百万円増、製造・卸売部門で11百万円増、子会社で19百万円増となり、増益要因は合計83百万円となった。一方、株主優待関連費用14百万円やその他費用(外国人雇用関連費用8百万円を含む)22百万円の計上により、減益要因は合計36百万円となり、差し引き46百万円の増益(前期比140.9%)となった。
| 区分 | 前期比増減額 | 備考 |
|---|---|---|
| 前期(25.3期)営業利益 | 113百万円 | – |
| 既存事業(既存店) | +29百万円 | – |
| 新規事業(新規店) | +18百万円 | – |
| 閉鎖事業 | +6百万円 | – |
| 製造・卸売事業 | +11百万円 | – |
| 子会社 | +19百万円 | – |
| 株主優待 | ▲14百万円 | 株主優待関連費用 |
| その他 | ▲22百万円 | 外国人雇用関連費用8百万円などを含む |
| 当期(26.3期)営業利益 | 160百万円 | – |

財務状況(連結貸借対照表)
資産合計は2,816百万円(前期末比17百万円増)、負債合計は2,470百万円(同90百万円減)、純資産合計は346百万円(同107百万円増)となった。現金及び預金は328百万円(同37百万円減)、短期借入金は309百万円(同81百万円増)、長期借入金は1,524百万円(同131百万円減)となった。
| 項目 | 前期末 | 当期末 | 増減額 |
|---|---|---|---|
| 資産合計 | 2,799 | 2,816 | +17 |
| 流動資産 | 705 | 728 | +23 |
| 現金及び預金 | 365 | 328 | ▲37 |
| 固定資産 | 2,094 | 2,088 | ▲6 |
| 負債合計 | 2,560 | 2,470 | ▲90 |
| 短期借入金 | 229 | 309 | +81 |
| 長期借入金 | 1,654 | 1,524 | ▲131 |
| 純資産合計 | 239 | 346 | +107 |
株主還元
株主優待を実施したほか、2025年3月期末配当を実施した(配当額の開示なし)。
トピックス
4月より「道の駅あいおい」の業務委託運営を開始し、運営改善や積極的な催事参加を実施した結果、売上高145百万円、営業利益17百万円を計上した。
営業店舗については、ミスタドーナツイオンモール平岡ショップ(6月)、ミスタドーナツ登別イオンショップ(7月)、ベビーフェイスプラネッツ苫小牧店(11月)、ミスタードーナツ苫小牧メガドンキホーテショップ(3月)の改装を実施した。
製造・卸売事業では、子会社TOMONIゆめ牧舎の廃用牛を活用した商品開発・展開を進めたほか、保有するカシス農園のカシスを使用したカシスリキュールに続き、カシスエールの販売を開始した。
子会社TOMONIゆめ牧舎は、高齢年経産牛(生産乳量が低い)の頭数調整などにより売上高は前期比95.9%となったが、経営改善が進み営業利益は前期比19百万円改善し、経常利益は黒字転換した。

※本記事はフジタコーポレーションが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。