ミタチ産業

ミタチ産業、2026年5月期は増収増益 自動車部品向け半導体販売増で純利益25.5%増

決算サマリー 2026.08.26
ミタチ産業、2026年5月期は増収増益 自動車部品向け半導体販売増で純利益25.5%増

※本記事はミタチ産業が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ミタチ産業の2026年5月期は、売上高120,327百万円(前期比+22.6%)、営業利益2,763百万円(同+28.6%)、経常利益3,054百万円(同+28.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,130百万円(同+25.5%)となり、増収増益で着地した。自動車分野は自動車部品メーカー向け半導体販売の増加などにより増収となり、民生分野・産業機器分野は前期並みの売上で推移、アミューズメント分野は遊技機関連の販売が堅調に推移した。年間配当金は1株につき80円(中間配当金40円、期末配当金40円※)とした。

目次

連結業績(2026年5月期 実績)

売上高の増加に伴い売上総利益は5,286百万円から6,063百万円(+14.7%)に増加した。一方、人手不足や物価・賃金上昇により物流費や人件費等が増加し、販売費及び一般管理費は3,138百万円から3,300百万円(+5.2%)に拡大したが、増収効果が上回り各利益は増益となった。

項目2025年5月期2026年5月期増減額増減率
売上高98,176120,327+22,151+22.6%
売上総利益5,2866,063+776+14.7%
販売費及び一般管理費3,1383,300+162+5.2%
営業利益2,1482,763+614+28.6%
経常利益2,3773,054+677+28.5%
親会社株主に帰属する当期純利益1,6962,130+433+25.5%

分野別の状況

分野別売上高では、自動車分野が75,062百万円から95,453百万円(+27.2%)に伸長し全体を牽引した。民生分野は8,778百万円から8,806百万円(+0.3%)とほぼ前期並み、アミューズメント分野は2,774百万円から3,069百万円(+10.6%)、産業機器分野は3,884百万円から4,036百万円(+3.9%)、その他は7,676百万円から8,961百万円(+16.7%)となった。

分野2025年5月期(百万円)構成比2026年5月期(百万円)構成比増減額増減率
自動車75,06276.5%95,45379.3%+20,390+27.2%
民生8,7788.9%8,8067.3%+28+0.3%
アミューズメント2,7742.8%3,0692.6%+294+10.6%
産業機器3,8844.0%4,0363.4%+151+3.9%
その他7,6767.8%8,9617.4%+1,285+16.7%
合計98,176100.0%120,327100.0%+22,151+22.6%
ミタチ産業2026年5月期の分野別売上高
出典:ミタチ産業 2026年5月期 決算説明資料 P.7

国内・海外別では、海外売上高比率が14.9%から16.2%に上昇した。セグメント利益は国内・海外合計で2,764百万円から3,415百万円に増加した。

ミタチ産業2026年5月期のセグメント売上高・利益(国内・海外別)
出典:ミタチ産業 2026年5月期 決算説明資料 P.6

通期業績予想

2027年5月期は、自動車分野で一部半導体の販売減少から売上の減少を見込む一方、産業機器分野はAI関連市場の拡大などから受注の増加を見込む。民生分野は堅調な推移、アミューズメント分野は今期と同程度の売上を見込んでいる。国内外の経済社会活動は中東情勢をめぐる地政学的リスクや各国政策に伴う金融環境への影響など不透明な状況としている。この結果、2027年5月期は減収減益を予想する。

項目2026年5月期(実績)2027年5月期(予想)増減額増減率
売上高120,327110,000△10,327△8.6%
営業利益2,7631,800△963△34.9%
経常利益3,0542,100△954△31.2%
親会社株主に帰属する当期純利益2,1301,500△630△29.6%
1株当たり当期純利益(円)267.25188.17△79.08△29.6%
ミタチ産業2027年5月期の業績予想
出典:ミタチ産業 2026年5月期 決算説明資料 P.12

株主還元

2026年5月期の年間配当金は1株につき80円(中間配当金40円、期末配当金40円※)とした。※期末配当金は2026年6月開催の取締役会で決議している。2027年5月期の年間配当金は1株につき70円を予想しており、記念配当金10円を含む(現時点の予定であり、今後さまざまな要因により異なる結果となる可能性がある)。連結配当性向は30%程度を目安に設定する方針としている。

ミタチ産業の株主還元・配当の推移
出典:ミタチ産業 2026年5月期 決算説明資料 P.11

中期経営計画

2024年度から2026年度を計画期間とする「中期経営計画2026」(“New Stage”)では、“MONOもKOTOも”のスローガンのもと、エレクトロニクスとデジタル技術をコアとした新たな価値提供により収益基盤の創出を進めるとしている。基盤であるモビリティ・産業機器分野、民生・アミューズメント分野において機能、領域、拠点の強化を行い、売上と利益の拡大を目指す。3カ年の目標として売上高1,000億円、営業利益30億円を掲げ、ROEは10%以上の維持・向上を図るとしている。

※本記事はミタチ産業が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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